MILLENCOLIN、NO FUN AT ALLなどの世界に名だたるバンドを生み出してきたスウェーデンから、まるで彗星の如くシーンに現れたメロディック・パンクバンド、NEVERSTORE。4月に行なわれたSUM41のJAPAN TOURのサポートアクトとして来日したことでも記憶に新しい彼らが、この度セカンド・アルバムをドロップする。前作とは比べ物にならないほどのクオリティーで完成された今作には、古き良き90年代の香り漂うメロコア・チューンからしっとりと涙させるロック・バラードまでとヴァラエティに富んだ楽曲がズラリ。久しぶりにメロディック・パンク魂を揺さぶられた一枚である。(吉野将志)
2006年、アメリカはオクラホマ州で結成。MOTLEY CRUEをこよなく愛する5人組が鳴らすそのサウンドは、現代のオールドスクール・メタル・ムーヴメントにもリンクしたもの。まだEP1枚のみのリリースということもあり知名度こそまだ高くないが、30SECONDS TO MARS、ATREYU、EIGHTEEN VISIONS、MADINA LAKEといった数多くの大物バンドとステージを共にしている実力派バンドなのだ。そしてこの度、本国で6曲入りでリリースされたEPに2曲を追加した日本限定盤の発売が決定。キラー・チューン「POISON」を、まずは聴いてみて!A7XやBFMVにも近いポテンシャルを感じる、大注目株の誕生だ。(MAY-E)
SECRET AND WHISPER / GREAT WHITE WHALE
2008/07/02
STUTTERFLYのメンバーが、新たにBLEED THE ALARMのヴォーカリストを加えて、再びシーンに返り咲いた。よりエッジが際立たってはいるが、もともとSTUTTERFLYが持っていた緊張感のあるヒンヤリとした世界観をそのままSAWにも持ち込んでいる。そこにAnthony GreenやCove Reber を髣髴とさせる艶のあるハイトーン・ヴォイスが絡み合うことで、より一層SAOSINに近づいた印象だ。輸入盤のアートワークではアルバムのテーマである「内なる孤独」を表すべく、孤独の象徴に鯨を選び、それを籠に閉じ込めた。彼ら自身、ライブで演奏するのが一番好きだという曲M6「Spider Besider」は、激ロック・イベントでもパワープレイ中!(MAY-E)
STUCK MOJO / Southern Born Killers
2008/08/06
ラップ・メタルの先駆け的存在STUCK MOJOが4年間の活動休止の後に放った渾身の復活作「Southern Born Killes」の国内盤がついにリリース。「南部生まれの殺し屋」と自らを定義したこの作品は、「俺はアメリカ人だ」と高らかに宣誓した曲から始まり、自戒の念を込めながら全てのアメリカ人に対して問題提起を掲げ、サウスアイデンティティーたっぷりの泥臭ささを抱えながら、RHCPのAnthonyの声を彷彿とさせるLordのタフなラップ、印象的なメタリックなリフと、まるで"警鐘"を音に現したからのようなドラムを武器とした、正真正銘のRebel Musicだ。特にRich Wordの紡ぐリフは相変わらず素晴らしい。そんじょそこらのバンドのギタリストにはない深みと面白味が満載で、聴いていて飽きることがない。末長く愛聴出来る作品だ。(KAORU)
LESS THAN JAKE / GNV FLA
2008/06/25
疾走感溢れるパンク・ロックにスカ・テイストを取り入れたサウンドで多くの支持を得て、95年のデビューから10年以上に渡り、シーンを牽引し続けているLESS THAN JAKE。約二年ぶりのリリースとなる今作は、そんな彼らの個性がぎっしりと詰まった、まさに「これぞLTJサウンド!!」という楽曲がてんこ盛り。スカ・パンク好きからパンク・ロック好きまでも虜にしてしまうほどのクオリティーに仕上がっている。なるほど、彼らのホームタウンである「GNV FLA」がアルバム・タイトルに使われているだけのことはある。これからの熱い夏にぴったりな最高のLTJサウンドがここに!!(吉野将志)
ALKALINE TRIO / Agony & Irony
2008/07/23
