ACME：CHISA（Vo） 将吾（Gt） RIKITO（Ba）
MAKE MY DAY：Isam（Vo） Julian（Gt/Vo） U-ske（Ba） Tkken（Dr）
Interviewer：村岡 俊介（DJムラオカ）　Photographer：生田 大起

－ふらっと観られる環境ですよね。日本でもそれを目指してる人はいるんですけどなかなかやっぱり難しいみたいで。横浜に最近新しくできたBuzzFrontっていうBOMB FACTORYのKAZUYA（Gt/Vo）さんが代表で作ったライヴハウスがあるんだけど、先日のインタビューで海外のライヴハウス感覚で経営していきたいと言ってて。

Julian：なるほど、でもだいたいの人ってライヴハウスに遊びに行く感覚がないですよね。ライヴを観に行く場所っていう。

Tkken：正直敷居は高く感じると思う。

CHISA：初めて来るお客さんとかね。

Julian：激ロックさんが新しく作ってもらって......。

－一応あるんだけどね（笑）

Julian：え、まじっすか！

－LIVEHOLICがあるじゃん（笑）。

Isam：それこそまさに下にバーがあるもんね。じゃあライヴのチケットは無料にしていただいて（笑）。

一同：（笑）

－いろいろお話聞かせてもらいましたが、最後に本日（※取材時）まさに12月31日ですが、来年2023年の展望、目標をみなさん教えてください。

Tkken：やっと僕はこの1年でMMDに馴染んできたんで......。

Isam：まだ馴染む感じ（笑）？

Julian：馴染みきったってことでしょ（笑）？

Tkken：そう、染み込んだ（笑）。来年はさらにびちゃびちゃになるように頑張りたいなと思います。

Julian：僕個人としての何かってのはないんですけど、今年のMMDはTkkenを染み込ませる作業に集中しすぎてたので、来年は音源を出して、それに伴ったツアーもして、またイベントをやって、タイミングが合えばACMEにも出てもらって。僕らもアメリカに連れてってもらってという活発な1年にできたらなって思ってますね。ってかします。よろしくお願いします。

U-ske：さっき言った"SCREAM OUT LOUD FEST"の3回目もちゃんと考えて、それに伴ってツアーだったり、リリースだったり、バンド然とした動きができればいいかなと。

Julian：ACMEに恩返ししないと。

U-ske：来年はこちらからもACMEを呼べるように頑張ります。

Isam：MMDとして僕ら初めてメンバー4人だけで忘年会をしたんですよ。今までやったことがなくって。

U-ske：4人で飲むって今までなかったね。

Isam：今年リリースがなくて、来年に向けてどうしていく？ って話をしたとき、メンバー各々がプレイをしていくなかで、相手のことまで考えてプレイしていなかったというか。実は僕がこれをやれば誰かが良くなる、とか考えたことがなかったんですよ。

Julian：めちゃくちゃ赤裸々に話すね（笑）。

Isam：来年リリースをするうえで、そこを改善しないとあかんなっていうのがあって、Tkkenが入ってくれたことによって、MMDの士気がすごく高くなったんですね。なんでかっていうと、過去メンバーにMMDが好きなドラムってあんまりいなくて。でも、TkkenはMMDが好きで入ってきてるから、すごくバンドとしてのモチベーションが上がるんですよ。だから来年は、僕がやれる限り3人のためになるような動きができる人になりたいと考えてる。それは俺以外も同じように考えてくれていればと思うし、考えてるだろうし。それができたら如実にいい作品ができるんじゃないかなって。作品ができればツーマン・イベントで俺らが逆にACMEを呼ぶこともあるだろうし、"SCREAM OUT LOUD FEST"でお呼びできればなと思うし、タイミングが合わなければまた別に1年後でも同じようにやれればいいなって考えてます。

－なるほど。ACMEサイドはいかがですか？

RIKITO：来年も今年と変わらずバンドとしてはとにかくできることをひたすらやるというか、リリースはずっと続けていくつもりですし、もちろんアメリカには行くんですけど、ただ、"アメリカ贔屓だろ"みたいなことを言われることがあるんですね。そうじゃないんだっていう。やっぱり僕らとしては武者修行みたいな感じでアメリカに行ってるようなところがあって、そこで得たものをちゃんと日本でしっかり出せるように向こうに行ってる部分もあるんで。日本もアメリカも関係なく来年1年間も歩みを止めずにACMEの音楽を進化させ続けて、2023年もACMEすごく良かったなって言ってもらえるような、1年間にしていきたいです。あと個人的な話になるんですけど、実は下北沢で、MMDとして1回、Julianさんは2回ぐらい見てて。

Julian：マジで嫌だ（笑）！

RIKITO：1回、BASEMENTBAR でライヴしたあとに、下北沢LIVE HAUSに移動してたと思うんですけど、そのときにMMDを見たんですが話し掛けられなかった......。

一同：（笑）

Julian：私服にマスクもしてるしこの感じだったらわからないよ（笑）。

Isam：逆に話し掛けてよ（笑）！

RIKITO：Julianさんに関しては下北沢のブッチャーズ+バルってお店があって。4人くらいで、テラス席で楽しそうにしてたんですけど。

Julian：いやいやいや、しかもその前を歩いてたんでしょ？ わかるわけない、話し掛けてほしい（笑）。

RIKITO：来年こそ街で見かけたときでも話し掛けられるぐらいに仲良くなりたいなって。

Julian：完全に自分のさじ加減（笑）。

RIKITO：普段は静かっていうかもう寡黙なんで、スイッチ入らないとひと言も喋らない（笑）。

Julian：将吾さんはSHIBUYA THE GAMEで見かけたとき、話し掛けてくれましたもんね。

将吾：うん。

RIKITO：すごいなぁ！

一同：（笑）

将吾：そのときは泥酔してた。

Julian：そのときも"Quad Cortex、2台買ったんすよ！"っていうの3回ぐらい聞いた。"わかったっす"って返して（笑）。

将吾：正直あんまり覚えていない。

Julian：怖い。

RIKITO：まぁそんな1年にしたいと思います（笑）。

CHISA： ACMEとしては日本でもアメリカでもなくて、初めてのところでライヴがしたいなっていうのはいつも思ってて。そういう新しい場所でライヴとか、来年は新しいことをしたいなって考えてます。

将吾：来年は、2023年になって最初のライヴが自分たちのツアー・ファイナル。セットリストはまだ決まってないんですけどまずはそれをしっかりとやりたい。そこからどういう1年がスタートするかとか、今後自分たちがどういうふうに見せていきたいかとか、やっていくかとかも少しは決まると思うんですよ。それをしっかり決めて。そっから先はまだ発表されてないことがあるんですけどもまた海外行って。さっきCHISA君が言ったようにやったことないところでやりたいなとは思ってますね。