INTERVIEW
神使轟く、激情の如く。
2022.01.14UPDATE
2022年01月号掲載
Member:実久里ことの 生牡蠣いもこ 涙染あまね 三笠エヴァ 二日よいこ TiNA
Interviewer:宮﨑 大樹
武道館に立っている、フェスに出ている先輩たちが"カッコいい"と口を揃えて言ってくださった曲だからこそ、武道館でダサいことはできない
-さて、そんな日本武道館公演のチケットはすでに販売中です。S1エリアが15万円、アリーナBエリアとスタンド席Bエリアが510円と価格差が凄まじいんですが、510(ゴッド)な神価格には驚きました。
いもこ:来てくれたら確実に見ている世界を変えられる自信があるので、絶対に後悔させません。始めて行く場所って緊張すると思うんですよ。でもその緊張を超えてでも来る意味があるものだと思って、ぜひ来てほしいですね。
エヴァ:いろんな特典を抜いても15万出して良かったと思えるライヴを私たちは絶対にします。私、関西人だから言うんですけど、510円のチケットで来ると14万9,490円の得になるので、絶対に来たほうがいいです(笑)!
よいこ:それはお得ですね!
エヴァ:マジでお得すぎるので、来たほうがいいと思います。なんだったら20万くらいの価値があるので、15万でも5万の得です!
ことの:初めてが武道館というのが行きづらかったら、私たちはそのために無銭ライヴやツアーで新規無料とかもやっているので、1回行ってみて、そこで決めてみるのもいいし"神激はどんなグループなんだ?"って、そんな気持ちでもいいから1回来てほしいですね。
エヴァ:2月16日にEAST(Spotify O-EAST)で夕闇(夕闇に誘いし漆黒の天使達)さんと無料ツーマン・ライヴをやるとか、2月、3月も池袋で無料ライヴをやったり、いろんな地域に行ったりするので、ちょっとでも迷っている人は、無料のやつに足を運んでみてくれたら決断できるんじゃないかなと思います。
-激ロック読者も、少しでも気になったら気軽に行ってほしいですね。
よいこ:座談会や対バンをしてくださった方たちも武道館に行きたいと言ってくださっているんです。これからどんどんフェスに出たいと思って活動をしていくので、音楽関係の方にもたくさん観てもらって、"神激すげぇやん"、"対バンしたい"と思ってもらえるようなライヴにできたらと思っています。
エヴァ:激ロックで永遠に言い続けているんですけど、フェスに出たいんですよね。でも激ロックの初インタビュー(※2019年9月号掲載)で言っていた"フェスに出たい"と、今言っている"フェスに出たい"はマジで全然重みが違うんです。昔は気軽に言っていたんですけど、今はそのひと言を発するにも覚悟が必要なんだとわかっていて。それはなんでかと言うと、フェスに出ている先輩バンドさんは20~30年やってきた方ばかりだし、もっとリスペクトを込めて、もっと自分たちも努力しないと絶対に届かない領域だなとわかったんです。私の夢であるフェスに出るためには、まずは武道館を成功させることが一番だと思うので、先輩バンドさん、関係者さん、フェスが好きなキッズたちが観に来てくれたときに"こいつらいつかフェスに出そうだな"、"フェスに出られるくらいの実力、気持ちがあるグループなんだな"と感じてもらいたい。3年、4年先の目標も見据えて、自分の夢への気持ちも込めた武道館だと思うので、そういう重み、気持ちを武道館に込めます。
ことの:フェス以外も重みが増したよね。実際に武道館に立ったKEYTALKさんの話を聞いたり、フェスにいっぱい出ている先輩方の話を聞いたり、こういう想いでステージに立っているんだよと聞いたりして、一個一個のライヴに対する重みも変わりました。あと、座談会の中で思ったのが、武道館に立っている、フェスに出ている先輩たちが"カッコいい"と口を揃えて言ってくださった曲だからこそ、武道館でダサいことはできないので、頑張りたいと思います。
-では、日本武道館でやってみたいことを教えてください。
よいこ:それで言うと、ことのさんの歌詞のやつじゃないですか?
ことの:......あ!"じっくり妄想"(笑)!
