INTERVIEW
神使轟く、激情の如く。× 夕闇に誘いし漆黒の天使達
2021.07.12UPDATE
2021年07月号掲載
"神激"こと"神使轟く、激情の如く。"がアーティストを招いて座談会を開催する企画を激ロックで連載中。その第10回目に"夕闇に誘いし漆黒の天使達"が参加してくれた。名前の雰囲気も、音楽とYouTubeでマルチに活躍するあたりも、出会うべくして出会ったかのようなこの両者。音楽やライヴ、MCへのこだわりはもちろん、YouTuber同士の話題まで、今回ならではの取材の模様をお届けする。
神使轟く、激情の如く。:実久里ことの 生牡蠣いもこ 涙染あまね 三笠エヴァ 二日よいこ TiNA
夕闇に誘いし漆黒の天使達:小柳(ブス担当/Vo) ミスター千葉(声出し/Gt) ともやん(Ba/シンガロンガー) にっち(Dr/飯食い)
インタビュアー:宮﨑 大樹 Photo by うつみさな
-神激の連載企画第10回に"夕闇に誘いし漆黒の天使達"に登場していただきました。"神使轟く、激情の如く。"と"夕闇に誘いし漆黒の天使達"ということで、とにかく名前の親和性が高いです。
一同:(笑)
小柳:読み間違えられません?
ことの:間違えられます(笑)。
小柳:ですよね(笑)。
にっち:同じ悩みを持つ人たち(笑)。
-お互いに存在は知っていたんですか?
ともやん:トラック(アドトラック)で。
小柳:俺は1発目のMVを出したタイミングくらいから知ってました。バンド・サウンドのアイドルをディグっていたときに知って。変な名前だけど仲間かもな、みたいな。で、曲がカッコいい。
神激一同:ありがとうございます!
エヴァ:私たちはYouTubeで夕闇(夕闇に誘いし漆黒の天使達)さんを観ていた子が多いですね。そこから入って、「猫サンキュー」(2018年リリースのシングル表題曲)とかの面白い曲から音楽に入っていく、そういう流れが多いです。夕闇さんはYouTubeが面白いですよね。自分たちも"しんげきっ!"というYouTubeチャンネルをやっているんですけど、面白さを分けてほしいです(笑)。企画はメンバーで出していらっしゃるんですか?
小柳:そうですね、月に1回ネタ会議みたいなのがあって。意外と真面目に企画は考えてます。普段はどんな企画をやっているんですか?
ことの:ドッキリが多いです。
エヴァ:メンバーが妊娠したら他のメンバーはどうする?("現役アイドルが妊娠をメンバーに告白!その時メンバーは!?")とか。
夕闇一同:(笑)
千葉:めっちゃ面白そう(笑)。
エヴァ:でも一番伸びているのは"くすぐり"です(笑)。そこから入ってきて、ドッキリとかを観て、活動の真剣度を知ってもらってファンになってくれたらと。
小柳:なるほど、ポジティヴ。
千葉:じゃあ俺らも、くすぐりやります。
エヴァ:コラボしましょう!"神激が夕闇さんくすぐってみた"とか。
小柳:きっしょい動画(笑)。
-音楽をやりながらYouTubeもやっていこうと思ったのは、それぞれどういう理由からだったんでしょうか?
ともやん:ノリだね。
小柳:まだYouTuberという言葉自体も、あるかないかの時代だったんです。HIKAKINさんとか有名な人たちはいたんですけど。バンドの名前が広まったらいいよね、地元のライヴハウスでライヴしているだけじゃ無理だよね、全世界に行こうよ、みたいな感じで。Twitterを始めるくらいの感覚でした。どうせMVとかも後々アップするんだったら、そこの登録者を取っておくべきかと思って。
エヴァ:神激は、流行に乗っかりました(笑)。知ってもらえるコンテンツは多ければ多いほどいいと思ったので。
よいこ:高校のときの七夕の短冊に"YouTuberになりたい"って書いていて、アイドルにもなりたかったので、どっちも叶いましたね。
ともやん:すごい(笑)。
-YouTubeをやっているところも一緒ですし、音楽的にも大きな括りでラウドロックと言われることが多いのかなと思うんですけど、お互いの音楽面での印象はいかがでした?
小柳:シャウトが俺よりも上手いなぁって(笑)。アイドルがラウドロックをやっているといろいろ言われそうだけど、(バンドと比べて)全然遜色ないくらいカッコいいなという印象でした。歌詞は、曲によってはシャウトに乗せてわけわかんないこと言ってるじゃないですか(笑)?
エヴァ:「神奏曲:テンペスト」(2019年12月リリースの12thシングル)の"昇竜拳"とかですね(笑)。
小柳:僕らもシャウトでわけわかんないことを言うので、そういうところも似ているなぁみたいな感じがあって。
千葉:テンポが変わったりすることが多いじゃないですか? 僕らもそういうのが多いので、参考にしようかなって(笑)。
小柳:えぇ!? パクろうとしてるってこと(笑)?
千葉:悪く言えばそうかな(笑)。影響を受けてってことで。
にっち:リベリオン(a crowd of rebellion)との対バン("LEGIT Vol.8")で知ってから、MVをちゃんと観たんです。最近ラウドルって流行っているじゃないですか? だから流行りものかなって思っていたんですけど、ラップ・パートがあるのが新しいなと思って。そこはすごく印象に残っています。