現在のロック・シーンを代表するMY CHEMICAL ROMANCEやFALL OUT BOYなども尊敬してやまないパンク・ロックバンド、ALKALINE TRIO。そんな彼らの約三年ぶりとなる最新作がついにリリース。LINKINPARKや30 SECONDS TO MARSなどを手掛けたことでも有名なジョシュ・エイブラハムを迎えて制作された今作では、ダークでポップなサウンドにのせて、人生における光や影という二面性のあるへヴィなテーマに踏み込んでいる。「自分たちの成長の過程で、今までで一番大きな一歩を踏み出したと思う」とマットは語るが、その言葉に嘘偽り一切なし。是非とも一聴あれ!!(吉野将志)
ZEBRAHEAD / Phoenix
2008/07/08
過去「サイコー!」にハイエナジーなパワーに満ち溢れている2年半ぶり5枚目のアルバム「Phoenix」、ついに完成!!前作「Broadcast to the World」リリース前にはJustin(Vo)脱退で一時はバンドの存続も心配されたが、すでに過去のことを振り返る必要が全くないほど充実したアルバムに仕上がっている。M1ではいきなり過去最高にメタリックな曲調で聴き手を驚かせるが、そこはさすがZEBRAHEAD!ツーバスを連打しスラッシーなギターリフが刻まれようが、持ち前の弾丸ラップとポップなメロディが炸裂すると、あら不思議!?最高のシマウマワールドに早変わり!!ライブのスタートには絶対この曲でダイヴを一発キメたいと思わせるノリノリなトラックだ。リードトラックのM4はサブタイトルが“僕たちの「サイコー!」ソング”とのことだが、サビのPSYCO!と叫んでいるところが、日本人の耳には「サイコー!」と聴こえるように仕組んでいるとは、なんて芸が細かいんだ、この人たちは(笑)!?そしてリリース後、ジャストタイミングでサマソニ出演。サマソニ史上最高の5回目の出演とはまさにお祭りバンドの本領発揮だ!メインステージの炎天下の中、みんなで一緒に叫ぼう!「サイコー!」と。 (ムラオカ)
史上最高にハッピーなバンドによる史上最強のライブ・ドキュメンタリーDVD、ここに完成!!PUNKSPRING08においてもラブリーにしてユニーク、そしてこどもから大人まで楽しませるライブ・パフォーマンスを披露してくれたBFS。そんな彼らのキャリア初となる今作には、「1985」、「Almost」、「High School Never Ends」などと、ベストアルバム並みのヒット曲満載のライブ映像に、楽屋やツアーバスで楽しそうにふざけ合う様子も爆笑舞台裏映像としてがっつり収録!!下ネタを言うたびに「チーン」との金属音とともに出現する謎のトイレマーク、その表示回数にも要注目です(笑)(吉野将志)
MySpaceでの総プレイ回数は既に1300万超え!という、アメリカを中心にここ日本でも絶大な支持を受けているALESANAが満を持しての日本デビュー!血管がブチ切れそうなスクリームとスピード感がたまらない、アグレッシヴなスクリーモ・サウンドだ。楽器隊とメイン・ヴォーカルとスクリームとが上手く整合されており、サウンドの輪郭も過去作と比べよりハッキリとした印象だ。本作セカンド・アルバムでの日本デビューに合わせて、米国では昨年リリースされていたデビュー・アルバム「On Frail Wings of Vanity and Wax」も同時発売される。UKスクリーモの雄、THE BLACKOUTとのカップリング・ジャパン・ツアーも楽しみだ!(MAY-E)
FOREVER THE SICKEST KIDS / Underdog Alma Mater
2008/07/02
テキサス出身の6人の若者が、結成からたった1年未満でメジャー・レーベルとの契約を獲得したというのだから驚きだ。飽和状態のメロディック・エモシーンの中、彼らがこれほどのスピード出世をした理由、それは彼らから生み落とされた楽曲の素晴らしさに他ならない。ライブでキッズが合唱する様子が目に浮かんでくるM1「Whoa Oh! (Me vs Everyone)」、M2「Hey Brittany」をはじめ、アルバム最後のトラックまで、一度聴いただけで誰もがたちまち虜になってしまうような珠玉のメロディーに彩られた名曲の数々!さらにシンセサイザーを巧みに融合させることで、そのメロディーはより一層のキラメキを放っている。(筆者のお気に入りはM9「Breakdown」)ALL AMERICAN REJECTSのデビュー作のように胸がキュンとするような甘酸っぱさと、HELLOGOODBYEのようにダンサブルなキャッチーさ、そしてFALL OUT BOYのような将来性までも感じさる、期待のニューカマーがここに誕生した!(MAY-E)
