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INTERVIEW

Zephyren代表GEN氏×ROTTENGRAFFTY

2016.10.11UPDATE

2016年10月号掲載

Zephyren代表GEN氏×ROTTENGRAFFTY

ROTTENGRAFFTY:NOBUYA(Vo) N∀OKI(Vo) 侑威地(Ba)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 木場 ヨシヒト

-そうですね。

GEN:面白いってのは重要だから。

-GENさんはアリかナシかを判断するのが、本当に早いですよね。

GEN:俺は早いよ、早くないとホントここまで来れなかったし。良かったなって思ってる。

NOBUYA:離れてますけど、ここまでの年月を掛けて意思疎通ができてるんじゃないですかね。

-展示会のときにその場で電話するくらいですからね。

GEN:世代も近いし。やっぱここまで一緒にいたら、この先も行くしかないでしょっていう。お互いにケツを叩くじゃないけど、そういうのもできる関係だし。弱ってたら言われちゃうんだろうなって思ったら、この関係だと弱くなれないっていうか。10-FEETもそうだけど。

-なるほど。ではそれぞれに、ポルノ超特急とA.V.E.S.T.という主催のイベントがありますが、イベントに関して話したりすることはありますか?

侑威地:あんまりないですね。

NOBUYA:それはやっぱ、それぞれの色があるから。そこに口出しすることは失礼だなと思ってるので。イベントに出るからには、その色に染まっていかないといけないなってとこもあったりして。その中でも、ここだけは言わせてほしいっていう、さっきの話のような僕らの希望を言ったら、2秒で返ってくるじゃないですか(笑)。だから、僕らのポルノでも、"前のブランド辞める"って言われてびっくりするじゃないですか(笑)。でも、なんかあるんじゃないかなって僕らも空けてたので。それで、すぐに解決できてる。だから、それぞれの色には口出ししないですけど、お互い話し合わなくても理解はできてるんじゃないかなとは思います。

-やはり信頼が深いですよね。逆に演者として見たA.V.E.S.T.の面白かったところはどういったところですか?

NOBUYA:般若さんを観てアガりましたね。出番の直前だったんですけど、N∀OKIとダッシュで観に行って。なかなかライヴを一緒にできる機会がないんで。違うジャンルの人たちと知り合うきっかけになったり、ライヴを観るきっかけになったりするのは、自分たちのイベントじゃないからこそ、そういうことがあるんやなって記憶に残りますね。

GEN:たまたま俺が好きで、昔の付き合いもあって。あと昔のA.V.E.S.T.の流れもあるから。実は、次のA.V.E.S.T.はヒップホップ(アーティスト)も10組くらい入れようと思ってて。

侑威地:面白い!

GEN:実は般若君と飲みに行ったことがなくて。仕事ばかり頼んでいてよくないなと思ってたんだけど。やっとふたりで飲みに行く機会ができて、やっぱりすごい楽しくて。俺も普段そんなに日本のラップを聴くわけじゃないし、ライヴもなかなか足を運べないんだけど、やっぱり戦ってる人は話してて面白いよね。だから最近もAKLO君と飲みに行ったりして。で、また昔やったオールナイトでA.V.E.S.T.やりたいんだよね。

N∀OKI:オールナイトいいなぁ。

GEN:2時とか3時までやってたらどうなっちゃうのって。

NOBUYA:テンションもあのころに戻りそうですよね。

GEN:そんなことを、今思ってる。やっぱ、深夜観たいよね。子供はちょっと寝といてもらって(笑)。

侑威地:大人だけで(笑)。

GEN:そういうこともできるように、今いろいろ考えてるから。あとは、思いのほか交わってそうで交わってないのがすごく気になってて。実は、ヒップホップの方も一緒に絡みたいと思ってるし。でも前回は会場分けちゃったから、次は混ぜてやりたいなって。

N∀OKI:clubasiaがヒップホップ/レゲエ寄りの会場になってましたよね。

GEN:そうなんだよね。それはちょっと後悔してて。みんなで交わって何かやった方が、やっぱ面白いんじゃないかなって。

NOBUYA:ヒップホップのお客さんもロックのお客さんも一緒になってね。

GEN:そう、混ぜた方が面白いんじゃないかって。そういうところで、自分の色を出していけたらなって。

-そうなっていくとすごく面白いですよね。侑威地さんはいかがですか?

侑威地:GENさんありきなんで。GENさんが好きなアーティストたちや仲間が集まって、1日祭りをするっていう日やと僕は思ってるんで。どんだけGENさんを担ぎ上げるかとか、打ち上げも楽しみにしてます(笑)。

-たしかに打ち上げはもはや"祭り"ですね。

侑威地:ずっとテキーラ持ってテキーラ・ボーイしてましたからね。

GEN:気づいたら服着てない(笑)。

侑威地:っていうとこまで連れて行くのが僕の仕事だと思ってるんで(笑)。

NOBUYA:服屋なのにね。

侑威地:全部脱ぎ捨てるっていう(笑)。そういうのが楽しいんです。

GEN:やっぱ最後に飲むのは楽しいよね(笑)。だから渋谷でやるんだもん、すぐに飲みに行けるから。