COLUMN
オメでたい頭でなにより 赤飯のオメでたいコラムでなにより 第十回
激ロックをご覧の皆さん、毎度どうも。オメでたい頭でなにより作詞と歌担当の赤飯です。シャ乱Qのトリビュート盤が出るなら真っ先にわしに声かけてくれ!頼む!ほんまにこれだけはマジで頼む!と毎日決まった時間に決まった方角に向かってお祈りを捧げています。そんなシャ乱Qへの愛 Just on my Loveな前回を経て、今回はモーニング娘。について語りますよ。
そもそも浅草橋ヤング洋品店、コムロギャルソン、からのASAYANをリアルタイムで観ていた世代ですからそれはもうデビュー前からのストーリーを完全網羅しておるわけです。なんならデビュー前の手売り5万枚シングル「愛の種」を、最終イベント地の中日球場まで三重の田舎の中学生が遠征して涙目で買いに行きましたよ。なっち推しでした。目の前で5万枚売り切れて、会場中が歓声に包まれたあの瞬間は忘れられません。その後「モーニングコーヒー(略称 モーコー)」、そして市井、矢口、保田の新メンバー3名を加えた8人体制での「サマーナイトタウン(略称 サマナイ)」と立て続けにヒットを飛ばし世間での認知度がぐぐぐっと上がっていきます。
その直後、シングルたちが収録された1stアルバム「ファーストタイム」が発売されるわけですが、未だにこれはわしの中で名盤として刻み込まれております。1曲目の「Good Morning」を聞くと、ファーストコンサート Hello!(平家みちよさんとの合同コンサート。このときのコンサートタイトルがそのままファンクラブの名前となりHello! Projectという王国に変わっていく)を思い出して泣けます。三重の田舎の中学生が不安と期待を胸に「愛知県勤労会館 鶴舞ホール」に1人で遠征して爆裂盛り上がりをしていたのです。モーコーのBメロでPPPHを打ちながらメンバーの名前をどれだけ気持ちを込めて叫べるか、サマナイBメロのコーラス(for you、I want you、wow)でどれだけ高く飛べるかに命をかけていました。
この直後には3rdシングル「抱いてHOLD ON ME!」とプロモーションを絡めたモーニング娘。出演の映画「モーニング刑事。~抱いてHOLD ON ME!~」がライブとセットで上映全国ツアーとして公開されました(ピンチランナーが初めてじゃないからな?)。三重の田舎の中学生が不安と期待を胸に「愛知県勤労会館 鶴舞ホール」に今度は友達誘って2人で遠征して爆裂盛り上がりしておりました。映画の内容?惨憺たるものだよ!それがいいんだけどな!VHSのビデオ?買ったに決まってんだろ!サントラまで買っちまったよ!「恋のABC」、「おねがいネイル」収録されてるよ!中学生ながらにシングルアルバムビデオ雑誌及び関連商品全アイテム揃えることは使命だと思ってたよ!!出るテレビ番組全部録画することが使命だと思ってたよ(アイさがちゃんと見てたよ)!新曲の振りコピをして全パート歌い分けできるようになるのが使命だと思っていたよ!死ぬのかな!?いや!楽しい!全部今に繋がってるぞ!
その後タンポポ結成(「ラストキッス」はマジで名曲)→福田明日香脱退「Memory ~青春の光~」ツアー(当然名古屋にて参戦)→「真夏の光線」→「ふるさと」と時代は流れ
ついに筆者はこの翌年1999年夏にslipknotに出会うのです。
ようやく激ロック的にもオールオッケーな流れです。
結局なにが言いたかったかって、わしの青春はモーニング娘。だったしつんくさんだったし、そのときの時間が確実にわしの血となり肉となり今のわしを生かしてくれてるし、slipknotとモーニング娘。交互に聴いてるとslipknotの中身ってモーニング娘。なんだよなぁって思えてくるって話。
slipknotの中身モーニング娘。説は次回検証していきましょう。なんか頭痛くなってきた。
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