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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

2017年、世界の音楽シーンで目覚ましい活躍を見せたのは、Ed Sheeran、DRAKE、Calvin Harris、THE WEEKND etc......。依然としてEDMにR&B、HIPHOPばかりがシーンを賑わせている状況が続いている。ロック先進国のアメリカやイギリスもご多分に漏れず、ビッグ・ヒットが生まれない、有力な新人バンドが輩出されないという、ロック・シーンの超低迷期が続くなか、シーンを牽引してきたLINKIN PARKのフロントマン、Chester Benningtonの自殺がシーンの最大のニュースとは寂しいばかりである。2018年、この状況が一気に好転することはさすがにないだろうが、"流行は必ず繰り返す"もの。才能あるバンド、アーティストがひとつでも多く世に出てくることを願っている。
ただし、ここ日本に限ってはそんな世界のロック不況はどこ吹く風で、影響をまったく受けずに活況を呈している。いい意味で日本のロック・シーンがガラパゴス化している状況が吉と出ていると言っていいだろう。2018年は今年こそ層の薄い正統派のラウドロック、ポスト・ハードコア系の若手バンドの躍進を望みたい。 激ロック代表 村岡 俊介(DJムラオカ)