INTERVIEW
Zephyren代表GEN氏 × Bentham × Emily Sugar × I Promised Once × MAKE MY DAY
2018.09.10UPDATE
2018年09月号掲載
Bentham：辻 怜次（Ba/Cho）
Emily Sugar：Shown（Vo/Gt）
I Promised Once：Flo（Vo）
MAKE MY DAY：Isam（Vo）
Zephyren：GEN（代表）
インタビュアー：米沢 彰 Photo by 結城 さやか
－（笑）では"A.V.E.S.T"のステージに立った感想はいかがでしたか？
Isam：今の活動は対バンがメインなんですけど、僕の中で"必ず対バンの中で優勝する"、"勝ち続ける"ってことが一番大事で、"負けたらもう終わり、解散"って思うくらいの勢いでやってるんです。"A.V.E.S.T"に立ったと言っても、いろんなステージがあるので、僕が"A.V.E.S.T"として立ちたいのはEAST（渋谷TSUTAYA O-EAST）なんですよ。EASTを入場規制にして、"一番かっこ良かったのはMAKE MY DAYだ"って言われたときが、初めて僕にとって"「A.V.E.S.T」に立った"と言えるときだから、まだ足りてないなって思ってます。でも、チャンスをくれた"A.V.E.S.T"のチームとGENさんにはもちろん感謝してますね。
Shown："A.V.E.S.T project vol.12"出演が決まったのが直前だったので、現実味が当日までなかったんですよ。それで、いざステージに立ってビックリしたのが、今まで会ったことがない人も来てくれていたことで、すごい嬉しくて。そういうお客さんから、演奏が終わったあとに"良かったです"って声を掛けてもらって。今でもそういう人たちがライヴに来てくれるんですよね。そういう、僕が今やっているシーンにあまり来ていないお客さんたちが来る機会というか、新しいムーヴメントじゃないですけど、そういうイベントがあるってことに感動しました。渋谷のライヴハウス7会場ってすごい大変だと思うんですよ。そのなかで"A.V.E.S.T"という1個の共通項があることが勉強になったというか、やるべきことが違う視点で見れたっていう気がしますね。
Flo：今までみんなが言ったことって僕も感じているし、出演したいろんなすごいバンドと、同じフライヤーに載っているだけでありがたくて、それがやる気になりました。今まで僕らのライヴに来たことがない人にI Promised Onceを見せられたことも良かったなと思います。
辻：Benthamでは普段対バンをしないようなバンドが出ていたので、"負けないぞ"くらいの気持ちというか、いい緊張感がありました。そのなかで自分たちらしくありつつも、お客さんを乗せられるかとか、意識は集中してましたね。どこのイベントよりも気合を入れてしまいました。Zephyrenさんでモデルをやらせてもらって、会場でお客さんから"カタログで見ましたよ"って声を掛けてもらうのがすごい嬉しかったです。そこから繋がってまた別のライヴでもお会いできたら嬉しいですし、そういう場になってることに感動しましたね。
GEN：今まで"A.V.E.S.T"をやってきた中で一番"A.V.E.S.T project vol.12"が"手作り感と一体感"があったかな。前の年（2017年5月30日に渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催した"A.V.E.S.T project vol.11"）はたしかソールドしてなくて、だから今回は何が何でもソールドさせてやろうって思って。バンド予約もお願いして、ギリギリ前日にソールドして、"In The Family"あっての"A.V.E.S.T"っていう流れができたのかなって思う。大変だったけどやりたかったことが思いのほかピッタリできたのは嬉しかった。
－"打ち上げまでが「A.V.E.S.T」"と形容されるように一種のお祭りと化している"A.V.E.S.T"ですが、出演バンドも多いですし、裏話というかイベントでの出来事で特に印象に残っていることなどうかがえますか？
辻：秘話というか、ステージでライヴしているときに見えたGENさんがめちゃくちゃ目立つんですよ（笑）。最初に"GENさん観に来てくれんだ"っていう嬉しさはありながらも"うわ、GENさん誰より目立つな"っていう（笑）。
GEN：恥ずかしいわ。
一同：（笑）
辻：でも嬉しかったですよ。
－他にはありますか？
Shown：決起会があるっていうのは特別でした。ここから"A.V.E.S.T"が始まっているんだなって。そこでいろんな先輩バンドや同世代のバンドと話して"これに向けて頑張ろう"っていうのがありましたね。すごい嬉しかったのは、決起会で初めてお会いしたアルカラの方々がステージに来てくれたんです。それが嬉しくて。事前に"一緒にやっていきましょう"っていうのは"A.V.E.S.T"だけなのかなって思いました。
GEN："A.V.E.S.T"だけだと話す機会もないと思ったから、一発（決起会を）やっておいた方がいいなって話になって。
Shown：あとLINEグループもあるんです。これもなかなかないですよ。イベントのためにLINEグループがあって、そこで話ができるっていう。すごいですよね。
Isam：あと、（決起会の）場所が全然わからなくて（笑）。
GEN：俺も場所わかんなかったもん（笑）。
一同：（笑）
Isam：すっごく探してたら、冠（THE冠）さんと一緒になって。しかもそのときがはじめましてだったんですけど、"冠さんですよね？"、"あ、MAKE MY DAYのヴォーカルの！"ってなって"すごく探してるんですよ"って言ったら"俺もわかんない"って（笑）。
一同：（笑）
－"A.V.E.S.T"での共演きっかけで仲良くなったバンドなどいますか？
Isam：アナスト（Another Story）かな。もともと知り合いだったし、会えば飲むくらいだったんですけど、KeiGo（Vo）と話が合うんですよ。ヴォーカル同士ってなかなか合わないって言われるんです。特にああいうタイプは（笑）。アナストもそうなんですけど、KeiGoと仲良くなれたのは感謝してます。
Flo：僕もKeiGoです。KeiGoとは朝まで飲んでて仲良くなりましたね。
GEN：人気あるなKeiGo！ 俺はあんまり飲みたくはないけど（笑）。これちゃんと（記事に）入れといてね（笑）。
一同：（笑）
Shown：僕もKeiGoさんです（笑）。KeiGoさんとは深い話はしたことがなかったんですけど、あのときはいちバンドマンとして話をしてくれて、熱いトークをしたんですよね。"この人は酒クズだけじゃないんだ"って。かっこいい、パッションのある人なんだなと思って嬉しくて好きになりましたね......KeiGoさんの評判が上がる会"みたいになりました（笑）。
辻：（笑）KeiGoさんはお会いしたことないんですよ。それこそ決起会も参加できていないですし......。打ち上げも移動があったので、出演が終わってすぐ出てしまったので全然絡みがなくて。ぜひ今度は仲良くできればなと。
－もともとBenthamって対バンするのもシーンが少し違う感じがしますよね。
辻：ジャンル分けされちゃうと対バンする機会がないですね。サーキットとかで名前を拝見するぐらいしかないです。さっきの話に繋がる部分もあるんですけど、妙な意気込みもありますね。せっかく出させていただくので、爪痕じゃないですけど。でもあんまり気にしないですかね、みんな一緒にただ音を鳴らしているだけなんで。勝ち負けもありますけど、自分たちのやりたいことをできればいいかなって思ってます。
![MAKE MY DAY - The Vandal [OFFICIAL VIDEO]](https://i.ytimg.com/vi/GDPBQE7yJZ8/hqdefault.jpg)
