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INTERVIEW

LOW IQ 01 × G-FREAK FACTORY

2019.04.24UPDATE

2019年05月号掲載

LOW IQ 01 × G-FREAK FACTORY

ソロ活動20周年を迎えるLOW IQ 01が約2年ぶりになるアルバム『TWENTY ONE』を発表。そして、G-FREAK FACTORYが約11ヶ月ぶりになるシングル『FLARE/Fire』をリリースということで、今回は"いっちゃん"ことLOW IQ 01とG-FREAK FACTORYの茂木洋晃によるスペシャル対談をお届けしたい。90年代から現在まで第一線でシーンを走り続けている二者の対談は先輩後輩の枠を超えて、何か強く惹かれ合うものがあったようだ。さらにお互いの新作に対する感想も聞いているので、そちらもぜひ読んでほしい。

LOW IQ 01
G-FREAK FACTORY:茂木 洋晃(Vo)
インタビュアー:荒金 良介 Photo by ゆうばひかり


01さんは常に塗り替えてる感じがする(茂木)

-まずはおふたりの出会いから教えてもらえますか?

茂木:出会いってどこですかね?

01:最初に話したのは覚えてる。名古屋ダイアモンドホールで10年前ぐらいかな。サーキット・イベントがあったんだけど、初対面でこれまでのバンドの経緯とか全部話してくれたのよ。

茂木:聞かれてないのに話してたんですね(笑)。

01:だから、初めて会ったときに"苦労人だね"と言ったね。

茂木:ふふふ(笑)。俺はとにかくステージの下から観ているキッズでした。でも、いつか01さんに会えるかもしれないなとは思ってましたね。ロック・スターに。

01:ロック・スターって自分で言ってただけだから(笑)。

茂木:いや、ロック・スターですよ。でも"京都大作戦"でお会いしたのが初めて会ったときだと思ってました。

01:いやいや、名古屋ダイアモンドホールの楽屋で、一発目から深い話をしたんだよ。90年代の話もすごくしてくれたからね。

茂木:俺はアメリカのパンクを聴いて"これだ!"と思ってアメリカに行ったけど、日本に戻って来たら"AIR JAM '98"が豊洲ベイサイドスクエアでやってて、"うわっ、こんな状況になっているんだ"って感じたんですよ。洋楽かぶれだったけど、"日本の方がヤベぇじゃん!"って。

01:結成って何年?

茂木:97年です。

-茂木さんがSUPER STUPIDを初めて観たのが"AIR JAM '98"ですか?

茂木:そうですね。もちろん音源は聴いていたし、当時"DEVILOCK(DEVILOCK NIGHT)"のビデオを観てたけど、今よりも世の中が不便だったからこそ、情報を求める力は強かったですね。

-茂木さんがSUPER STUPIDを知ったきっかけは?

茂木:きっかけというか、気づいたら巻き込まれてました。

01:バンド単体じゃなくて、あのシーンのバンドは全部CDを聴いてたってことだよね。

茂木:はい。90年代のアメリカのロックがすごかったように、90年代の日本のロックはすごいクオリティだったと思うんですよ。それぞれの役者のコントラストがはっきりしていたし、全員が主役ぐらい、キャラが立ってましたからね。

01:俺はよく新日本プロレスに例えるんだけど、アントニオ猪木、藤波辰爾、タイガーマスクがいて、今はそれを経て、また違うエンターテイメントをやってる次世代がいる。そのどちらもプロレスだと思うしね。ただ、長年いる俺としては"あの時代は良かった"と言わないようにしてる。進行形じゃないといけないから。

茂木:そうですね。

01:そこで止まっていたら新しい仲間もできなかったしね。"昔観てました!"と言ってくれた人と対バンできるというときは、あのときにやめなくて良かったなと思うし。今年ソロ20周年になるんだけど、まぁ、よくやってるなと。

茂木:バリバリ更新してるじゃないですか!

01:いやいや、同期のバンドもすげぇ頑張ってるしね。90年代にやっていた人はそれなりのセンスとスキルと才能があるわけで。さすがにみんな歳は取るけど、そこは老いをどうケアするかだね。

茂木:01さん、全然変わらないですよ。

01:若作りです。ただ、気持ちがフレッシュじゃないと音楽的にも煮詰まっちゃうから。

茂木:それはどういう風にやってるんですか?

01:たぶんなんだけど、ソロだからかなって。バンドは仲が悪くなる時期もあるし、方向性が変わることも出てくるだろうし――メリット、デメリットどちらもあるんだけどね。俺がソロをやってるメリットは、壁がないというか、一番ワガママを言えるし、好きな音楽しかやらないこと。でもアクセルだけじゃダメで、多少ブレーキも必要になってくるし、ソロをやっていくうちにそれもわかってきたから、インタビューでよく言うんだけど、ぶち当たらないようにしてる。

-ぶち当たって気づくわけではなく?

01:ぶち当たらないようにする。例えばできないときはできないでしょうがないから。なるべく早く答えを出したい気持ちはあるんだけど、今出さなくてもいいかなって。

茂木:それは今の俺のプライベートにビシビシ響きます(笑)。

01:はははは(笑)。一気に片付けるとお手上げになっちゃうから、ちょっと突破口を見いだせたらいいんじゃないかな。ソロは欲張れちゃうんだけど、欲張りすぎてはいけないこともわかってくるしね。ソロだけど、バンド以上にバンドだなと感じることもあるから。

-茂木さんは01さんの音楽性に関してはどう感じてます?

茂木:こういうふうに歳を取りたいなと。01さんは楽器を背負うとスイッチがバチーンと入るし、音楽的にも日々進化しているなと思うんです。自分もそうありたいですね。俺は視野が狭くなりがちだけど、01さんは常に塗り替えてる感じがします。