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INTERVIEW

Zephyren代表GEN氏×FOAD×MADALA×夕闇に誘いし漆黒の天使達

2018.05.10UPDATE

2018年05月号掲載

Zephyren代表GEN氏×FOAD×MADALA×夕闇に誘いし漆黒の天使達

FOAD:KSKN(Vo)
MADALA:Gaku(Vo)
夕闇に誘いし漆黒の天使達:小柳(Vo)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 結城 さやか

3月10日に開催された"A.V.E.S.T project vol.12"にてオープニング・アクトに抜擢されたMADALA、TSUTAYA O-Crestのトリを務めた夕闇に誘いし漆黒の天使達、TSUTAYA O-nestにて早い時間ながら早々と入場規制をかけたFOADの3組が7月開催の"Zephyren×SHIBUYA THE GAME presents In The Family vol.5"にて再度共演を果たす。その開催を前に、3バンドのフロントマンとZephyren代表GEN氏による対談が実現。"A.V.E.S.T"の裏話から、"In The Family"に向けた想いまで、様々な想いが交錯するインタビューとなった。

-3バンドともに3月に行われた"Zephyren presents A.V.E.S.T project vol.12"に出演されましたが、それぞれ感想をうかがえますか?

KSKN:ライヴに関しては、ありがたいことに入場規制をかけていただきまして。たくさん人がいたし、イベントは朝早くからだったから会場もめちゃくちゃ温まってて。ほんとに"こんな盛り上がるんだ!?"って感じでしたね。自分が1投げたものに対して、レスポンスが10とか30で返ってくる、みたいな。すごくやりがいがあるというか、めちゃくちゃ血が踊るライヴでしたね!

小柳:僕らは今回初めて出させてもらったんですけど、日ごろから聴いてるようなバンドさんとか、アイドル、ヒップホップの人たちとかがいて、楽しみにしてたらいきなり出順がTSUTAYA O-Crestのトリで。"なんかの間違いっすか......?"って思いました(笑)。それで、ありがたいことに入場規制にもなって。僕らはイロモノだと思うんですけど、自分らしさが出せて良かったかなって。ひと言で言うならやっぱり"楽しかった!"ってことですね。

Gaku:個人的な話なんですけど、バンドを始めたてくらいのときに、なんかの雑誌の付録で"A.V.E.S.T(Zephyren presents A.V.E.S.T project)"のポスターが付いていて。デカいステージに演者の人たちが並んでて、真ん中にGENさんがいて、すごくいい写真だったんですよ。それを狭い部屋の壁に貼ってて、全然意識はしてなかったんですけど、毎朝起きたら見えるし、寝るときにもそのポスターが見えてて、なんとなく漠然と"いつか自分もそこに立てたらなぁ"とは思っていたんです。それが叶って純粋に嬉しかったですね。ライヴの出番は最初で、いろいろ感じるものはありましたね。同じステージに立つアーティストは昔から知ってるような人たちばかりだったし、そのトップバッターになれて、嬉しかったし、楽しかったし。"やっと来たな!"って感じでした。

KSKN:むっちゃいいエピソード! 俺たち普通すぎ!?

GEN:FOADは"In The Family(Zephyren×SHIBUYA THE GAME presents In The Family)vol.3"(2018年1月27日に開催)に出たときからずっと"「A.V.E.S.T」に出たい"って言ってくれてたよね。

KSKN:そうなんですよ。事務所の先輩のハーネーム(HER NAME IN BLOOD)はターニング・ポイントになるライヴだったし、"In The Family"にも出れたし、これはアピールしたもん勝ちだな、と思って。酒飲んでて覚えてるかわからないGENさんに何十回も言いましたよね(笑)。そしたら、急に話が来たので"よっしゃー!"って。

GEN:大切な気持ちは覚えてなくはないんだよね。忘れてるように見えるかもしれないけど(笑)。

Gaku:最後GENさんに"お疲れ様でした!"って言ったときにはもうベロンベロンで、"名前も覚えてもらってないかも......"って思ったんですけど(笑)。でもめちゃくちゃアタックして良かったです。

GEN:そういう気持ちって大事だなと思うんだよね。さっきのポスターの話で余談なんだけど、実は"Samurai(Magazine)"(※2014年に休刊したストリート系ファッション誌)が存続してたら表紙をやる予定だったんだよね。そのポスターのときはたしか対談とかもあって、来年は"A.V.E.S.T"で表紙をやろうって話になってたんだけど、"Samurai"自体がなくなって。

-ちょうどその時期なんですね。

GEN:まぁ、いろんなものがなくなっていって、それで新しいものができるんだから、それでいいとは思うんだけどね。

-Gakuさんのポスターの話はいい話ですよね。みなさん、それぞれ憧れというか、共演して嬉しかったアーティストとかいましたか?

KSKN:僕はNOISEMAKERですね。新譜もめちゃくちゃ聴き込んでて。それまでほぼ面識はなかったんですけど、ライヴの時間がちょっと被ってたんで、終わって着替えもせずにワーっと階段を上っていって挨拶しにいったっていうのは、結構デカいですね!

小柳:これはビックリした話なんですけど、僕らのバンドはYouTubeをやってまして。YouTubeの方が有名っていうのもあるんですけど(笑)。a crowd of rebellionをめちゃめちゃ聴いてて、好きなバンドのひとつなんです。今回もライヴを観て"やっぱりめちゃくちゃカッコいいな"って思って、帰ろうとしたらその帰り際に漠(丸山 漠/Gt)さんがトントンってやってきて、"YouTube観てます!"って(笑)。

一同:(笑)

小柳:"YouTubeやってて良かったな!"って思いましたね。

一同:(笑)