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INTERVIEW

Zephyren代表GEN氏×MY FIRST STORY

2016.03.11UPDATE

2016年03月号掲載

Zephyren代表GEN氏×MY FIRST STORY

Zephyren:GEN(代表)
MY FIRST STORY:Teru(Gt) Hiro(Vo) Nob(Ba)
インタビュアー:米沢 彰  Photo by ゆうばひかり

-まずはGEN さんとMY FIRST STORYの最初の出会いからうかがえますでしょうか?

GEN:もともと、PTP(Pay money To my Pain)が大好きでK(Vo)にいつもくっついているNori(MY FIRST STORYのプロデューサー)がいて、いつも一緒にいるから何となく話すようになったんだけど、俺も当時Kと一緒に"Nine Microphones"というブランドを立ち上げたころだったかな。それでNoriと出会って3回目ぐらいかな、一緒に酒飲んでいたらNoriが"PTPよりカッコいいバンドを作りたい。レーベルをやらせてください"って言ってきて。それが"INTACT RECORDS"を立ち上げたきっかけ。ちなみに、"INTACT RECORDS"っていう名前もKがつけてくれた。そのあとにまだ高校生だったHiroと出会って、そのころはまだ制服を着てたけど。そうしてマイファスが始まってからすぐに"A.V.E.S.T."にも出てもらって。

Nob:すぐに出ましたよね。

Hiro:俺よく覚えてるけど、8月に結成して11月に出て。

Teru:曲はできてたけどまだ歌詞がなくて、適当に歌ってて。やっている間、すごく近いところでK君が見てくれていて、あの威圧感はすごかった。

Nob:過去イチですね。

Teru:これからもあんな威圧感を経験することはないと思うけど。

GEN:Kは真面目だからね。心配だったと思うよ。

Hiro:俺は気づいてなかったな。それで今でも覚えているのはA.V.E.S.T.の集合写真にメンバー全員が間に合わなくて写ってなかったことで。全員に怒られて。

Teru:あったね。

GEN:そんなことあったの!?

Hiro:待たせるなんて本当にありえないことを。

GEN:それウケる。

Hiro:いやもう全然ウケない。当時の俺たちは全員笑えなくて。

Teru:あー、もうバンド続けられないって。マイナスからのスタートだと思ってましたね。

-お互いの最初に会ったときの印象はどのようなものでしたか?

GEN:正直、一度やってみたい気持ちがどこかにあったんですよ。カッコいいなと思ったバンドが売れることが多かったですし、そういうバンドがどんどん売れていくのを見ているのが心地よかったんですよ。それで、イチからやってみるのもいいなって。最初に会ったときはまだ高校生だったし、今思うと、昔はもっと可愛かったなって(笑)。

Hiro:そうですね(笑)。

一同:(笑)

Teru:否定しないんだ(笑)。

Hiro:第一印象はいいってよく言われるからね(笑)。

GEN:実際、最初の印象はそんなにあるかと言われるとそんなに残っていなかったですね。どっちかというと最初のA.V.E.S.T.でも観たけど、不安な感じが強かったかもしれない。ドキドキしたのはよく覚えていて。Kといろいろ言ってた。

Teru:Kさんは終わったあとに"俺らを前によく頑張ったな。よくやった"って言ってくれて、握手してくれて。そのときは"よかった"って手応えがあったんですけど、今から思ったらまだ全然いいライヴはできていなかったな、と。

GEN:あのときってどんぐらい緊張してたの?

Teru:緊張しかしていなかったですね。

GEN:あのときってPTPが出て、TOTALFATが出て、難波さん(難波章浩 -AKIHiro NAMBA-)が出て、あとは......。

Teru:dustbox、あとは俺たちですね。

-逆にGENさんの印象はいかがでした?

Hiro:よくも悪くも、そんなになかったかな。

GEN:印象がないんじゃ俺のいいとこねえじゃねーか! 俺はインパクトしかないんだぞ(笑)。

一同:(爆笑)

Hiro:不信感もなかったから。人に初めて会うとき、僕は警戒心がかなり強くて、人の心に土足で踏み入ってくる人は好きじゃないんです。年上の人と接すること自体は多くて、メンバーも年上ではあるんですけど、それとは違う感じで。安心感があるというか、そこまで警戒していなかったですね。そのときはまだレーベルの話もなくて、何もない状態でNoriからの紹介で会って。ブランドのことも知らなくて、素の状態で会ったのに信頼感がすごくあって一発目からすっと入ってきたみたいな。だから不安とか迷いとか、まったくなかったですね。

Teru:HiroとNobは先にマイファスに入った状態で、僕だけあとから入ったんです。前にHiroとバンドやっていた時期はあったんですけど、すぐに自然消滅しちゃって。それから本気でバンドやりたいと思ってヴォーカルを探していたんですけど、そしたらNoriから"ギター弾きたいの?"って連絡がきて。そのときに"Subcietyって知ってる?"って聞かれて、そのときはよくは知らなかったんですけど、付き合っていくうちにだんだんわかってきて。最初は"ヤバい人だろう"って勝手に思ってて、サングラスだしロン毛だし、殺し屋みたいだし。親とあまり年齢も変わらないぐらいだっていうのもあって。

GEN:Teruの親父さんはもともとヨコさん(UNITED)と対バンしたことあったりとかね。

Hiro:意外な繋がりがあったんだよね。俺よりもある意味繋がってて。

Teru:それで全部託せるというか、Noriも含めて、GENさんに全部託して自分たちのことを頑張っていこうという姿勢ですね。

GEN:当時、Subcietyをやってて、Kと一緒にNine Microphonesが始まって、そうしている間にMY FIRST STORYも始まる。日々ベストは尽くしてたけど、俺は自分を普通の人間だと思っているので、"こんなに面白いことばかり起きるのか!?"って"こんなに幸せでいいのか!?"って本当に思ったね。MY FIRST STORYも絶対的な自信があったし、あのころが懐かしい。

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