INTERVIEW
"Zephyren 5th Anniversary A.V.E.S.T project vol.14"対談
2020.01.10UPDATE
2020年01月号掲載
Ailiph Doepa:Eyegargoyle(Vo) Another Story:KeiGo(Vo)
オメでたい頭でなにより:赤飯(Vo) ぽにきんぐだむ(Gt/Vo) THE冠
ビレッジマンズストア:水野ギイ(Vo) Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 新倉映見
-水野さんは"A.V.E.S.T"初参戦ですが、ほかのみなさんは"A.V.E.S.T"経験済みなので、"A.V.E.S.T"に参戦した経験などをぜひ教えていただければ。
ぽにきんぐだむ:まがりなりにもラウドロック・バンドとしてやらせてもらっているんで、このジャンルに強いイベントに出させてもらえるってことが本当に嬉しくて。"喜びの舞"を舞っているような感覚でした。2FでGENさんもニコニコして観ててくれて。
THE冠:あれだけのバンド数だから、裏が強力なバンドってときもあって。前に出たときは裏がホルモン(マキシマム ザ ホルモン)で、どえらいバンドと被ったなと思うけど、それでも自分たちを観に来てくれるお客さんと楽しむしかないよね。
水野:それは逆にお客さん目線で考えたらめっちゃヒリヒリしますね。
KeiGo:僕らは逆にホルモンの前で、俺たち売れてるのかなってちょっと勘違いしそうでした。
Eyegargoyle:SNS見てるとみんな丸つけたりしてる画像が回ってて。俺たちの前後に丸がついてて自分にはついてなかったりね。
GEN:でも、(Ailiph Doepaは)めっちゃ入ってたよね。
Eyegargoyle:あれは初年度だったからかもしれないですね。2回目なので、気を引き締めないとです。だから、タイムテーブルは気になりますね。
水野:全体をまとめると、横を気にせず、自分のステージを頑張れってことですよね。
赤飯:どんなフェスにも当てはまる(笑)。攻めたセットリストにするのもひとつの手ですよね。
水野:"A.V.E.S.T"って、すごくふるいにかけられたバンドたちが出るイベントっていうイメージがあるんですよね。その中で毛色が違う俺たちを呼んでもらえたっていうのはすごく嬉しくて。ジャンルでそこまで分けて考えたくはないんですけど、そっち側からの代表というつもりで突っ込んでいきたいなって思っています。イベントを作る側から見ると、来る人がそういう人たちだからそうなるのかなって思うところもあって、そこで評価されるのは楽しみですね。
GEN:"A.V.E.S.T"は、実は幕張(メッセ)でやろうって話もあったんですけど、やっぱり渋谷のブランドだし、東京の中心は渋谷だと思っているし、そこで勝負していきたいなって思ってるんだよね。その渋谷の本当に半径何mっていう中でやれるのがすごく好きで。あとは集まってくるお客も命を懸けてるっていうか、そういう雰囲気がいいなって思ってるんですよね。俺にとって渋谷は憧れの地だし、あのエリアがすごく好きなんで、今のまま続けていきたいなって思っています。今日もあのへんで撮影させてもらって、ラヴホテルの前で人が出入りするなかだったけど......。
THE冠:みんなそんなとこで撮ったの? 俺お地蔵さんの前で撮った(笑)。
一同:(爆笑)
GEN:冠さん以外はみんな渋谷の街で撮ったんですよ。やっぱほら、髪型とかね。
ぽにきんぐだむ:関係値が全然わからないですね。
KeiGo:絶対普通じゃないですね。
GEN:冠さんだけ飛び抜けてますね。
THE冠:飛び抜けておじさんやんな。ある種、好きにやれる年代になってきたのかなって。周りに気を使ってこれまでやってきて、それは今でもそうなんだけど、シンプルに好きなことに向かっていける年代になってきたね。なんか、まともなこと言ってるな。
一同:(笑)
ぽにきんぐだむ:大丈夫ですよ。ア〇ルパール入ってるんで。
一同:(爆笑)
-"A.V.E.S.T"の開催がいよいよ3月に迫ってきましたが、当日に向けての意気込みや、あるいは当日楽しみにしていることなどうかがえますでしょうか?
赤飯:この席に参加したみんなはア〇ルパールを入れてやりましょう。マストで。
ぽにきんぐだむ:当日は俺たちの表情に注目ですね。
THE冠:そこ広げんの。
一同:(笑)
ぽにきんぐだむ:広げるために入れてますから。
GEN:少しいい話をしましょうよ。
一同:(爆笑)
ぽにきんぐだむ:最近はフェスでもルールがいろいろあったりするなかで、"A.V.E.S.T"はキッズたちの自由な居場所になっているので、我々も好きなように、自由にやりたいなと思っています。
赤飯:せっかくいいイベントに出させてもらってるんで、いいライヴをしたいなと思っています。
Eyegargoyle:渋谷は心底嫌いな街なんで、幕張でやるならぜひ幕張でやってほしいと思ってるんですけど(笑)。GENさんが背負ってるこの渋谷を一緒に盛り上げていきたいと思っていますので、2回目ですが、常連ぶらず、慢心せず、楽しませていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
水野:先ほどいろいろいただいたアドバイスを生かして頑張りたいと思います。GENさんも渋谷は憧れの街と言っていたので、それに沿ったようなライヴを意識したいなと。カッコいいステージに出させてもらってるっていう気持ちで自分たちの音楽を楽しみたいです。普段あまり聴かないジャンルの方も多いと思いますが、きっと交ざったら楽しいものができるので、ぜひよろしくお願いいたします。
KeiGo:Another Storyにとってこれまでも重要な節目になってきたイベントだし、普段あまり対バンできないようなバンドたちと対バンできる機会なので、ライヴが一番と思っているAnother Storyとして、一番を狙っていきたいと思っています。
THE冠:GENちゃんがこれまで培ってきた歴史の中で出会ったバンドということで、僕がここに呼ばれている意味もわかっているつもりです。やれることはヘヴィ・メタルしかないんですけど、どんな世代の方であろうが、知らない方であろうが、見に来ていただいたら絶対楽しませるんで、ひとまずTHE冠を観て、暴れて、笑って、1日中"A.V.E.S.T"を楽しんでもらえたらと思います。
GEN:今年はZephyrenが5周年、ブランドを始めてから20周年を迎えますが、何度も言ってますけど、ストリートの中心は渋谷だと思っています。普段からこう見えて気張ってやっていて、これからも自然体で気合入れてやっていくので、ぜひ破壊された渋谷の街を見に来てほしいですね。あと、(私は)怖くはありません(笑)!
EVENT INFORMATION "Zephyren 5th Anniversary A.V.E.S.T project vol.14"
2020年3月1日(日)渋谷 全6会場
TSUTAYA O-EAST / TSUTAYA O-WEST / TSUTAYA O-nest / TSUTAYA O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / clubasia
OPEN 11:30 / START 12:30
出演:Ailiph Doepa / Another Story / bacho / BUZZ THE BEARS / FABLED NUMBER / Jin-Machine / KNOCK OUT MONKEY / lynch. / MAKE MY DAY / MOSHIMO / MY FIRST STORY / NEOscience / PRAISE / ReVision of Sence / ROACH / THE冠 / Xmas Eileen / オメでたい頭でなにより / ガガガSP / バックドロップシンデレラ / ビレッジマンズストア / 夕闇に誘いし漆黒の天使達 and more
【チケット】¥5,800