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INTERVIEW

10-FEET × 激ロック × バイトル

2017.12.11UPDATE

2017年12月号掲載

10-FEET × 激ロック × バイトル

Member:TAKUMA(Vo/Gt) NAOKI(Ba/Vo) KOUICHI(Dr/Cho)

Interviewer:吉羽 さおり Photo by 大木 優美

10-FEET × 激ロック × バイトル キャンペーン情報

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日本最大級のアルバイト求人情報サイト"バイトル"と激ロックによる"激的アルバイトーーク!"。今回のゲストは、5年ぶりとなるニュー・アルバム『Fin』をリリースし、現在全国ツアー[10-FEET "Fin" TOUR 2017-2018]を敢行中の10-FEET。まずは3人にアルバイトについての話をたっぷりと訊き、後日ツアー先にて、普段は経験できないような非日常的なアルバイトが体験できる企画"ドリームバイト"で選ばれた大学3年生、金子拓未さんにライヴ会場へ来てもらい、インタビューを行った。ライヴ直前の3人に話を訊き、その後たっぷりとライヴも堪能するという、まさに最高の"ドリームバイト"の時間を提供してもらった。

-みなさん、最初にやったアルバイトのことは覚えてますか。

TAKUMA:僕は、19歳のときにやったカレー屋のバイトが最初ですね。カレーめっちゃ好きやったんですよ。ココイチ(※カレーハウスCoCo壱番屋)も好きやったけど、僕とNAOKIの生活していた地域には"スパイシー"というチェーン店があって。

NAOKI:たしか京都に2、3店舗あったかな。

TAKUMA:そこのカレーがめっちゃ好きやったんですよ。ココイチとか大きな会社だと厳しそうやなって思って、関西ローカルのチェーン店に行ってみようかなということで、そこでバイトを始めました。仕事の内容としては、何種類かあるカレーを作ったり、フライヤーで揚げ物を作ったり、ベーコンを湯がいたりとか。あとは空いた時間で洗い物やキッチンの周りをきれいにしたりしてました。基本的な"ザ・バイト"みたいなことはそこで学べましたね。

NAOKI:僕は最初、近所のスーパーでしたね。レジではなく裏側の仕事で、品出しや売れた商品の棚を前出しする仕事で。

-なぜスーパーのバイトを選んだんですか。

NAOKI:当時高校1年生だったんですけど、おかんが見つけてきて。"あそこバイト募集してたし、高校生からいけるって書いてあった"って。僕がバイトしたら親も小遣い渡さんでいいし(笑)。でも、あのときは本当に普通に、好奇心というか。仕事をすることが初めてだったので、そこで働きたいということよりは、募集してたから、じゃあ行ってみようっていう感じでしたね。

-KOUICHIさんはどんな仕事が最初でしたか。

KOUICHI:高校のときは、夏休みとか冬休みの短期のバイトはしていたんですけど、ちゃんと定期のバイトをしたのはビリヤード場ですね。通っていた大学の隣に小さなビリヤード場があって、募集も何もしてなかったんですけど、"バイトさせてください"って言って始めました。"時給はなんぼでもいいので"って言ったから、換算したら時給400円くらいやったんですよ。"これ、最低賃金より下やんけ!"って思いましたけど、ビリヤードができるのが楽しかったから、ちゃんと球を磨いたり、台を拭いたりしてました。でも1年くらいで辞めて、大学の近くのレストランの厨房でバイトをしました。

-これまでで印象的なバイト、記憶に残るバイトはありますか。

KOUICHI:一番おもんなかったのは──

TAKUMA:はははは(笑)。まぁ、それも思い出のひとつやな。

KOUICHI:東京に上京してたときにやった、ポスティングのバイトですね。ほんまにおもんなかったですね。結構な束を持って、バイクでマンションとかに行って。......まぁ、たまに捨てたり──

NAOKI:今、それだけは絶対に言うな! と思ってたんですけどね(笑)。

KOUICHI:捨てたりしたらあかんよ、っていう。ちゃんとやってましたよ。それはすぐに辞めて、工事現場で交通誘導とか警備をやってました。

-TAKUMAさんは思い出に残るバイトはありますか。

TAKUMA:どれかな......建築とイベント設営、あとはカレー屋と喫茶店とティッシュ配りとかいろいろやりましたけど。やっぱり喫茶店かな。近所の高校の奴がいっつも溜まってて、ほんまに行儀悪い奴がおったんですけど、全部こいつ(NAOKI)の同級生やったんですよ。

NAOKI:実は、そのときに会ってたんですよね。近所の喫茶店だったので、しょっちゅう行ってました。

TAKUMA:あいつらほんまコーヒー1杯だけ頼んで、そこからずっと"水ください、水ください"って、いつまでおんねん! と思っとったら、こいつらで(笑)。

NAOKI:知り合ってから、あそこの喫茶店でバイトしてたって聞いて。高校のころめっちゃ行ってたよって話したら、そこで一致したんですよね。

-不思議な繋がりがあるものですね。NAOKIさんは記憶に残るバイトはなんですか。

NAOKI:僕は結構いろんなバイトをしたんですけど、高校のときもスーパーのあとにマクドナルドでバイトをして。年末年始は郵便局の配達のバイトもしましたし、ホテルのディナー・ショーで料理を運んだりするバイトもしました。でも一番は、コンビニでバイトしてたときかな。夜10時から朝の8時までのバイトだったんですけど、店内でハードコアの曲を流してました。

TAKUMA:それダメだけどな。某コンビニの店員やったんですけど、当時、店のユニフォームに、ズボンが当時のスケーターが履くようなブカブカのやつで、ドム(※アニメ"機動戦士ガンダム"に登場する架空の兵器"モビルスーツ"のひとつ)みたいになってました。髪も赤に近い茶髪で。

-コンビニでもそういう格好で大丈夫だったんですね。

NAOKI:わりとそこは緩かったんですよね。そういう赤っぽい髪でも採用してもらえて。

TAKUMA:耳のピアスもがっつり開いてたしな。こんな人が揚げる唐揚げ、全然ダメでしょ? っていう。でも、友達になるっていうね。流れてる曲を、"これ誰の曲っすか?"って聞いたりして。

NAOKI:その前にスタジオで知り合っていたんですよ。

TAKUMA:それで、どこどこのコンビニで働いてるっていうので、遊びに行くようになったんです。

-KOUICHIさんもそのころに知り合っているんですか。

NAOKI:どうやったっけ?

KOUICHI:もうちょっとあとだったかな。

TAKUMA:コンビニ辞めたあとちゃうかな。

KOUICHI:僕がレストランの厨房のバイトをしていたときに、ウェイターの女の子とTAKUMAが付き合ってて、足繁く通ってましたね。

TAKUMA:通ってたな、一生懸命。練習ないのにギターを持って行ってバンドやってる感とか出して。

KOUICHI:"ギタリストかっこいい感"出してたな。

TAKUMA:そんなとこ女の子はなんも見てないのに。

KOUICHI:なんにも見てなかったな(笑)。