INTERVIEW
Zephyren代表GEN氏×Survive Said The Prophet
2018.01.10UPDATE
2018年01月号掲載
Survive Said The Prophet：Yosh（Vo） Ivan（Gt）
Zephyren：GEN（代表）
インタビュアー：米沢 彰 Photo by 結城さやか
Zephyren代表GEN氏が仕掛けるイベント"A.V.E.S.T project"が今年も開催決定。12回目となる今回も、渋谷全7会場をぶち抜いての大規模開催となる。アーティスト第1弾発表に合わせて、今回が"A.V.E.S.T"初出演となるSurvive Said The ProphetのYosh、Ivanのふたりを招いたインタビュー＆モデル撮影を実施。偶然の出会いが導いた今回の初出演の舞台裏など、ここだけの話を訊いた。
－以前より、GENさんはサバプロ（Survive Said The Prophet）によく偶然出会うとおっしゃっていましたが、そんなによく会ってるんですか？
Yosh：特に僕がGENさんとバッタリ会うことが多いんですよね。しかも、酔っぱらってるときが多くて（笑）。最初に会ったときも、酔っぱらってたんですよ。でも、お互いに興味を持ったタイミングがバッチリで。お互いに"話したい！"っていうオーラが向き合った瞬間というか。
GEN：ロカホリ（Music Bar ROCKAHOLIC-Shibuya-）でね（笑）。
Yosh：そうですね（笑）。気づいたら記憶なくしてGENさんと会ってるときとかもあって。朝起きて、夢だったのか夢じゃないのかって、ちょっとわからないときがあるんですけど（笑）。
一同：（笑）
Yosh：それをちゃんと確認しつつ、丁寧なメールもいただいたりとかして。"昨日楽しかったね！"とか"またバッタリ会えたらいいね！"とか、そういうのが積み重なっていった感じですね。
Ivan：3人で会ったのはたしか、盛岡で......。
Yosh：それが一番最近のバッタリなんだよ（笑）。
一同：（笑）
Yosh：Ivanには、いつもサバプロのデザイン担当として、いろいろ見てもらってるところがあって、それでGENさんの話もちょいちょいしてて。
Ivan：そうなんですよ。前からGENさんの話はよく聞いてて。
GEN：俺もライヴは昔からこっそり観たりしてるからね。
－こっそり（笑）。
GEN：もともと、インタクト（INTACT RECORDS）の担当がサバプロに興味を持ってたっていうのもあって、俺もみんなに会う前からずっと気になっていて。そしたら、ロカホリにいたときに、Yoshが声を掛けてくれたんだよね。そのときYoshが俺に言ったこと、すごく覚えてて。お互いに結構酔ってたと思うけど、"俺はK（Pay money To my Pain／Vo）の生まれ変わりだ"って言ったんだよね（笑）。
一同：（笑）
Yosh：これはヤバい！ 載せちゃいけないやつ（笑）！
Ivan：それちょっと詳しく聞きたい（笑）。
GEN：俺は昔Kとナイン（NineMicrophones）をやってたわけだし、やっぱりいつも一緒にいたからね。それ聞いて"Yosh、飛ばしてくんなぁ（笑）"と思ったんだよね。そんなこと俺に言う奴って見たことなかったから、こいつ頭おかしいっていうのと同時にすごいなって思ったんだよね。
Ivan：Yoshとはもう10年くらいの付き合いになるけど、ストレートな言葉をバンッてぶつけても、その言葉に対してきちんと責任を持つ人なんだよね。それは、本当にすごいと思う。
GEN：そうだね。俺も、最初は"何言ってんだろう、こいつ？"って思ったんだけど、また別の日の朝方まで飲んでるときにバッタリ会って、Kの話になって。でも、Yoshって日本語下手じゃん（笑）。
一同：（笑）
GEN：だから、何言ってるかよくわかんないんだけど、Yoshの話聞いてたら、なぜか涙が出てきちゃって（笑）。俺、泣かない人なのに、ふたりで号泣しちゃったことがあって。それで、すごいなって思って。Yoshってやっぱり惹きつけるものがあるじゃん！？ だから最初に言ってたことも、なんとなく納得したんだよね。ライヴを観たりしてると納得できる部分もあって、それで"なんか好き！"って思ったんだよね（笑）。
Ivan：Yoshは言葉は下手だけど、なぜか伝えたいことが伝わるんだよね。感じる、というか。
GEN：そうそう。本当にビックリしたんだけど、俺泣いちゃったんだよね（笑）。
Yosh：でも、そうやって心を開いてくれることが、僕の中では大きくて。GENさんみたいに出会いから興味を持って聞いてくれる人と、そうでない人がいるけど、その中でちゃんと心の繋がりが持てる限られた人だけが本当に友達になっていくと思っていて。僕は当初、GENさんがそういう人だとは正直思ってなくて。話し掛けにくいってだけじゃなくて、ビジネスマンとしても名の知れた人だったし、いるだけでオーラが見える人だし。だからGENさんとは、そんなに繋がりを持てるイメージがなかったんですよね。僕が2011年くらいに日本に帰ってきたときには、もう違うブランドをやっていたし。それでも、お酒の勢いを借りて心を開いてみたら、GENさんの方もすぐに心を開いてくれたっていう（笑）。でも、それはIvanも同じで......。
Ivan：俺は適当っすよ（笑）。
一同：（笑）
Yosh：せっかく熱く語ったのに、説得力なくなるじゃん（笑）！ ......で、その盛岡のときも、純粋に楽しむために盛岡に行ってたタイミングというか、まぁ縁なんですけど、それがめちゃくちゃ一致してて。
GEN：あのときは助けてくれてありがとう！ 俺がちょっと喧嘩しそうになったときに、Yoshが間に入って仲直りのテキーラを入れてくれて。でも、仲直りのテキーラの量がやたら多い！ 結局何杯飲んだかわからないよ（笑）。
一同：（笑）
Yosh：ヤバかったですね、あの日は。お気に入りのPUMAの靴を履いてたんですけど、次の日、Ivanが起こしてくれて、"おい、もう行くぞ！"ってとりあえず荷物をまとめて、外に出たらなぜか靴がなくて。なぜか僕のお気に入りの靴は片方なくなるんですよ（笑）。
Ivan：半分ホテルのスリッパ、半分PUMAで出てきて。"お前、今日それでライヴすんの（笑）？"って。
一同：（笑）
Yosh：それで、次の日GENさんに会ったら、"おぉ、Yosh！ 昨日はヤバかったな！"とか言って、僕らよりずっと飲んでたのに、超元気で（笑）。"いやぁ、ライヴ超楽しみにしてるわ！"とか言って。
一同：（笑）
GEN：あの日は楽しかったなー。
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