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COLUMN

G-FREAK FACTORY 打たれる出た釘・打たれない出すぎた釘 第五十四回

G-FREAK FACTORY 打たれる出た釘・打たれない出すぎた釘 第五十四回

あけましておめでとう。雪がやっと冬っぽさを連れてきたこの頃、寒暖の差に身体がシビれる日を感じてる。また速攻で1年過ぎたな。な、令和8年。

初めての経験となるレーベルツアーを。5バンドのカップリングで5か所を巡るBADASS TOUR。大所帯の同じラインナップで構成されるこの旅は、変わらぬソフトでハードを変えていく。異種のバンドが重ねるごとにそれぞれのチャンネルのマンネリ化を避けるべく趣向を考えて挑むことが本当に面白く、メンバー間のグルーヴが加速していくのが解る。スタッフにはとても大変なことだけど、是非またこれを開催していただきたい。

安中市長の進言もあり、市政合併20周年を記念してDOMANNAKA2026という音楽フェスを安中市で開催することになった。ドマンナカという命名。言わずもがなDOMANNAKAはDOM-ANNAKAと解体すると安中をそのまま含むワードだったから。この日ばかりは真ん中になって欲しいという切なる希望みたいなものを載せた雰囲気で。しかしながら安中市を形容するならば、学校は閉校し病院やコンビニは数えるほど。電車は1時間に1本。止められない過疎化と少子化が進み狂った町。この現実も丸々と知って欲しいと思い、前例の無い難儀に挑戦する。町を捨てた人たちも多数。俺はこの土地を選んで移住してくれた方々や、宿命的に今も安中市で暮らすいわば地元のインディアンたちと有志の実行委員会を立ち上げ、1年間何度も打ち合わせとすり合わせを繰り返した。共通点は現状打破。このまま指を咥えて落ちていく町を見過ごすことなどまっぴら。術も解らずどうにもできない。いや負を並べたらキリが無い。開き直って俺たちは探した。自分たちの誇れるものや場所を。そしてようやくイメージができた。JR東日本のご好意で臨時列車の運行。そしてトロッコで会場に行けるフェス。廃止になって久しい横川、軽井沢間の廃線を歩いて会場に入るフェス。さらに温泉に浸かりながらバンドサウンドが聴けるフェス。山頂まで毎年見に行ってた御来光を三味線と共に見に行くフェス。俺が知る限りこんなイベントは聞いたことが......無い。これしか無い。いや、こんなにある。DOMANNAKAのきっかけをくれたことで自分の町を歩き直し、良い部分も再認識することができた。ここに皆を招けたら、きっと気に入ってもらえる? はず? というイメージ。これはイケる? かも? とね。あとはローカルの仲間と音楽仲間と走るだけ。遊びに来て欲しいよ。

年々、過ぎるのが早くてね。バタバタで行事にも触れられずに年が明けた感覚が全く無いけれども、災害や戦争が無い年になったらいいな。ビジネスに巻き込まれて、心ある人が苦しむようなことの無い世の中になったらいいな。幸せを間違えずにできるだけ長く、そして濃く生きてくれたらいいな。良い年にしよう。今年こそは! と毎年思っている普通の感覚で、PEACE & YAH-MAN

 
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