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INTERVIEW

DEVILOOF

2019.06.28UPDATE

2019年07月号掲載

DEVILOOF

メンバー:桂佑(Vo) Ray(7strings/Vo) 愛朔(7strings) 太輝(Ba) 幹太(Dr)

インタビュアー:オザキ ケイト

事前に公開された「拷訊惨獄」のMVはすでに73万再生を超え、国内のヴィジュアル系ファンやメタル・ファンに留まらず、海外のメタル・ファンからも支持されているDEVILOOF。否が応にもその期待値が高まってしまうが、その期待値を軽々と飛び越えてしまう2ndフル・アルバム『鬼』は、彼らが持つデスコアという音楽に和の要素を取り込んだコンセプト・アルバムで、まさに世界を射程に捉えた作品と言える。約1年半ぶりの激ロック登場となるが、その間にバンドに起こった様々なことをはじめ、『鬼』に関することまで、たっぷりと語ってもらった。

前回の登場(※2017年11月号)から約1年半ぶりのインタビューですが、その間に様々なことがあったと思います。まず、"DANGER CRUE"内のレーベルである"9th Records"との契約の経緯からお聞きしてもいいですか?

太輝:1stフル・アルバムの『Devil's Proof』(2017年リリース)のレコーディングとミックスを元girugameshのЯyo Trackmakerさんにお願いしていて、その縁でЯyoさんが"DANGER CRUE"の関係者にデモを聴かせたら気に入ってくださって、契約に至りました。

-"DANGER CRUE"と言えば、名だたるメジャー感のあるバンドが多く所属している事務所ですが、そこにデスコアをバックボーンに持つDEVILOOFが所属することはどのような意味を持っているのでしょうか?

太輝:大手の事務所ですし、まさか声が掛かるなんて思ってなかったです。でも僕たちがやることは変わらないですね。その証拠に、契約して一発目にリリースした『「開花」』(2018年リリースの3rdシングル)は売れ線とはほど遠い僕ららしい、あえて勝負に出たような作品になったと思います。

-そして、メンバーの脱退と加入もありました。愛朔さんと幹太さんはどのように加入が決まったのでしょう?

幹太:太輝さんから声を掛けていただきました。でも、そのときは一度お断りしたんですが、会ってお話をして、気がついたら加入してました(笑)。

太輝:うまく丸め込みました。

愛朔:僕はもともとDEVILOOFが好きで、よくライヴにも行ったりしてたんです。

-そうだったんですか!

太輝:彼はDEVILOOFのファンで、一度関係者伝いに挨拶しにきたことがあったんです。その直後に脱退が決まって、そのとき頭をよぎったのが愛朔君で、僕が声を掛けました。

愛朔:僕も当時やってたバンドの解散が決まっていたので、タイミングも良かったです。

-おふたりが加入して、今年の3月に行われた新体制ワンマン(3月16日に渋谷clubasiaで開催した"鬼神行脚")はいかがでしたか?

桂佑:加入して間もないメンバーとやったっていう感覚がまったくなくて、昔から一緒にやってたんじゃないかと錯覚するほど手応えがあったし、このメンバーでないと活動できないなと感じるライヴでした。

太輝:これまでで一番お客さんが暴れ狂ってて、危険なくらいの熱量でしたね。

幹太:現に僕はその熱量にあてられて、ライヴ後に脱水症状を起こして倒れてしまって、ライヴ後のサイン会に参加できなかったのも印象深いです。

-それでは、ニュー・アルバム『鬼』についてお話をうかがいます。今作は"DEVILOOF本来の暴虐性に「和」の要素を取り入れたコンセプト・アルバム"とあります。前作の『「開花」』でも少なからず和の要素が感じられましたが、どの段階で和を取り入れる構想があったのでしょう?

太輝:去年の夏から秋ごろに桂佑君とアルバムの構想を練りはじめて、そのときに"和を取り入れたら面白いんじゃないか"という話になったので、『「開花」』のときにはまったく意識していなかったです。これも何かの巡り合わせなのかもしれないですね。

-これは少なからず"海外から見た日本"を意識したということはあったのでしょうか?

桂佑:日本人の僕らだからこそできるテイストというのは意識しました。

太輝:僕らがこのバンドを組んだ目的のひとつに、"日本人にしかできないことをやりたい"というのがありました。革ジャンにTシャツでメタルをやるのは外国人でもできることですけど、ヴィジュアル系のメイクに和の衣装を着て、曲にも和の要素を取り入れるのは日本人にしかできないことだと思いますし。

-この構想が持ち上がったときの他のメンバーの反応はどうでした?

Ray:他のバンドにできないことだと思うので、僕は面白いなと思いました。

幹太:僕は実は反対でした。というのも新メンバーとして、新体制で活動していくにあたっての一発目にこんな挑戦的なことをやると、"DEVILOOFはどうなってしまうんだ?"とファンを不安にさせてしまうのでは、という気持ちがあったので。

愛朔:僕も幹太君と同じことを考えてました。僕としてはDEVILOOFのファンでもあったし、DEVILOOFに加入してデスコアをやりたいと思っていたところで和の要素が入ってきたので、"大丈夫か?"と思ったんですけど、意外とバズったので大丈夫でした。

桂佑:現金やな!