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INTERVIEW

神使轟く、激情の如く。× ミオヤマザキ

2020.12.10UPDATE

2020年12月号掲載

神使轟く、激情の如く。× ミオヤマザキ

"神激"こと"神使轟く、激情の如く。"がアーティストを招いて座談会を開催する企画を激ロックで連載中。その第3回目に、"メンヘラ界の神"フロント・ウーマンのmio率いるロック・バンド ミオヤマザキから、mioとHang-Changが参加してくれた。このふた組の話は、聞けば聞くほど両者の間にシンパシーを感じることができる。出会うべくして出会ったとも言える座談会の模様をたっぷりとお届けする。

神使轟く、激情の如く。:実久里ことの 生牡蠣いもこ 涙染あまね 三笠エヴァ
ミオヤマザキ:mio(Vo) Hang-Chang(Dr)
インタビュアー:宮﨑 大樹 Photo by 新倉映見

-神激がアーティストを招いて座談会を開催する連載企画の第3回として、ミオヤマザキに登場していただきました。ミオヤマザキは、2015年にアイドルのオーディションを行い「アイドル feat.100人のアイドル」を制作したり、主催の"ミオフェス"ではアイドルを招いたりと、アイドルは身近な存在ですよね。

mio:そうですね。アイドル好きなのはHang-Changなんですけど、私もアイドル・シーンの熱量が好きで。アイドルの人たちもそうだし、オタクの人たちの熱量もすごく好きなので、そこがうちと合うかなと思っています。

Hang-Chang:ヲタを褒めてくれてありがとう。代弁してくれた。

神激一同:(笑)

いもこ:うちのファンは"神者"っていう名称なんですけど、見てほしいです。

エヴァ:ライヴの熱量がめちゃくちゃ高いのもあるんですけど、アイドルって刹那的なものみたいなイメージがあるじゃないですか? だからファンのみんなも"今しかないぜ!"みたいな感じで、すごく応援してくれているんです。

ことの:明日が仕事だろうと地方にも来てくれます。

mio:うちのファンもそうなので、親和性が高いと思うんですよね。

-神激への印象はどうでした?

Hang-Chang:もともと名前は知っていて、アドトラックが渋谷とかで走っているのを、この間も見かけていたんです。曲はこの対談が決まってから聴きました。

エヴァ:なんの曲を聴いてくれました?

Hang-Chang:「STAGE」(2018年リリースのデジタル・シングル)って曲。(神激の曲は)激しい曲調が多いんだけど、あの曲だけポップで、その意外性がいいなと。

エヴァ:そういう意外性が好きな人が多いですね。アイドル現場とかに行くこともあるんですか?

Hang-Chang:正直、現場に行ったことは全然なくて、音源派のヲタなんです。グループの顔とかは二の次で、音源の良さで入っていくことが多くて。俺は結構(神激の曲が)好きです。

エヴァ:ありがとうございます。それってアーティストとして聴いてくださっているということだと思うので、嬉しいです。

Hang-Chang:でも、ライヴで大変じゃないですか? 1曲のボリューム感が尋常じゃないですよね、てんこ盛り(笑)。

ことの:対バンのライヴとかで持ち時間20分とかだと何曲も入れられなくて(笑)。全部いい曲で、捨て曲がないので、毎回頭を抱えています(笑)。

いもこ:どうしても入れたいときは速度を倍にしていて。

mio:えっ!? すご! おもしろ!

ことの:マニピュレーターがいるので、1.2倍速とかでやったりします。ファンの人も"BPMが高くて、もっとテンション上がっちゃった"って気づいてくれて。

エヴァ:ミオヤマザキさんって、ライヴをやっていて急に曲を変えたりすることってありますか?

mio:ない。うちは組み込んでやるから変えられないよね。

エヴァ:うちはそういうのがめちゃくちゃあるんです。

Hang-Chang:それで対応できちゃうのって、すごい。

mio:そんなのやったら歌詞間違える、絶対に無理。帰る(笑)。

Hang-Chang:(あまねに向かって)ボーっとずっと見てるね(笑)。