DISC REVIEW
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前作より約3年ぶりとなる7thアルバムは、LOW IQ 01の脳内フェスを音源化した賑やかな作品に仕上がった。細美武士(the HIATUS/MONOEYES)、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、Tokyo Tanaka(MAN WITH A MISSION)など錚々たるヴォーカリストとの共演曲も全14曲中5曲収録されているのもポイント。また、01自らウッド・ベースを弾いたロカビリー調の「1958」、切ない歌モノが心に沁みる「tokeru」、勝手にしやがれの田中 和とSCAFULL KINGのNARIが参加したインスト曲「Bajamar」も妙味が出ている。そして、何よりヘヴィでエッジの効いたパンク・ロックの勢いが浮上し、ストレート且つエネルギッシュな音像にもやられた。 荒金 良介