INTERVIEW
RAISE A SUILEN
2021.11.11UPDATE
2021年11月号掲載
RAISE A SUILEN:Raychell(レイヤ/Ba/Vo) 小原 莉子(ロック/Gt) 夏芽(マスキング/Dr) 倉知 玲鳳(パレオ/Key) 紡木 吏佐(チュチュ/DJ)
Fear, and Loathing in Las Vegas:So(Clean Vo) Minami(Vo/Key) Taiki(Gt) Tetsuya(Ba) Tomonori(Dr)
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■曲調やパフォーマンスが激しいですが、ライヴに向けて体力作りをしたりしていますか? 何かオススメがあったら教えてください!(夏芽)
So:最近はコロナで通えてないですが、体操教室に行って筋トレ、ランニング、体幹訓練などでしごかれています。先生がいじめてくるので強制的に限界を超えさせられるのですが、一緒にいじめられている仲間たちがいるので団結感と負けん気が出て頑張れます。
Minami:肺活量が鍛えられるので水泳が一番効果があると感じています。今はコロナ禍でなかなか通えていないですが、パフォーマンスしながら歌う人にはオススメです。
Taiki:筋トレでベンチプレス、ダンベルプレスなどです。以前はワンマンなどの長尺ライヴを行う際、後半に握力が弱くなることがあり困っていたのですが、筋トレを始めたことによって、こんな私でも握力がつき、今では2時間を超えるようなライヴも安心してプレイをしています。
Tetsuya:筋トレとたまにランニングをしてます。最近はチューブを使った体幹のトレーニングにハマっていて、姿勢やバランス感覚も強化できるのでお勧めです。
Tomonori:脂肪と筋肉のバランスで、音がだいぶ変わると感じているので、自分が納得いく音を鳴らしつつ、長尺のスタミナをつけるために、ドラムで使う筋肉を中心に筋トレをしています。腰をたまに痛めてしまうので、体幹なども鍛えるようにしています。
■影響を受けたアーティストはどなたでしょうか?(小原莉子)
So:歌として影響を受けたというよりは憧れ寄りですが、THE BACK HORN山田(将司)さんの歌い方がずっと好きです。
Minami:THE USEDというバンドが、シャウトをやるきっかけになったバンドです。
Taiki:玉置浩二さんです。2年ほど前に拝見させていただいたのですが、恥ずかしながら、そのライヴでは聞いたことのない曲が多かったのですが、圧倒的な歌唱力で世界観に引き込まれ、曲を知らないとかそう言った次元を超えた感動的な衝撃を受けました。
Tetsuya:Billy SheehanやIKUOさん、THUNDERCATやHenrik Linder(DIRTY LOOPS)などの個性的なベーシストが好きで、影響受けてると思います。
Tomonori:ひとつのアーティストさんから影響を受けた、というのはたぶんないと思います。いろいろなアーティストさんからいろいろな部分を吸収していると思います。
■バンドを始めたきっかけを教えてください。(小原莉子)
So:小学から中学にかけて幼馴染と少しアングラな音楽を聴くようになり、自分たちも真似してみたいという思いからふたりでギターを練習していたのが始まりです。高校になったらドラムとベース見つけてバンド組もうって話してました。
Minami:もともとピアノをやっていたのですが、ギターにも憧れて、ギターをやっているときに友達と組んだのが最初のバンドでした。
Taiki:兄による影響で青春パンクやメロコア系のバンドを聴き始めて、その中でHi-STANDARDを聞いた際に、自分もギターをしたいと思いその頃の同級生とバンドを結成しました。
Tetsuya:はっきりとしたきっかけは覚えてませんが、俺がベース初めるってなったときに、よく一緒に遊んでいた幼馴染たちが"じゃあ俺ギターやる!"、"ほな俺ドラムやるわ!"みたいな感じやったような気がします。
Tomonori:高校3年生のときに、友人から文化祭でバンドしたいからドラムやって! と言われ始めました。
■ライヴ前に、必ずやるルーティン(指慣らしなどで必ず弾く曲や、フレーズなどでも)はありますか?(個人的にはKeyを担当しているので、Keyの楽屋や舞台袖でできる準備法などあれば知りたいです)(倉知玲鳳)
So:オタケビという発声をして低いところから高いところまで声帯が満遍なく動くようにウォーミングアップしています。あとはテンションを上げる曲を聴いたりしながら腿上げして心も身体もポジティヴな状態にします。
Minami:楽屋でそのキーボードを使って、基礎練習的なフレーズで指を慣らしています。裏にキーボードがない状況であれば机などでやると思います。あとは身体のストレッチはするようにしています。
Taiki:最近はユニフォームとして着用しているホットパンツをいったいどれぐらいの短さまで短くすることができるのか、そんな議論を交えながらハサミで裁断をしています。
Tetsuya:軽く身体を動かしながら動的ストレッチをしたり 、何のためにライヴするのか考えたりします。
Tomonori:ライヴ直前に、よく使う筋肉をストレッチ器具でほぐしたり、シングル・ストロークをテンポ200の16分音符で叩いて慣らしておくようにしています。
■ラスベガスのみなさまはライヴ・パフォーマンスするときに、何を意識されていますか?(Raychell)
So:お客さんに楽しんでもらうために、自分がライヴを楽しんでいることがお客さんに伝わるようにしたいと思っています。お客さんが自分につられて思わず笑顔になったり 踊ったりしてしまうような動き、表情、煽りなどを意識しています。
Minami:自分たちのテンションの高さをお客さんにも感じてもらって、観てるほうもテンションが上がるようにしたいので、パフォーマンスは振り切った動きをしてできるだけ目を惹きつけるように意識しています。お客さんの顔を見て煽ったりするときはできるだけ後ろのほうにいる人や動いていない人にアピールするようにしています。
Taiki:ライヴ中お客さんのほうを向いているときは目を合わせるようにしていて、フェスなどで、違うアーティストのTシャツを着ている方なども惹きつけられるような気持ちでライヴに挑んでいます。
Tetsuya:会場にいる全員に楽しんでもらえるように、遠くのお客さんまでとどくように意識しています。
Tomonori:意識的に何かをプレイすると、集中できないことが多々あったので、今はなるべく無意識を意識するようにしています。