MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Zephyren代表GEN氏×SALTY DOG

2016.12.12UPDATE

2016年12月号掲載

Zephyren代表GEN氏×SALTY DOG

SALTY DOG:INGER(Vo) NEMESAN(Dr)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江

-今日はいつもと様子が違いますね。

GEN:いつも野郎としかやってなかったからね。

NEMESAN:女性ヴォーカルと関わるのは珍しいですか?

GEN:そうだね。やっぱり女の子は緊張するね。シャイなので。いかつい男の方が楽です(笑)。

一同:(笑)

GEN:ネメ(NEMESAN)がいてくれてよかったよ。間に入ってくれるし、ヤバそうな食い物は頼んだよ。でもネメも危ないよな。俺は酔っても記憶はあるから。こないだネメを見たら、自分のカバンの中身を出して、なんか数えてしまって、また出してしまって......ってやってて。ヤバいなって(笑)。

NEMESAN:(酔うと)違う人になっちゃうんですよ(笑)。

INGER:たまに、飲んでるときに目を見ると"この人はもうNEMESANじゃない"ってときが(笑)。

GEN:俺もネメに絡まれるからね。

一同:(笑)

NEMESAN:(料理を見て)これ食えないじゃん、INGER(笑)。

INGER:食べてみる......。

NEMESAN:生魚ダメなんですよ。

-ノルウェー生まれなのに!?

INGER:ホント、あり得ない......ノルウェー人としてクソだね(笑)。

一同:(笑)

INGER:でもこのパンは、絶対食べてほしい。

GEN:うまい?

INGER:うまいっていうか、身体にいい(笑)。

GEN:なんていう食べ物?

INGER:Rugbrod......、ライ麦パン?

GEN:うまいな。なんて言ったらいいのかわかんないけど......。

INGER:味はあんまりだけど(笑)、身体にいい。お母さんがいつもお弁当とかに作ってくれたの。ノルウェーの弁当はパンなの。これしかないから食べてた(笑)。

一同:(笑)

GEN:味はやっぱり日本の食べ物と違うよね。なんか、全部新しいな。

NEMESAN:これ、懐かしい味なの?

INGER:そう、嬉しい。

GEN:これはうまい。酒に合う。

INGER:よかった! ......酒に合う(笑)。

-基準はそこなんですね(笑)。

GEN:うーん、食レポは難しい(笑)。

NEMESAN:あんまり日本にない味ですもんね。

INGER:でもIKEAに行けば売ってるよ。

GEN:IKEAに売ってんの(笑)?

INGER:売ってる、売ってる。

GEN:IKEAってノルウェーなの?

INGER:スウェーデンだけど、まぁ同じだから。

-IKEAには北欧の食べ物も売ってるとは聞きますね。でも遠いからなかなか行けないですよね。

GEN:ホントに? 俺、たまに行ってるよ。Zephyren Tokyoのクローゼットは自分で色塗ってカスタムしたやつだから。

-そうなんですか!?

GEN:そう。そのときは、うちのアル中のスタッフと一緒に買いに行ったんだけどさ、電車の中で酔っ払って結構迷ったんだよな(笑)。

一同:(笑)

GEN:ちなみにもともとはどういうふうにできたバンドなの?

INGER:もともとはベース(TOMOYA)と私が大学の友達で。

NEMESAN:俺は一番あとに入ったんですよ。

INGER:NEMESANに会う前は、ギターにはふたり違う人が入ってて、ドラムもすごいいろんな人が入ったりで。みんなセッション・メンバーみたいな感じで。で、結局最初のPVのときにNEMESANが入って。入っていきなりPV撮影、みたいな(笑)。

GEN:INGERは留学生だったの?

NEMESAN:そうですね。それで、ベースとギターがそこの先輩後輩みたいな感じで。もっと他のメンバーもいたんですけど、最初はその3人と、別のドラムがいて。そのギターと俺が、高校生のときに違うバンドやってたんですよ。で、その繋がりで、前のドラムが抜けたときに俺が入ったっていう。だから、俺は全然違う大学なんですけど。

GEN:そうなんだ。でも、ヴォーカルが日本人じゃないっていうのは、初めから全然違って見えるよね。

-それはかなりありますよね。

GEN:正直、昔から服を作るときに女の子のお客さんとか全然意識してなくて、あくまで仲間の野郎の着る服(笑)。それでもありがたいことに、女の子のお客さんが増えてきて。いつか女の子のモデルを使って雑誌とかメディアに出してみたいなって思ったことはあるけど。そんなに深く考えてなくて。でもINGERは実際に会う前から印象に残っていて、カッコよくZephyrenを着こなしてくれそうな気がして今回モデルをお願いしました。

-女性だからっていうことではなく、単純にINGERが着たらカッコいいだろう、っていうことですね。

GEN:ファッション・アイコンとしてもイケると思ったので起用しました。本当はネメも撮ろうかなって思ったんだけど、コンセプトがブレるなと思って今回は外しました。すいません。今日はヤバい酒担当で(笑)。