MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Fear, and Loathing in Las Vegas

2018.05.03UPDATE

2018年05月号掲載

Fear, and Loathing in Las Vegas

メンバー:Sxun(Gt) So(Clean Vo/Prog)

インタビュアー:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

ポスト・ハードコア、エレクトロ、ラウドロック、エモなどクールでエッジーなサウンドを独自の感覚でミックスし、他に類を見ないハイブリッド・サウンドを創造する神戸の6人組、Fear, and Loathing in Las Vegas。昨年10月にリリースされたフル・アルバム『New Sunrise』から約半年の期間を経てリリースされる今作は、アニメ"覇穹 封神演義"の第1期オープニング曲「Keep the Heat and Fire Yourself Up」と第2期オープニング曲「Treasure in Your Hands」が揃って収録された3曲入りシングルとなっている。プロデューサー的立ち位置であるマネージャーとの二人三脚でのシングル制作の話はもちろん、今シングル・リリース前に行われていたラスベガス史上最長最多のリリース・ツアーの話なども含め、SxunとSoにメール・インタビューを試みた。

-フル・アルバム『New Sunrise』(2017年10月リリース)をリリースしてからちょうど半年経ちましたが、今振り返ってみて『New Sunrise』は自分たちにとってどういった意味を持った作品となりましたでしょうか?

Sxun:タイトルどおりラスベガス(Fear, and Loathing in Las Vegas)としての新しい日の出をテーマとした『New Sunrise』は、制作の時期がバンドの環境やスタンスが変化したタイミングでもあり、そのときの気持ちや実体験をもとに各楽曲にメッセージを込めています。そしてライヴを重ねていくなかでお客さんの幅への対応や、より多くの人に楽しんでもらえる楽曲を作っていくイメージで、ライヴでの再現度や今どういう音楽が好まれているかという部分で試行錯誤がありました。大きくこの2点を踏まえた作品となっていると思います。

So:リリース・ツアー(2017年11月から2018年3月にかけて開催した["New Sunrise" Release Tour 2017-2018])が過去最高に長いツアーとなったので、俺にとってはツアーのイメージが強い作品になりました。

-47都道府県を回る、期間も本数もラスベガス史上最長且つ最多であった["New Sunrise" Release Tour 2017-2018] ですが、完遂してみての今の気持ちを教えてください。

Sxun:これは気力、体力的に考えてもバンド人生の中でそう何度もできることではないな、と思いましたが、一度は経験できて良かったと思うツアーでした。

So:とても長かったのですが、やってみるとあっという間で終わってすぐは少し寂しい気持ちでした。全国で待ってくれている人がいるということを直に感じられて、ありがたいことだなと思っています。

-Sxun君は前回の取材(※2017年10月号掲載)で、ツアーがどれくらい過酷なものか想像できないと言っていましたが、実際やってみていかがでしたか?

Sxun:今回のツアーはメンバーの体調不良などはあまりなく、インパクトのある出来事も比較的少なかったし、後半はライヴの日程が前半に比べて合間があったりしたのですが、日々消耗していく感じというか......。精神的にも体力的にもきつくて、本編を終えたときに一気に疲れがきました。ライヴ中はアドレナリンも出てるし、何より来てくれているお客さんのエネルギーもすごいのでそのおかげでなんとか回れた気がします。

-またSo君は全国の人たちに会えるということを大切にしながらツアーを回りたい、と言っていましたが、今まで行ったことない都市も含め全国回ってみて、様々な出会いがあったのではないでしょうか?

So:物販時や終演後などお客さんと触れ合う機会が多かったので、本当にたくさんの出会いがありました。たくさんの人とお話しできて、パワーを貰えたし刺激も受けました。

-GALNERYUSやTHE冠といったメタル・シーンの大先輩からyonige、MOROHAなどの異ジャンルまでと、かなり幅広い対バンでしたが、今回のツアーの対バンはどういう基準でセレクトしたのでしょうか?

Sxun:基本的には今までと同じスタンスで、こういう組み合わせは喜んでもらえるんじゃないかなとか、みんなが予想もしてない対バンだったり、共演させてもらったときにライヴがかっこいいアーティストさんだったり......。あとは先輩バンドさんや、スタッフ・チームさんから勧めていただいたアーティストさんもお声掛けしてもらったりしました。

-特に印象深い公演をそれぞれピックアップして教えてください。

Sxun:自分たちのライヴで言うとこの質問が一番難しいのですが、公演で言うならサンボマスターさんと回った2018年2月9日の長崎 Studio DO!公演、2月10日の佐賀 GEILS公演、2月12日の熊本 Django公演が印象的でした。熱量も一体感もあって、笑顔になれたり感動的な気持ちになったり、とんでもないライヴを目の当たりにした3日間でした。

So:名古屋公演(2月23日のZepp Nagoya公演)のことをよく覚えています。GALNERYUSの小野さん(Masatoshi "SHO" Ono)が本番もあのハイトーンを自在に出していて、高い音は頭で響かせるとよく言いますが、高音を出すときはマイクをほぼ鼻からおでこのあたりに構えていて、それでもすごく音量が出ていてとても驚きました。