よいこ:ことのさんがTwitterによく載せている"じっくり妄想"という――
いもこ:ちょっと痛い妄想動画があるんです。
ことの:痛くない痛くない。"かわいい動画"って書いてください。
よいこ:(笑)で、「発狂的発散案件=惰性」(『RAGNARøCK』収録)という自己紹介ソングみたいな曲に"じっくり妄想シリーズ/武道館でやらせたる"って煽る歌詞があるんですけど、それをぜひ伏線回収してもらいたいですね。
いもこ:うん。まぁその曲をやることはたぶんないと思うけど。
エヴァ:ライヴが始まる前の映像みたいなので"じっくり妄想"してもらおう(笑)。
ことの:(笑)まぁそういうのじゃなく普通に沸かせたいというのはありますね。ツアーの帰りの車でONE OK ROCKさんのライヴ映像を観ることがあるんですけど、アリーナとかの会場がTaka(Vo)さんのひと言でアガるじゃないですか。自分もそうなりたい気持ちがあって。武道館という広くて大きい会場で、たくさんの人たちを私のひと言でアゲられるような、そんなひと言を吐けるようになりたいです。
エヴァ:自分は、武道館だとしてもあくまで"私とお前"だと思うんですよ。"お前ら"じゃなくて、武道館に来てくれた人、ひとりひとりの"お前"なんです。"お前"に対して伝えたいし、通じ合いたい。なんかわかるんですよね、ライヴで目が合ってアガっている感じが。私も楽しい、お前も楽しい、最強! みたいな。それがライヴ中の通じ合いだと思っているので、ひとりひとり、個々、一対一、私とあなたで通じ合いたいです。
あまね:普段から"スクリームするときは人間をやめています"と言っているんですけど、どこまで人間を捨てられるか試したいですね。自分がライヴでスクリームして、これは上手く出せたなというときはフロアで勝手に手が挙がっていくんですよ。武道館でどこまで手が挙がるか、自分の叫びでどこまで人を揺らせるか、人の鼓膜を揺らせるかを試したいです。
TiNA:私はいろんな意味でとにかく笑わせたい、笑顔にさせたいというのがありますね。いろんな意味で(笑)。
いもこ:自分たちが楽しんでいるとみんなも楽しいと言ってくれますからね。自分は武道館だろうとなんだろうと、ふざけたい気持ちがあります。緊張してるライヴは大半うまくいかないことに最近気づいたんです。なので、いい意味でいつも通り、だけどいつも以上に沸かせられるライヴにしたい。でも武道館では下ネタがNGなので、そこはいろいろ悩んでいます(笑)。私らしいというと下ネタになってしまうかもしれないんですけど、それ以外の私らしさを見つけていけたらなと。最初のほうはふざけて、最後にカッコ良く決めます。
よいこ:ふざけた目標なんですけど、ライヴが終わったあとに武道館の前で"ぶどう缶"チューハイを飲みたい(笑)。やり切らないと美味しく飲めないと思うので、最高に美味しく飲めるように、全力を出し切りたいなと思います!
エヴァ:ぶどう缶もそうなんですけど(笑)、個人的には武道館が終わったあとに池袋SOUND PEACEというホームのライヴハウスで、凱旋ライヴというか、ホームでバチバチのライヴをやるのも楽しみなところがありますね。
いもこ:うん。どれだけ大きくなってもホームは大切にしていきたいなと思うので。
-今日は、今の神激が音楽的にもコンディション的にも死角がない状態だというのが伝わってきました。日本武道館は、必ずいいライヴになるだろうなと。
一同:頑張ります!
エヴァ:そしてその想像も超えていきます!
よいこ:九段下のぶどう缶を枯らしましょう!
LIVE INFORMATION
"宣戦布告"
3月30日(水)日本武道館
OPEN 18:00 / START 19:00
[チケット]
S1チケット ¥150,000 / S2チケット ¥50,000 / S3チケット ¥30,000 / S4チケット¥10,000 / アリーナAチケット ¥2,000 / アリーナBチケット ¥510 / スタンド席Sチケット ¥10,000 / スタンド席Bチケット ¥510
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