MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Zephyren代表GEN氏×HER NAME IN BLOOD×TOTALFAT

2018.02.13UPDATE

2018年02月号掲載

Zephyren代表GEN氏×HER NAME IN BLOOD×TOTALFAT

HER NAME IN BLOOD:Ikepy(Vo)
TOTALFAT:Jose(Vo/Gt)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江

3月10日の"A.V.E.S.T project vol.12"開催を間近に控え、HER NAME IN BLOODのIkepy、TOTALFATのJoseとZephyren代表GEN氏の異色の対談が急遽実現! イベントに対するそれぞれの想いから、過去のエピソードなど、大いに盛り上がった対談となった。

-Ikepyさんは"筋肉対談"(※2016年7月号掲載)以来のGENさんとの対談ということで、もう1年半も前なんですね。

Ikepy:そうですね! そのときも同じ場所で(撮影と対談を)やりましたよね。

GEN:あのときはほとんど服着てなかったもんね(笑)。そして、めっちゃ筋トレしてから撮るっていう。なぜか俺もカメラマンも"もっと力入れて! もっと力入れて!"とか言って力んじゃって、本当に疲れたよね(笑)。

一同:(笑)

-あれは、すごい光景でした(笑)。

Ikepy:斬新でしたね。

GEN:筋肉と音楽の関係っていうか、ほぼ筋肉だったよね。

-でも意外と、"体力とライヴとかツアーとって関係あるよね"って話もあったりして。

Jose:そこは僕もそのとおりだと思いますね。

GEN:過去一番反響あったんじゃないかな(笑)?

-激ロックのサイト上で今でもめちゃくちゃ目立ってますからね(笑)。

GEN:俺ももうちょっと鍛えなきゃダメだな。

Ikepy:俺も。

Jose:半年前くらいからオファーしないとですね(笑)。

-事前に身体を作ってきてもらわないと(笑)。Joseさんは結構トレーニングされてるんですよね?

Jose:今日もトレーニング帰りですよ。

-次回の筋肉対談に呼ばれちゃうかもしれないですね(笑)。

Jose:(笑)だいたいいつも、朝一でトレーニングしてからスタジオに入るんですけど、あんまり負荷をかけた筋トレはやりたくないんです。ギター弾くのに支障が出ちゃうんで。

前回のJoseさんとGENさんとの対談はShunさん(TOTALFAT/Vo/Ba)も一緒で、GENさんの前のブランド"Subciety"のときなので、なんと5年前です(※2013年2月号掲載)。

GEN:覚えてるよ、それもここだったよね。

-相当前ですよね。

Jose:まだ20代でしたね(笑)。今年、35歳なんですよ。GENさんと初めて会ったのは24歳くらいのときかな?

GEN:そう考えると長いなー。

Jose:HER NAME IN BLOODともなんだかんだもう長いよね。

Ikepy:バンド自体がもう10年なんで......。

Jose:でしょ? それで、Daiki(Gt)とかMakoto(Ba)ちゃんなんかは、もっと前から知り合いですしね。

-HER NAME IN BLOODをやる前から知り合いだったんですね。

Jose:そうなんです。HER NAME IN BLOODの前に、群馬で前身バンドをやってたんですよね。メタルというか、ハードコアというか、まぁ今の音楽性にも近いんですけど、そういうバンドをやってて、僕らがツアーするときに、いつも地元のバンドとして出てくれて。なので、もう知り合って12年くらいになるのかな。

-ということは、Ikepyさんより先にメンバーと知り合ってたことになりますね。

Jose:そうですね。HER NAME IN BLOODを始めるときに、なんか"すごいガタイのいいヴォーカルが入った"って聞いたんですよ(笑)。

-あの当時はまだ今の片鱗くらいでしたよね(笑)?