THE LIVING END/White Noise
2008/07/23
本国オーストラリアではフェスのヘッドライナーをつとめたりチャート初登場1位を取得したりと国民的人気を誇る英雄だ。彼らは今まではGREENDAYやOFFSPRINGと比較されるようなパンクロックを信条としてきたが、今作では一転、グルーヴ感に満ちたディストーションギターサウンドを軸とした生々しいロックンロールアルバムを完成させた。彼らのヴィジョンを具現化するためにプロデューサーにSONIC YOTHやDINOSOUR JR.といったオルタナティヴサウンドに定評のあるJohn AgnelloをPEARL JAMやAC/DCを手がけBrendan O’Brienをミックスに迎えている。新局面を迎えた彼らが挨拶代わりにぶっぱなすM1「How Do We Know」を聴けば一発で虜になること間違いなし!!(ムラオカ)
CUTE IS WHAT WE AIM FOR / ROTATION
2008/07/23
まるでエモ度の高くなったYELLOWCARDやSIMPLE PLANといった風情だ!2年振りとなるセカンド・アルバムは、ソングライティング面も、メイン・ヴォーカルの歌唱力も、演奏の安定感においても、格段に向上していることに驚く。プロデューサーはジョン・フェルドマン(THE USED、MEST他)だ。バッキング・コーラス部分や、トランペットを取り入れたM6などは特にジョンのカラーがよく出ている仕上がりだとは思うが、プロデューサーだけでここまで変わるものではない。前作からの2年間でバンドがそれだけ大きく成長したということだろう。数あるFueled by RAMENの作品の中でも、私は本作が一番好き!(MAY-E)
BURDEN OF A DAY / BLESSED BE OUR EVER AFTER
2008/07/11
全米のロック・シーンで今最も注目されている「Rise Records」の作品がまたもや日本盤化!THE DEVIL WEARS PRADA、DROP DEAD,GORGEAOUSに続くのはBURDEN OF A DAYだ。メロディアスなメタルコアを主体に、スクリームとメロディーの応酬と緩急をつけた楽曲展開もお手の物だが、プラダ先輩やDGD先輩よりもややオールドスクール寄りで硬派な印象だ。影響を受けたバンドにTHE BLEDやALL THAT REMAINSらといったバンド挙げている、まさにその系譜なのだが、これが日本ではポップ~パンクの名門レーベルである「BIGMOUTH JPN」からのリリースというからまた驚きだ。(MAY-E)
AND THEN THERE WAS YOU / S.T
2008/07/23
10年以上に渡りマイアミのローカル・シーンで経験を積んできたメンバーが軸となって結成されたバンドが、歴史あるインディペンデント・レーベル「Indianola Records」と契約し完成させたデビュー・アルバムが日本盤化。これまでにMY CHEMICAL ROMANCEやCHIODOSらビッグ・バンドとステージを共にした経験を持つ実力派バンドだ。ツイン・ギターを用いた疾走感のあるアップビートなバック・サウンドに合わさるエモーショナルなメロディー×コーラスはまるで全身で風を浴びる様に清々しく、バラード曲では憂いのある滑らかなサウンドを聴かせてくれる。彼らのインタビューが激ロックWEBサイトで公開されているので是非チェックを!(MAY-E)
AFTEREIGHTという名のスクリーモバンドから心機一転、パワーポップ/エモバンドとして生まれ変わり、そのサウンドレベルの高さから全米で注目を集める存在となっている新人4ピース! ポップロック界の名プロデューサーAaron Sprinkleに曲を送り続け、遂にその才能を認められたというのは有名な話で、いくつかのレーベルからのオファーの中、エモの名門、「Tooth & Nail Records」を選び、遂に契約を果たす。 耳に残り、胸に響くキャッチーなメロディーと甘い歌声と、パワフルで思わず身体を揺らしてしまうサウンドを武器に、レーベルメイトたちとの全米ツアーを経て瞬く間にその名をぶち上げた実力派! Out of Control、OutrageとiTunesでリリースされたシングルに続くデビュー作となる今作で、ここ日本でもその人気が爆発すること間違いなしの1枚!(顕-AKIRA-)