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COLUMN

"音楽とその周辺を語る"vol.4

"音楽とその周辺を語る"vol.4

このコラムを書いている今は1月中旬。
まだ「因習」のリリースはされていません。
ちょうど昨日リリースの告知とジャケ写を公開しました。
ジャケ写を公開しただけなのに、想像以上の反響があってこういう絵柄は皆も望んでくれていたのかなと思うと嬉しいです。

で、このコラムが公開されている頃には無事リリースもされていると思うし、想像を超えるレベルの楽曲のブルータルさとMusic Videoの衝撃で話題になっていることを願って文章を書いていきます。

「因習」はバンドとして10年の節目となる年に改めて自分達「DEVILOOF」とは何なのか?ということを自問自答の末、導き出した答えです。
勿論今までの過去の作品もバンドとしてその都度やりたいことを表現して、それをメインコンポーザーである桂佑君が体現してくれていた訳ですが、今回はより地に足を付けて自分達が本当にやりたいことは何か?DEVILOOFのファンが求めていることは何か?を考え「因習」のリリースに至りました。
今作は一年ぶりの新曲ということですが、ただ曲を作ってリリースするということだけではなくてMV、レコーディング方法、ミックスマスタリング、衣装その他全ての楽曲に関することを徹底的に拘りたくてこんなにも時間がかかってしまいました。(理解して待ってくれたレコード会社には頭が上がりません......)
色々拘りが詰まっているので全てを話せばキリが無いですがMVのことでも書こうかな。
今回は近藤廣行監督に撮影をして頂きました。メタル、V系好きの皆さんなら一度は近藤監督の作品を触れたことはあると思います。兼ねてから1度は撮影してほしいなと願ってはいたのですが、今回ご縁がありその夢が叶いました。
近藤監督の独特の禍々しい世界観は圧巻で、打ち合わせの段階からその発想力にメンバーもビビってました......
そして最大のサプライズでもある浅野忠信さんの出演。
当たり前の話過ぎてあえて書くのも烏滸がましいですが、やはり圧倒的な演技力、表現力をお持ちなので、撮影現場もバンドのMV撮影というよりも浅野さんの撮影現場と化しておりました(笑)
因みに今までDEVILOOFは外ロケでの撮影でしたが、今回は大きなスタジオを借りてステージセットを1から組んで撮影しました。
正直言うと外ロケでの撮影は過酷だから、スタジオ撮影の方が楽です(笑)

↓こんな感じ


あと、「因習」はドロップEチューニングでめちゃくちゃ通常よりもベースの音を下げてて、レコーディングの時にピッチを合わせるのと音作りがとにかく大変でした......今も格闘中やけど音作りや機材がどうのこうのというよりも、左手の弦を抑える力とピッキングの強さ、角度とどの辺り(ブリッジ寄りかネック寄りか)を弾くかが通常のチューニングのメタルを弾く時よりも大切なのかなとぼんやり分かってきています。

もう文字数制限が来てしまった!!
とにかく「因習」聴きまくってくれ!!

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