Ikepy:そうですね(笑)。まだ細かったですね。

Jose:言っても、まあまああったでしょ(笑)。

Ikepy:まぁ(笑)。

-骨格はありましたよね。

Ikepy:今と比べちゃうと、"ガリガリだったよね?"とかよく大げさに言われるんですけど、そんなにガリガリではなかったですね(笑)。

GEN:俺が初めて会ったときも、HER NAME IN BLOODのIkepyって知らなくて、"君、身体ヤバいね!"から入って(笑)。俺すぐ忘れちゃうんで、2回目も"初めまして。君、筋肉ヤバいね"って話し掛けてるんだよね(笑)。

一同:(笑)

Jose:Ikepyと渋谷を歩いてると、安心できるんですよね。酔っぱらった外人とかに絡まれても大丈夫(笑)。

GEN:一見すると怖いけどIkepyは優しいからね。俺はこんなんだから、話し掛けられたら怖いよね(笑)。でも、絡んではいないよね?

Ikepy:まあまあ絡んでましたよ(笑)。

一同:(笑)

-でも、その最初のインパクトが、今の関係の深さにも繋がってますからね(笑)。で、ちょっと話が戻るんですが、以前のJoseさん、ShunさんとGENさんの対談も"A.V.E.S.T"前でしたので、今回とシチュエーションは同じなんですよね。

GEN:あれでしょ、SHIBUYA-AXとeggmanの。

-そうですね。2013年3月の"A.V.E.S.T project vol.6"のタイミングですね。

GEN:あの規模でやったのは初めてだったんだよね。

-そのとき出演したのが、AIR SWELL、Another Story、EGG BRAIN、HEY-SMITH、locofrank、MY FIRST STORY、RADIOTS、Rega、RIZE、ROOKiEZ is PUNK'D、ROTTENGRAFFTY、TOTALFATっていうラインナップですね。

Jose:今、またそのメンツでやったら面白そうですよね。結構生き残ってるんで(笑)。

-面白そうですね。さらにその対談では、その前に"A.V.E.S.T"にPTP(Pay money To my Pain)と一緒に出た話もあって。そのとき(※2011年開催の"A.V.E.S.T project vol.5")はPTP主催イベントの"HOUSE OF CHAOS"と"A.V.E.S.T"で渋谷と神戸で連日対バンしたんですよね。

Jose:神戸の前日が"A.V.E.S.T"で、"打ち上げは神戸に取っておこう"って言って俺らは移動して。2バンドともヘロヘロになってた気がします(笑)。まぁ、楽しかったですけどね。

-"A.V.E.S.T"は本当にいろんな縁が重なっているイベントだなと話をするたびに思いますね。HER NAME IN BLOODとしては、昨年の"A.V.E.S.T"が復活のタイミングで。

Ikepy:復活1発目に"A.V.E.S.T"(※2017年開催の"A.V.E.S.T project vol.10")に出させていただきました。新体制になって初のライヴだったので、もちろん緊張もしたし、観に来てくれる人もたくさんいて、バンドもたくさんいたし。

GEN:俺もなんか、感慨深かったよ。前から誘っていたし、ずっと心配してたからね。復活1発目の連絡きたときは正直嬉しかったね。O-WEST(渋谷TSUTAYA O-WEST)のトリでバシッと決めてくれて、ありがとうございました。

-TOTALFATは"A.V.E.S.T"に何度か出ていますが、特に印象に残っている回はありますか?

Jose:大雪の日(※2014年開催の"A.V.E.S.T project vol.7")、かな(笑)。あの日は、開催したことについて賛否両論あると思うんですけど......。実際、雪で来られなかったお客さんもいたし、バンドも万が一機材車が事故ったら大変だし。まぁ、バンドはみんな無事に来れましたけど、お客さんはひとつのハコから動けないし、もう大変でしたね。

GEN:あの日は、もうおかしくなっちゃって、近所のコンビニへ行くのにビーサンで出ちゃったもんね。しかも結構遠い(笑)。寝れなかったし、ツイッターは炎上し始めちゃってるし(笑)。

一同:(笑)

GEN:もう振り替えはできないし、その日しかなかったんだけどね。