INTERVIEW
Zephyren × MAKE MY DAY
2019.06.10UPDATE
2019年06月号掲載
Zephyren主催イベントへの出演から、3月、そして5月と立て続けに配信シングルをリリースするなど、勢いを増すバンドの今後まで、MAKE MY DAYがZephyren代表 GEN氏と共に様々に語った対談の模様をお届けする。
MAKE MY DAY:Isam(Vo) Julian(Gt) U-ske(Ba)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 結城 さやか
-MAKE MY DAYは"A.V.E.S.T project vol.12"、"A.V.E.S.T project vol.13"と2年連続参戦を果たしていますね。初参戦のときと比べて2年目は、違いはありましたか?
Julian:最初は初登場だから"がむしゃらにぶちかまそう"みたいなマインドだったんですけど、連続で出るからにはそこには何か期待がある気がしていて。誰かに言われているわけではないですけど、ステージが大きくなって"前年を超えないといけない"というプレッシャーを感じていましたね。そのタイミングで新譜(2019年3月リリースの配信シングル「Searching For The Fate」)もちょうどリリースしてたんで、初年度とは違う緊張感もありました。
Isam:昨年はasia(渋谷clubasia)でやって、そのときに最後の煽りで"僕らはもっとデカいステージでやりたい"って言って。本当はEAST(渋谷TSUTAYA O-EAST)を狙ってたんですけど、それでも着実にワンランク上のステージ(渋谷TSUTAYA O-WEST)でやれたことに感謝してます。今年もまた同じように言ったので、"A.V.E.S.T"の日からずっと"来年は俺たちのレベルを上げて、EASTのステージに立てるように"って考えて頑張っていますね。
U-ske:僕は歌ったりMCをしたりする人間ではなくて、ステージでがむしゃらにやるだけの人間なので、成長しているんだよっていうのを見せれればいいかなと。自分の中でそれだけがあったかな。あとは普通に楽しめればいいかなと思ってます。
-そして今回は"In The Family vol.8"(2019年7月20日渋谷THE GAMEで開催)への出演も決まりましたね。
Julian:8回もやってるんですね。
GEN:やってるね、実は。いろいろと、だいぶ楽しくやっていますよ。アグレッシヴにやってるから。
-"In The Family vol.2"、"In The Family FEST"と"In The Family"についても複数回出演していますが、"A.V.E.S.T"との違いを感じることはありますか?
Julian:"A.V.E.S.T"って、すごく規模がデカいサーキットじゃないですか。だからリアルなことを言うと"A.V.E.S.T"(の全体像)をあまり体感していないんですよね。ガーッとやって終わりみたいな感じで。"In The Family"はライヴハウスでやってるイベントだから、全体を感じてやれる気はしますね。規模感の違いによるリアルさというか、現実味の違いというか。
U-ske:"In The Family"のほうは、いつも使っているライヴハウスで、見たことある面子もいて、気が楽です。ファミリー感のあるイベントだなとは思いますね。
Isam:基本的にやることはあまり変わらないんですよね。時間も30分で。特に"A.V.E.S.T"だからこう、"In The Family"だからこうとかっていう明確な違いはないんですけど、あえて言うのであれば、"他のバンドのライヴをしっかり観れる"というのがありますね。"A.V.E.S.T"は、規模がデカいのもあるんですけど、お客さんも本当にすごく多くて。"In The Family"で渋谷THE GAMEに人がいっぱいいるのもヤバいですけど。
GEN:俺は"In The Family"のほうが好きだけどね。("A.V.E.S.T"だと)誘っておきながら全部観れないし、移動もダッシュしないといけない。あと、規模が大きいので大変で、毎年"もう二度とやりたくない"と思いながらも、翌年もやっています(笑)。
-これだけ度々イベントにも出ていて、モデルもやっていて、GENさんはMMDを本当に好きですよね。
GEN:それは付き合いも長いし、マイファス(MY FIRST STORY)もお世話になったし、"NineMicrophones"でもモデルをしてくれているし......。なんでもっと売れないんだろって思ったこともあるバンドだったので、少しでもフックアップできればいいなとは考えてはいたけど、本人たちに動きがないとこっちも何もできないというか。できることが限られてきますからね。なんかいろいろ言ったことはあると思いますよ(笑)。
-今回の"In The Family vol.8"ではヒステリックパニック、Another Story、frail、From the Abyssとの共演となりますが、特に仲がいい、あるいは関わりが深いバンドやメンバーはいますか?
Isam:僕はヒスパニ(ヒステリックパニック)ですかね。とも(Vo)とTack朗(Gt/Vo)と$EIGO(Gt/Cho)が、みんな同い年なんですよ。だから"A.V.E.S.T"のときもそうですけど、終わったらすぐ連絡取り合って飲みますね(笑)。ともはともで、(俺たちが)名古屋でライヴするときは来てくれるとかして。そのときは、ともと個別で飲むとかもしますし、ヒスパニとは基本的に交友関係が深いです。
Julian:僕的にはアナスト(Another Story)ですかね。同期ってもう次々といなくなってて、マジの同期ってアナストだなって思って。一緒にツアーとかはないですけど、腐れ縁みたいなところもあります。
U-ske:同じく"In The Family"の枠内でならアナストですね。あの中で連絡先知ってるのはアナストぐらいです。K-MASA(Ba)、酔っ払うと面白いですよ。