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DISC REVIEW

Fin

10-FEET

『Fin』

Release Date : 2017-11-01
Label : Universal Music =music=
¥4,860

アルバムのオープニングを飾るのは、10-FEET型ミクスチャーの「1 size FITS ALL』。この言葉が表すのは、つまりフリーサイズのこと。まさにどんなジャンルでも、どんな感情でも飲み込んでしまう10-FEETイズムを改めて宣言した、このアルバムの有り様そのものを示したリード曲だ。これまで試行錯誤を繰り返していた様々な方向性の曲を、新しいアルバムでは意識的に全方位へ拡散していくように作られている。行きたい場所を定めるよりも、歩き方にこだわるような、1曲1曲へのアプローチが楽しめる。それでいて、アルバム全体の流れはリスナーの感情に寄り添うように構成されていて、まるでひとつの物語を体感したようだ。それは取りも直さず、10-FEETの20年の物語に他ならない。 谷岡 正浩

切れ味抜群なのに自由自在、ストレートなのにディープ、スタイリッシュなのに人間味満載で、まさに10-FEETの20年間をギュッ! と濃縮したような8thアルバム。筆者はすでにヘビロテで聴いているが、これは本当に最高傑作。デビュー時のエッジの効いたメロコア/ミクスチャー・テイストから、ここ数年の歌モノに磨きをかけたミディアム・ナンバーまで、どれもが現時点で一級品のクオリティを誇示している。冒頭を飾る「1 size FITS ALL」はラップ、関西弁、ジャジーなフレーズを織り込み、天衣無縫のミクスチャー・サウンドを突きつけ、歌心豊かな「ウミガラスとアザラシ」(名曲!)、言葉選びが爆笑を誘う「十二支」、「HONE SKA feat.東京スカパラダイスオーケストラ」も10-FEETらしくてニヤリ。 荒金 良介