INTERVIEW
"Zephyren × SHIBUYA THE GAME presents In The Family FEST"座談会
2019.09.10UPDATE
2019年09月号掲載
A Ghost of Flare：Yojiro（Vo）
GIVEN BY THE FLAMES：Willian（Vo）
INITIAL'L：悠希（Vo）
MAKE MY DAY：Isam（Vo）
Quince：有彩（Vo）
ROACH：taama（Vo）
夕闇に誘いし漆黒の天使達：小柳（Vo）
SHIBUYA THE GAME：シンジ
Zephyren：GEN（代表）
インタビュアー：米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江
－AGOF（A Ghost of Flare）とINITIAL'Lは"In The Family"には初参戦ですよね。みんな初めましてですか？
悠希：いや、taamaさんは昔お会いしてて。
taama：やっぱそうだよね！？ でも、どこだっけ？
悠希：前のバンドをやってたときに一緒に対バンしてて、名古屋や都内でもやりましたよ。
Isam：ライヴいっぱいやってるからね。
GEN：そういえばtaamaの昔のバンドのめっちゃ古いMV観たな。そうとう古いの。
taama：めっちゃ恥ずかしいやつですね。
GEN：出演者のMV全部観ようと思ってね。
悠希：そうですね。激ロックで見たりして知ってはいました。
Yojiro：うちも初ですね。一緒によくやってるバンドとか、仲良くしてもらってる先輩とかが出てるイベントなので、前から知ってはいました。
－"In The Family"と"A.V.E.S.T"両方に出ているのは、MAKE MY DAY、夕闇、Quinceの3組ですね。それぞれ出てみて感じることなどうかがってもよろしいでしょうか？
Isam：バンドから見るとそれぞれ目的が違ってて。"In The Family"はGAME（SHIBUYA THE GAME）とかいつもの自分たちの規模感でやってるから、自分たちのフィールドでいつもの100パーセントを出せるんだけど、"A.V.E.S.T"はいつものライヴハウスからO-EAST（渋谷TSUTAYA O-EAST）までいろんな会場があって。特に俺たちは最終的にO-EASTまで行けるように意識して取り組んでいて。だから、いつものお客さんに加えて、他のもっと大きな規模のアーティストを観にきたお客さんも、取り込んでいけるようにするっていう点で、もうこっちの目的が違うんですよね。
小柳：その通りですね。
有彩：私たちは"A.V.E.S.T"にはオープニング・アクトとして出て（"Zephyren presents A.V.E.S.T project Vol.13"）、本当に普段自分たちのことを観ないような人たちが観てくれるという感じが強かったですね。"In The Family"は、みんなでひとつのイベントを作って、一緒に楽しんで打ち上げもやってみたいな感じだったんですけど、逆に"A.V.E.S.T"は、ひとつのイベントを盛り上げるというよりも、他のバンドと戦うとか競い合うみたいな感覚もありました。"In The Family FEST"は初めてなので、"A.V.E.S.T"みたいになるのか、"In The Family"の延長みたいになるのかが今はまだわからなくて、それも楽しみですね。
Willian：去年の"In The Family FEST"に出させてもらって。実際自分たちの集客自体はそこまでなかったんですが、実際に自分たちの番になってみたら結構お客さんがいてくれたんです。他の会場からもどんどん集まってくれて、それが嬉しかった印象が強いですね。あと、打ち上げしてて2時とか3時とかぐらいにシンジさんのとこに行って、精算をしながら真剣な話をしてもらっていたら、他のスタッフさんに"シンジさん、あと詰まってます"って声掛けられて。その瞬間に"あ、じゃあお疲れ"って言われて、すごく話の歯切れが悪かったのを覚えています（笑）。
シンジ：それ覚えてないです。
一同：（笑）
シンジ：数が多すぎてね。
Willian：数が多いのが楽しいというところもありますけどね。
－GENさんが今回撮影と座談会に呼ぶにあたって考えたことなど、うかがってもよろしいでしょうか？
