INTERVIEW
TOTALFAT
2010.06.09UPDATE
2010年06月号掲載
Member:Shun(Vo&Ba) Bunta(Dr&Cho) Kuboty(G&Cho) Jose(Vo&Gt)
Interviewer:TETU★KID
-ライヴやイベントでは何度もお会いしてますが、初めてのインタビューになりますので簡単な自己紹介をお願いします!
Shun(以下S):えー、ベースとヴォーカルを担当しております、Shunです!よろしくお願いします。
Jose(以下J):ギターとヴォーカルのJoseです。よろしくお願いします。
Kuboty(以下K):えー、ドラムを担当しております、Kubotyです!
J:コラコラ!嘘をつかないように(笑)
K:改めましてギターを担当しておりますKubotyです。
Bunta(以下B):ドラムのBuntaです。よろしくお願いします。
-結成から10年ですね。この10年様々なことがあったと思いますが、振り返えるとこの10年は長かったですか?それとも短かったですか?
J:どうでしょうか。長かったと言われれば長かったですが、本当にいろんなことがあって全速力で駆け抜けてきたので、改めて振り返ると短かったような気もしますね。
S:歳をとる度に毎年毎年が早くなっているのは確かですね。でもこの10年は本当にいろんなことがありましたね。でも全力で駆け抜けてきたと思います。
-TOTALFATはメロディック・パンクというジャンルに捕らわれることのない、ジャンルレスな音楽を鳴らしていると思います。それは各メンバーが様々な音楽に影響を受けてきているからだと思いますが、バンドを始めるきっかけになったバンドを一つだけ挙げるとするならばなんですか?
J:ひとつですか!?それは難しいな。凄くたくさんのアーティストに影響を受けてきたので・・・
S:俺はTHE OFFSPRINGです!
J:あ、ずるい!
B:じゃあ俺はBLINK-182!
J:あ、またずるい!!!(笑)
K:俺はANGRAかな。
J:未だに好きなんですけど、僕はTHIRD EYE BLINDですね。
-そのTHE OFFSPRINGの来日公演を何年後かにサポートすることになったときは、どんな気持ちでしたか?
S:マネージャーに決まったよって、言われてから、当日を迎えて、楽屋で本人に会って、ライヴを終えて、THE OFFSPRINGのライヴを観て、それでもまだ実感が沸かなかったですね。
J:初日も向こうからから挨拶しに来てくれて、楽屋で一緒に酒を飲んでもまだ実感がわかなくて。
S:もちろん浮ついてはいなかったですが、夢なら覚めないでと本気で思いましたね。最終日のZEPP OSAKAを終えたときには本当に涙がでましたね。俺たちの原点だったバンドと一緒にライヴができて本当に大きな経験でした。
J:この経験はすごく勉強になりましたね。大きな財産です。
S:THE OFFSPRINGはサウンドそのものはうちらと違うんですけど、バンドとしてどういうことをしたいのか、ヴィジョンだったり、理想の形が近いなと思いました。彼らとツアーをして、さらに自分たちの理想に近づきたいと思うようになりましたね。
-そして、満を持してのメジャー・デビューですね。おめでとうございます。インディーのバンドの中にはメジャーに移ることをダサいと思う方もいるのも事実だと思います。バンドを続けていく中でメジャーというフィールドは想定されていましたか?
J:うまく言えないですが、明確には考えてなかったですね。THE OFFSPRINGのようなヒーローになれたらという思いでずっと活動してきましたから。
S:俺はそのバンドがどうなりたいかを考えた上で、フィールドを選べばいいと思うんですね。理由があってメジャーに中指を立てるんだったら、それは支持しますし。うちらはなりたいものがあって、その道に上にメジャーというフィールドがあっただけのことです。すべてはタイミングですね。激しい時代の流れの中で本当に信頼できる出会えた人を大切にしたいですね。なので目標にはしていませんでした。
J:うちらの武器は出会いですからね。
S:そうだね。うん。本当にそう思う。
K:でも考えると昔よりメジャーとインディーの垣根が無くなったよね。
B:10年前とは環境が変わったっていうのは凄く実感するかな。今回のメジャーでのリリースはフィールドを変えたというよりはフィールドがひとつ増えたっていうくらいの感覚ですね。
K:フィールドを広げたんだね。でも核になるものは何もかわらないです。本当に。今回の作品も・・・ってここから作品の質問に入りますよね?
-はい、まさしく今から作品のことを聞こうと思っていました。
K:あちゃー、フライングしちゃった(笑)
一同:(笑)