INTERVIEW
Zephyren代表GEN氏×MAKE MY DAY
2017.08.10UPDATE
2017年08月号掲載
Isam(Vo) Julian(Gt/Vo)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 結城 さやか
-久しぶりに出会ったのがそもそもいいタイミングだったんですね。ところで、モデルとして撮影するのって、ライヴで人前に立つのとはまた違う感覚かなと思うのですが、実際はいかがですか?
Isam:止まってることがまず普通じゃないんで、それが一番難しいですね。動いていると、それなりにごまかしが利くんですけど......。
Julian:音も鳴ってるし。
Isam:それに、僕だけが見られてるわけじゃないっていうのもありますし......。
Julian:みんな、いっ君(Isam)だけ見てるよ(笑)。
Isam:まぁまぁまぁ。Julianも見てるよ(笑)。
-なんだこれ(笑)。
一同:(笑)
Julian:ほんと、まぁ動いてないっていうのもそうですし、僕の場合、ギターも持ってないんで、なんかもう、丸裸にされたみたいな(笑)。曲があって、ギター弾いて、動いてりゃ、"どや!"ってやれるけど、それがないと赤裸々な感じになっちゃう。ちょっと何したらいいか、わかんなくなっちゃうんですよ。
-個人として注目されるわけですからね。
GEN:でも、初めて撮ったとき、楽しそうにしていた気がするな。あれはみんないたからうるさかったのか(笑)。
-Isamさんはモロッコとフランスと日本の混血ということで、独特な雰囲気もありますよね。
GEN:たしかに、ちょっと特徴があるっていうか、オリジナルな雰囲気があるよね。
Isam:5年くらい前、最初に会ったときとは全然顔も違いますし。
GEN:あぁ、変わった気がするよね!
Julian:4年かな? 筋トレもしてるしね!
GEN:前の方が、なんか日本人ぽかった気がする。
Julian:若かったんじゃない? 少年っぽすぎたというか。
GEN:たしかにそうだな、若かったんだな。Julianも話してて、前より大人になった感じするもん。
Julian:そうですか? 髭じゃないですか?
一同:(笑)
GEN:昔よりなんかね、どーんとしてる気がする。しっかりし始めてきたなって。
Julian:おぉ、ありがとうございます。
-出会ったころの印象ってどうでした?
GEN:なんかね、とにかく若かった! それに尽きる。今の方がなんか面白いんだよね。
Julian:あざっす!
GEN:昔は、そんな面白くないイメージがあった。
Julian:いやいやいや(笑)。
Isam:飲んでるときは面白いんだから、"MCでもそれを出せ!"ってよく言ってる(笑)。
Julian:飲んでライヴは無理だからね。
GEN:真面目なイメージあるもんね。だって、一緒に撮影してるときも、なんか真面目な話してるイメージあるもんね。
Julian:たしかに。
-そこは、やっぱりリーダーだからっていうのがあるんじゃないですか?
Julian:そういう気質もあるかもしれないですね。俺がすべてを取りまとめてるわけではないんですけど......。でも、俺がもし超適当になったら、このバンドはエグいことになるかも。収拾がつかなくなっちゃう(笑)。新しいドラムも、バカだしね。
一同:(笑)
Julian:18歳の新しいドラマーは、まだアー写はないんですけど。アー写撮った直後に決まったんで。彼が人生で初めて観たライヴが、"Red Bull Live on the Road"の第1回の決勝のステージで、ゲストにはONE OK ROCKとかSTORY OF THE YEARが出てて。
GEN:ヤバいよね。ワンオクとSTORY OF THE YEARなんて、今では考えられないよね!
Julian:考えられないですよね。そこに決勝で僕らの前身バンド(ASHLEY SCARED THE SKY)が出たときに彼が観てて、そこでファンになってくれて。ドラム自体は小さいころからやっていたらしいんですけど、そこからそのバンドの曲をカバーして学祭でやったりとかしてた子が今回ドラマーになった、という流れで。
GEN:努力しているといいことあるね。