INTERVIEW
Survive Said The Prophet
2015.04.13UPDATE
2015年04月号掲載
Member:Yosh Morita(Vo) Takuya Suzuki(Gt) Sho Okada(Dr) Ivan Kwong(Gt) Yudai Kato(Ba)
Interviewer:荒金 良介
-過去にバンド単位でインタビューを受けたことは?
Yosh:海外ではあるけど、日本では初めてですね。海外で取材を受けるときは英語でやるから、僕とIvanが基本的に答えてます。こういうふうにひとりひとりの意見や気持ちを伝えるのは日本でしかできないことなので、これがバンドとしての初取材です。
-過去に台湾、香港、シンガポールでライヴをやってますよね。
Ivan:そうですね。あっちのフェスに出たときに取材や雑誌のインタビューを受けました。
-海外ではどんな質問をされます?
Yosh:フェスのミート&グリードがあって、人前で取材されたことがあって。オモチャみたいな小さなピアノで、"今日やる曲を演奏してください"とアドリブで振られて。自分は普段は歌うだけなので、そのピアノでベースの音を弾いて、シングル曲を歌いました。めっちゃ恥ずかしかったですね。
-早速、今作の感想を言うと、いきなり隙のない完成度で驚きました。結成11年ですが、バンドはどんなふうに始まったんですか?
Takuya:僕とYoshがオリジナル・メンバーで、Yoshとは前身バンドでも一緒で、俺がそのバンドを先に辞めたんですよ。それから毎晩電話がかかって来て、"バンドやろうよ"と1ヶ月くらい言われて、"面倒臭くなったからやるわ"って。
Yosh:1ヶ月の間にいろんないいわけをして、自分の家に呼びました。"こんな曲を書いたんだ"と言うと、"お前のフレーズ、ダセえ!"と返されて。それからTakuyaが代わりにギターは弾いてくれて、曲が完成するんですよ。これは一緒にやるしかないんじゃないって。
-YoshさんはなぜそこまでTakuyaさんと一緒にバンドをやろうと?
Yosh:自分、インターナショナル・スクールにずっと行ってたので、周りも外国人が多かったんですが、(Takuyaは)日本人で洋楽エモ、スクリーモ、パンク・ロックを心の底から愛してる仲間が日本にもいた!と思った初めての人だったんです。
Takuya:それから聴いてる音楽とか話すようになって。
Yosh:僕はBLINK-182が大好きで、ギターを弾き始めたのもBLINK-182がきっかけで。ふたりともBLINK-182が大好きで盛り上がったんですよ。でも俺はギターがヘタクソで、ヴォーカルに関してはTakuyaも認めてくれたから、しばらくして今の編成で始めました。
-現在の音楽性とBLINK-182はそんなにすぐ繋がりませんが。
Yosh:みんな音楽的なルーツや歳も近いけど、ひとりひとりの好みの音楽が濃すぎて、それがSurvive Said The Prophet(以下:サバプロ)になってるのかなと。6月から正式メンバーになったShoも入る前にルーツの話をして、BLINK-182で盛り上がりました。
Sho:僕もルーツはBLINK-182ですね。ポップ・パンクから派生して、それぞれ聴く音楽も変わって、それが面白くマッチングしたのがサバプロなのかなと。
-ひとりずつ好きな音楽を訊いてもいいですか?
Sho:僕はMUSE、NINE INCH NAILS、邦楽だとthe band apart、DOPING PANDAを聴いてましたね。
Yudai:入り口はUKの古い音楽で、THE BEATLES、JAPANとか親が聴き狂っていたのでその影響が大きいですね。日本だと爆風スランプにすごくハマッたり(笑)、雑食でいろいろ漁ってました。