MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

SALTY DOG

2014.03.13UPDATE

2014年03月号掲載

SALTY DOG

Member:INGER (Vo) KENT (Gt/Prog) TOMOYA (Ba/Cho) TAKA-爺 (Dr)

Interviewer:小林 詩央里

-激ロック初登場ですので、簡単にプロフィールから伺っていきたいと思います。2011年9月、留学で来日していたINGERさんと、大学の同級生だったTOMOYAさんでバンド活動を始められたということですが、経緯を伺えますか?

TOMOYA:もともと大学が一緒で、INGERはそのときノルウェーと日本をしょっちゅう行き来してて。その頃から遊びでSALTY DOGという名前でコピー・バンドをやっていたんですが、INGERが長く日本にいることが決まって"じゃあちょっと(本格的にバンド活動を)やってみようか"と始まったのが、結成年月の2011年9月なんです。この時はまだ前身バンドのメンバーで、1年半前にKENTが加入して、1年前にTAKA-爺が加入したんです。なので結成当初と今ではサウンドが全然違います。

-結成当初はどんなサウンドだったのでしょう?

TOMOYA:SUM 41やTHE OFFSPRINGが好きで、前のギタリストがパンクをやっていた影響もあり、パンク、エモ系のロックをやっていました。そこにストリングスやピアノを取り入れたりして。で、前のギターが脱退してメタラーのKENTが入ってきたので(笑)、徐々にメタルコア、スクリーモ寄りのサウンドになっていきましたね。

KENT:僕はヘヴィ・メタルとJ-POPを聴きながら育って。今のSALTY DOGのサウンドは日本のラウドロック・シーンのサウンドから影響を受けています。CrossfaithとかARTEMAとか、尊敬しています。

-他の皆さんは普段どんな音楽を好んで聴かれるんですか?

TAKA-爺:僕はMOTLEY CRUEとか、80年代のハード・ロックばかり聴いていました。SALTY DOGを始めてからスクリーモとかもかじる様になりましたけど、原点はそこですね。

TOMOYA:僕の音楽の原点はサザンオールスターズなんです。そこはKENTも一緒なんですけど。なのでツアーに行ったとき、他の2人が寝てると車内ではサザンが流れています(笑)。

KENT:森の中でサザン聴いています(笑)。

TOMOYA:そうそう。あと僕実はアニソンがめちゃくちゃ好きなんです。ジャンル関係なしに、メロディが立っている音楽が好きですね。

INGER:私はもともとTHE OFFSPRINGやLINKIN PARKを聴いて、バンドをやりたいと思いました。今はAFIがすごく好きです。あとは日本のラウドロックも聴きます、SiMとかcoldrainとか。

-女性ヴォーカルのバンドは通ってこなかったんですか?

INGER:ほとんど聴いてないです。最近PARAMOREが好きになったくらい。あんな風になりたいな、とは思います。

-ヴォーカルのHayley Williamsはファッション・アイコンとしても影響力のある方ですものね。さて、今作はSplatter Recordsからの初リリースということですが、Splatterに所属したいきさつを簡単に教えていただけますか?

INGER:昨年5月ごろにSplatter Records 所属のCANTOYと(Splatter Records代表の)加藤さんと打ち上げで出会って、少し話をして。そうしたら後日メールがきたんです。アメブロから。

-アメブロからですか?

INGER:そう。私はアメーバを全然見ないので、返信するのに時間が経ってしまって。 レーベル加藤氏:INGERが打ち上げで"SALTY DOGというバンドをやってる"って言ってて、興味があったんで家に帰ってチェックしてみたんですよ。で、面白そうだなと思って。ただ、コンタクトの仕方が全く分からなかったんです(笑)。

INGER:久しぶりにアメーバを開いたら"すごいメールがきてる"と思って(笑)。それでとりあえずTOMOYAにそのメールを転送したんです。

TOMOYA:(INGERは)長文とか難しい漢字は読めないんで。僕が文章を作ってINGERに返信してもらいました。

-メールがきたときはどんな気持ちでしたか? やっぱり嬉しかった?

TOMOYA:天地が跳ねかえるような喜びではなくて。レーベルに所属するからには、これから頑張らなくちゃいけないというプレッシャーのほうが大きかったです。しかもちょうどその時は"SALTY DOGの音"を作り上げることに悩んでいた時だったんですよ。でも所属が決まって、リリースの話などがどんどん進むし、"間に合うのか!?"っていうプレッシャーも相まって。おかげで肝が据わったというか、覚悟が決まりましたね。そういう意味ではタイミングはすごい良かったです。