DISC REVIEW
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7000人キャパの地元神戸ワールド記念ホールにて初のワンマン公演をソールドアウトさせ、新たな"PHASE"へ突入した新世代ラウドロック・シーンの覇者"Fear, and Loathing in Las Vegas"。彼らが満を持して2年ぶり3枚目のフル・アルバム『PHASE 2』をリリース。オートチューンをかけたハイトーン・ヴォーカルと強烈なシャウトが交錯するツイン・ヴォーカル・スタイル、アッパーなEDMサウンド、激重リフが唸るブレイクダウン、性急でカオティックな曲展開......。彼ら独自の音楽性にはさらに磨きがかけられ強度を増している。新ベーシスト、Keiのテクニカルなスラップ・ベースやSoによるラップ、7分越えの過去最長曲など攻めの新機軸も満載だ。彼らの真髄が味わえる傑作『PHASE 2』、ぜひ1人でも多くの方に体験していただきたい。 村岡 俊介(DJ ムラオカ)