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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

TASTE'EM ALL

狂気さえ感じさせる、リード・チューン「if」での粘着性を持ったカオスな轟音ぶりと、偏執的な恋慕を描いた詞の秀逸さ。これはLETITOUT-lelia-にとっての

Scoring The End Of The World

ゴス・ファッションとダークな世界観で独自の道を突き進んできた彼らの新作は、これまでの方向性をそのままに、多彩なゲストとの共演や新しい価値観を通して、ダイナミック

RISE into CHAOS

メイン・シンガーふたりとスクリーム・シンガーふたりで構成される、メタル系スクリーミング・アイドル BBTS。七々扇ツバキが加入した新体制でのアルバムが完成した。

蠱毒

毒をもって毒を制す。己龍は今作と連動していく夏巡業"蠱毒厭魅"で、各ライヴハウスと行政のガイドラインに沿ったうえではあるものの、声出し公演を解禁したいと宣言して

BAD!!

厭世の念が破壊力というかたちで具現化された表題曲「BAD!!」は、ザクザクズクズクの轟音でいて響くビートは豪快でもあり痛快。サビメロには爽快感さえもが漂い、良き

「The Final Day ~Countdown to Evolution~」2022 at TOYOSU PIT

男だから、女だから、という言葉で物事を語ること自体がナンセンスだとされる時代ではあるのは充分承知だが。それでもやはり、Mary's Bloodには女性だけで構成

HYDE 20th Anniversary ROENTGEN Concert 2021 Complete Box

幽玄の調べと風雅なる歌声は、久遠を思わせる響きのごとし。2002年にソロ名義での初アルバムとして発表した『ROENTGEN』の、静謐にして寧静なる世界が、202

無自覚の天才

2020年末にメジャー・デビューして以来、メジャーでは初となる待望のライヴを今年3月に開催したNon Stop Rabbit。今回発表されたのは、アニメ"転生賢

Graffiti

Little Lilith初の全国流通盤は、彼女たちが"ガールズジェントバンド"を掲げているだけあって、各曲にDjentの流儀を取り入れているが、それぞれに他ジ

Nonnegative

フル・アルバムは約3年ぶりだが、この間は本当に怒濤だった。"BLARE FEST.2020"の奇跡的な成功からコロナ禍に突入、それでも「PARADISE (Ki

Break and Cross the Walls Ⅱ

前作発表時は、"Ⅰ"があるってことは"Ⅱ"もあるんだろうな、とは思ったもののまさか半年でリリースされるなんて! と驚いたファンも多いのでは。"長引くコロナ禍の影

J.O.I.N.T.

UNDEAD CORPORATION 5年ぶりのフル・アルバムは、8曲+ボーナス・トラック6曲+無観客ライヴの映像を収めたDVDがひとつになった豪華盤。SKIN

Remade In Misery

昨年からコツコツと新曲を配信リリースしてきたMEMPHIS MAY FIREが、満を持して3年半ぶりのフル・アルバムを発売。アルバムの情報を出さないまま、暫く立

裸繪札

大阪のアンダーグラウンドで活動するマチコ(Vo)、TAKUMI(Gt)によるユニットがニュー・アルバムを発表。音楽的にはヒップホップ、ノイズ、テクノ、パンク、ハ

ROZEN HORIZON

今年5周年を迎えたRoseliaが、キャリア史上初のミニ・アルバムを完成させた。"ガルパ(バンドリ! ガールズバンドパーティ!)"のストーリー第3章でメジャー・

+ULTRA / AM I A LØSER?

ワインで言うなら年代物のフル・ボディ、マグロだったらトロ、果物であれば完熟の味わいといったところだろうか。この第2弾シングルで、グラマラスなロック・ヴォーカリス

404

情報過多の傾向にある現世にあって、Track.2で"生きていく意味 見つけ出せ"と歌い掛けることの意義とはいったいなんなのか。佐藤流司がRyujiとして始動した

LAB

3rdアルバム『WOKE』以来約4年ぶりのフィジカル作品になるミニ・アルバムが到着。再び彼らの新作を聴けることに望外の喜びを感じる。この骨太な演奏、メロディ、歌

Survive Said The Prophet - something BOLD

繊細な楽曲のクオリティもさることながら、生命力溢れるアグレッシヴなライヴ・パフォーマンスにも定評のあるサバプロ。彼らが2021年11月に行った"somethin

Explosions

カナダが生んだオルタナティヴ・ロック・バンド、THREE DAYS GRACEの7thアルバム。感情の爆発をモチーフにした本作は、前作『Outsider』に引き

AEGIS OF ATHENA

疫病蔓延の次は侵略危機が勃発。21世紀の世界は予想外な不測の事態に見舞われているが、世相が渾沌とするほど必要になってくるのは、人々を鼓舞するような音楽になってく

Rebuild

昨年末に"ガールズジェントバンド"に進化したLittle Lilithが会場限定でリリースした"1st Demo CD"。本作は、前身の"リトルリリス"時代の楽

オメでたカバー横丁~一番街~

2020年の「金太の大冒険」カバー発表時は、昭和の珍曲を掘り起こしてきた上にメジャーから世に放つとはと思った人も多いだろう。しかしながら、ディスコ・ファンクから

Queen's Legacy

姐御たちの鋼鉄魂は、ここに確かに刻まれた。今思えば、昨秋に発表された最新オリジナル・アルバムにバンド名が冠されていたということは、あの時点で、彼女たちはすでにひ

健音 #1 -未来-

lynch.の悠介(Gt)と真空ホロウの松本明人(Vo/Gt)によるユニット・プロジェクト、健康の1stアルバムがついにリリース。松本が感銘を受けた1本の映画の

ZODIAC

星たちの巡りが季節の移ろいや宇宙のことわりを教えてくれるのだとしても。過ぎゆく時の中で自らの進む道を定め、確かな足取りで進んでいくことまでをも星に託すことはでき

Reignition

沖縄県石垣島発の4人組が5曲入りのメジャー1st EPを発表。冒頭を飾る「Modern Bleed」は新曲で、カオティックなイントロからラウドに振り切った攻撃力

怪物園

その名にたがわず、音の面でも歌詞の面でも不穏にしてカオスな空気感が濃厚に漂っている。ポップなメロとノイジーなギターが混在する「Happy Zombies」はコロ

蛾

夜を飛ぶ蛾の存在感と、バンドのことを重ね合わせたうえで生まれたという表題曲に漂う激烈で不穏且つ緊張感のある音像と、そこに絡んでゆく刺激的でキャッチーな旋律。全権

shout

2020年のメジャー・デビューから、3作のシングルをリリースしてきたラウドロック・アイドル、8bitBRAINの初のアルバムは、今の閉塞感を突破していくように全

M.E.T.A.

あざとい。実にあざとい。今作が持つ存在感をアニメ・キャラにたとえるならば、用意周到且つコケティッシュな"ルパン三世"の峰 不二子に最も近い気がする。時には上品な

Alternate Realities

コロナ禍前の2020年初頭には日本での初となる単独公演を行い、前作『Bad Blood』が洋楽デイリー・チャートで1位を獲得するなど高い人気を誇るデンマーク発の