GEN：今日はまず、人数が多いので。あと、モデル・カットも撮るので、付き合いも長くて、こういうふうに撮ろうっていうイメージができる人を集めつつ、でも小柳君はまさかのめっちゃ痩せていて、小柳君用に用意していた衣装があったんですが、急遽ビシッとジャケットで決めさせていただきました（笑）。taamaはあのパイソン柄のセットアップで完璧に危ない人みたいになって良かったです。ほんとあんな感じに撮りたかったんだよね。
一同：（笑）
taama：（Isamを指さして）いやいや、俺と変わらないから（笑）。
GEN：Yojiro君も悠希君も初めてだったけど、初めて撮るときなんかはこっちがめっちゃ緊張するんだよね。でも、ほんとふたりともかっこいいし、僕は洋服屋さんなんでかっこ良く撮れたら嬉しいんですよ。今日はそうやって一緒にできたからこそ、"In The Family FEST"当日はみんなを観たいです。時間被ってないよね？
シンジ：まだ最終調整中ですけど、基本的には被らないようになる予定ですね。
GEN：音源とかは聴いてるけど、ちゃんと観るのは初めてだから楽しみですね。
シンジ：GENさんと一緒にブッキングをやらせてもらっていて、"In The Family"が、若いバンドたちから出たいって言ってもらえるようなイベントになるように、今回だとINITIAL'Lがそうですけど、GENさんも知らないような、いろんな新しいところをどんどん入れていきたいと思っています。
GEN：今回で10回目になると思うんだけど、俺が忙しいときでもいろいろ考えてくれて動かしてってくれてるんだよね。
シンジ：うまく若手バンドが登っていけるような流れを作っていきたいですね。
－今回の"In The Family FEST 2019"の中で、シンジさんがブッキングしているアーティストはどのあたりになるのでしょうか？
シンジ：具体的に言うと、blue edge emotion、Broken By The Scream(BAND SET)、CVLTE、Daybreak of Silence、DROWNYOU、INITIAL'L、Jin-Machine、mildrage、NEOscience、REVIVAL OF THE ERA、See You Smileがそうですね。
GEN：でも、毎回イベントは超大変だよね。もうこれ......脳を破壊されるよ。
シンジ：4会場分やってるわけじゃないですか。4日分の仕事を1日でやってるみたいなものなんですよね。
GEN：野外フェスも気持ちいいからいんだけどさ、俺はやっぱりライヴハウスで、サーキット形式でやるほうが好きだなって最近よく思う。特に"In The Family FEST"はあのひとつのビルの中で完結してるっていうのが最高だよね。
Isam：あのビルの1階のケバブ屋も使えないですかね？
taama：それめっちゃいいね。
Willian：ケバブ屋で思い出したんですけど、Isamさん、裏で俺のことケバブ屋って言ってません？ ケバブ屋やってそうって（笑）。
一同：（笑）
Willian：2回ぐらいそういう話を聞いたんですよ。
Isam：言ってない言ってない（笑）。
taama：ケバブってどこの料理？
－トルコですね。
taama：（※Isamに）あ、じゃあ（血が）入ってるね。
Isam：モロッコだよ（笑）。
taama：あ、そっか。
一同：（爆笑）
Isam：思い出したけど、伝わり方がおかしいんじゃないかなって。Will（Willian）が結構大きな荷物で移動してたから、別のメンバーに"ケバブ屋の材料とか運んでるんでしょ"って冗談で言ってただけで。それをWillに伝えるときの言い方がおかしかったんじゃない？
小柳：要は言ってたってことですね。
一同：（笑）
Isam：俺もケバブ屋って言われるから、言っていいんだよ（笑）。
taama：俺で言う"ゴーヤチャンプルー作れるよね"みたいなやつね。
Isam：あ、そういえば家に来てもらったよね。
taama：家が近いんですけど、いきなり電話かかってきて、"ゴーヤチャンプルー作ってくれない？"って言われて。それまで作ったこと1回もないのに、"こんな感じじゃない？"とか適当に言いながら作りました（笑）。
![MAKE MY DAY - The Vandal [OFFICIAL VIDEO]](https://i.ytimg.com/vi/GDPBQE7yJZ8/hqdefault.jpg)
