INTERVIEW
Zephyren代表GEN氏×10-FEET
2016.06.10UPDATE
2016年06月号掲載
10-FEET:TAKUMA(Vo/Gt) NAOKI(Ba/Vo) KOUICHI(Dr/Cho)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by Shin Ishihara
NAOKI:そうですね。何年くらいでしたっけ?
GEN:A.V.E.S.T.も2年に1回とか1年半に1回とかのペースでやってたんで。
TAKUMA:SIMOONのときからむっちゃ年数経ってましたもんね。
GEN:あれから3年は経ってたと思う。
TAKUMA:そのSIMOONのときの感じはもう、いったん僕らの中では一段落してて、その第1回のときは"GENさんがなんか新しくイベントやるらしいぞ。これはみんなで行かなアカンやろ"みたいな感じになってましたね。
GEN:あんときはドキドキしたなぁ......。自分でイベント主催したことなかったから、できんのかと思って。まぁ、今でもそうですけどね。"俺、できんのかな?"っていつも思ってる。
NAOKI:昔ってブランド主催のイベントってあんまなかったですよね。
GEN:なかったと思う。そういった意味でも精神性はSIMOONのときから変わらないんですよね。自分たちの遊び場を自分たちで作る、みたいな。でもホントに、旧A.V.E.S.T.って俺はなんにもしてないんで。"あ、やってるな~もめたら呼んでね"みたいな感じで。
KOUICHI:"なんか社長"だとそのノリでOKなんですね(笑)。
一同:(笑)
GEN:そうそう(笑)。それで、当時の反省があるので、ちゃんとしようって考え直したころですね。
NAOKI:日々成長していると(笑)。
-ちなみに10-FEETは、GENさんの前ブランド(Subciety)として最後に行われた"A.V.E.S.T. project vol.7"にも出演されていたり、Zephyrenとして初めての"A.V.E.S.T. project vol.8"にも出演されていたりと、節目にしっかり立ち会っているのも縁が深いと思いました。A.V.E.S.T.のステージで覚えていることや印象的なことがあれば教えてください。
NAOKI:Zephyrenとして最初のA.V.E.S.T.って何会場かでやったやつですか?
GEN:7会場で。
NAOKI:僕らと同タイミングでROTTENGRAFFTYがやってて、同じステージにマキシマム ザ ホルモンとかが出てたときですね。
KOUICHI:周りに知ってるバンドマンが多かったから、バックヤードの雰囲気も楽しくて。
GEN:一番ライヴを観てるバンドって10-FEETなんですよ。昔から、ライヴハウスとか、ツアー・ファイナルとかも行かせてもらってて。それだけ思い入れがあるというか、ライヴを観ると初心にかえるというか、いろんなことを思い出すというか。そういうのがあって、いつも出演をお願いしてる感じですね。あの日も本当にみんなにすごい力をもらいましたね。
-逆に10-FEETのみなさんから見て、Zephyrenの印象っていかがですか?
NAOKI:一番最初に感じたのは、Zephyrenが始動してからのスピード感がすごかったってことですかね。そのへんのパワーは、ちょっと化け物やなと思いました(笑)。すっごいスピードでブランドが広まって。始まったのまだ最近ですよね?
GEN:まだ2年目ですね。
NAOKI:やっぱ異常やなと思いましたね。"スピード狂だ"って(笑)。
一同:(笑)
TAKUMA:正直、"Subcietyを離れてもう1回イチからやる"って言わはったとき、どんなもん作らはんのやろなーと楽しみやって。それ以上に、何かやるんやったらいつでも行きますよーって"クラウチング(スタート)体勢"はとってたんですけど。反面、どんなことしてくれんのやろって思ってたなかで、あんまりブレずに"ザ・GENさん"っていう服も作りながら、もっかいゼロから発信するにもかかわらず、よりハードコアな要素も増えたっていう。GENさんは、これまでSubcietyとかいくつか手掛けてはったけど、そういう服を通じて伝えたかった中核にあるものを、もうちょっと裸にして見せてくれはるようになったっていうか。それがリスタートを切るにあたって、初っ端からやってたもんで、すごいなと思いましたね。直接は聞いてないですけど、周りの音楽やってる人間たちも、GENさんの仲間も、みんな面白いとかカッコいいとか思って楽しんで、純粋にリスペクトしてZephyrenに期待してたんじゃないかと。
KOUICHI:デザインもGENさんっぽいというか。"ザ・GENさん"っていうのが前面に出てて。カッコいいと思いましたね。
-ありがとうございます。ちょっと話は変わりますが、昨年の"京都大作戦"でもコラボTシャツを作ったりしていましたが今年も何かコラボレーションの予定はありますか?
GEN:今年も出店させていただきます。今ちょうどデザインを考えてる最中です。