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COLUMN

DEVILOOF太輝の"音楽とその周辺を語る"vol.6

DEVILOOF太輝の"音楽とその周辺を語る"vol.6

「DEVIFEST 2025」が今年も終了。

今年も沢山の人に来て頂けて最高の1日でした。


自分たち企画のライブというものは終わってからああすれば良かった、こうすれば良かったという話が出てくるもので今回も反省点は沢山ありますが、無事当日を迎えれたし俺の耳には当日の大きなトラブルや怪我人の話も届いてはいないので成功と言って良かったのではないでしょうか。

ただ、今回のDEVIFESTは普段通りのライブとは違って海外バンド招聘という大きな課題があったりと準備に時間や労力が山程かかりました。

今回はGORILLA HALL OSAKAという会場を使わせてもらったけども、基本的にこの規模感のイベントは1年前から水面下での企画が始まります。でも今回はCARNIFEXを呼ぶ使命がDEVILOOFにはあったので、2年近く前から動いておりました。

CARNIFEXのスケジュールが確認できたあとに、会場探し。いくつか候補はあったけども俺としてはゴリラホールでやりたかった。

新しいライブハウスなので綺麗だったり音響設備が良いというのも勿論あるけども、お客さんがくつろげる2Fのフロアもあったり楽屋も広くて出演者皆んなでワイワイできるスペースもあったりとガチのフェス感(DEVIFESTが最終的に目指してる皆さんがイメージする規模の本格的なフェス)とはまだ程遠いものの、それに近しい雰囲気も出せるかなと思い、自分としてはゴリラホール一択でした。

そして、出演バンド決め。最初に声をかけたのはDEXCOREとJILUKA。これは多方面でも言ってるけど、彼等がいたからこそDEVILOOFはここまで活動できているしこれからも共に成長していきたい存在なのでDEVIFESTには不可欠な存在です。そして、昨年に引き続きアイリフドーパにも声をかけました。どんなイベントでも100%盛り上げてくれるし「フェス」と銘打ってるからには出てほしかったので。彼等の盛り上げ力は恐怖すら感じます。

そしてここからは少し考えました。これは本当に難しい問題で毎年同じようなバンドが同じような面子を集めてイベントをやり続けるのは確かにお客さんからしても安心安定で、集客面、運営面からしても安全です。その反面、「DEVILOOFらしさ」を出さなければ面白くないとも考えてしまいます。そこでメンバーと改めて、同世代のバンドたちもフェスを企画してるけどもDEVILOOFにしか出せない個性ってなんだろう?というミーティングをして、ドロドロした闇や暗黒の要素をフェスに付け加えてくれるバンドを呼びたいという話になりkokeshiとICDDに声をかけました。この2組は結果としてこのイベントに強烈過ぎる足跡を残してくれました。

加えて(昨年のCrystal Lakeの枠でもある先輩枠はCARNIFEXと捉えていたので)一世代若いバンドも呼びたいと考えていて、Evilgloomに出演してもらいました。

このような形で出演バンドを決めたのですが、結果としてDEVILOOFにしか集めることのできない出演陣になったと自負しています。

まだ何も決まっていないけど来年もやる予定ですし、次はどんなコンセプトで出演バンドを決めるかだったり、今回は手が回らなかったライブ以外の細かい施策もあれこれと頭には思い浮かんでいます。

今年来れなかった方も来年は是非足を運んでみてください。

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