MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

神使轟く、激情の如く。

2020.03.17UPDATE

2020年03月号掲載

神使轟く、激情の如く。

Member:実久里ことの 生牡蠣いもこ 涙染あまね 二日よいこ 妖精かなめ 三笠エヴァ TiNA

Interviewer:宮﨑 大樹

-収穫も課題もありつつですが、春から始まる"神巡り−全国無料ワンマンツアー- 2020春"がいよいよ目前です。今回は初めて行く場所もありますよね。

ことの:福岡がそうですね。

よいこ:名前は知っているけどライヴは観たことがない人は東京以外にもいるはずで。"そういう人たちに会いに行く機会を作ろう"っていうのが全国ツアーだと思うんです。"ライヴに行ったことがないからちょっと怖い"っていう人でも、1回観るだけでファンになってもらえる自信があるので、まずは1回観てほしいですね。無料なのでこの機会を逃さないでほしいです。

ことの:大阪、名古屋、関東近辺は月1くらいで行ってたりするんですけど、初めての福岡とか、群馬とか仙台もひさしぶりで。神激って1ヶ月観ないだけでもだいぶ変わると思うんですよ。前にライヴを観た人も、神激がどれだけ進化したのかっていうのを感じてほしいですね。

あまね:"初めてだけど観に行くよ"っていう声がTwitterとかでもすごく多くて。その人たちを虜にしたいです。個人的なんですけど、静岡公演は自分の地元の地元の地元で(笑)。すごく思い入れが強いのでめっちゃ気合が入っています。

エヴァ:自分は福岡に気合が入っています。初めて本州の外に進出するんですよ。福岡でたくさんの人に来てもらうことができたら、北海道とか四国とかそういうところに足を運ぶ後押しになると思っていて。将来的に、デカいトラックとか、バンみたいなものを借りて47都道府県を回りたいんです。そこで生活をしながらYouTubeとかも撮って。そういうことを叶えるためには、福岡は失敗できないと強く思っています。だから"激ロックを読んでいる福岡の方は来てください!"って、太字にしておいてください(笑)。

-何がすごいって、無料の全国ツアーなんですよね。

エヴァ:全国ツアーを無料でやるって本当にありえないですよ(笑)。これで会場をパンパンにできなかったら福岡に置いていかれるかも(笑)。あえてデカい口を叩くと、春ツアーはすべて満員御礼でしょうね。周りの人に自慢できる存在になり続けるグループだと思っているので、マジで今のうちに知っておいたほうがいいです。絶対に来てほしい。

ことの:無料っていうのは一般層の人が来やすいポイントだと思うので、ここで虜にして豊洲PITまで連れていくっていうのがこのツアーの課題かなって思います。

-たしかに、この全国ツアーが9月22日の豊洲PITへ繋がっていくわけですもんね。

TiNA:前回のZeppワンマンは、加入して間もないタイミングでのライヴだったので、"ついていかなきゃ"っていう気持ちで、精一杯頑張っていた記憶が残っています。今回は丸1年と少し経った状態での豊洲PITなので、自分の武器を磨いて、ステージに恥じないアーティストになって臨みたいです。それまでのツアーやライヴからついてきてくれた人をひとりも置いていくことなく、全員で豊洲PITを埋めたいという気持ちがあります。そこに至るまでのツアーひとつひとつを大事にして、みんなで作り上げるライヴにしたいです。

-ところで、今後のリリースについては、新作『RAGNARφck』の発売延期のお知らせがありましたね。配信シングルがまとまったものになると思っていたので、むしろ楽しみになりました。きっと新曲も入るのかなと。

いもこ:新曲が2曲と、再録曲がアルバムの中に入ります。

-もともとミニ・アルバムという話でしたけど、かなりボリュームがありそうですね。

いもこ:ミニじゃないですよね(笑)。普通のアルバムくらいのボリュームになります。

エヴァ:ミニ・アルバムが延期になったというよりも、"新しいものをもっと良くして作り出すのでちょっと待っててくださいね"くらいの認識です。

-今回の取材前に、できあがったばかりの「残響カタストロフィー」(2018年リリースのアルバム『月影フィロソフィア』収録曲)の再録音源を聴かせていただいたんですが、ただの再録ではない進化した曲に仕上がっていました。

ことの:ありがとうございます。再録というよりもはや新曲みたいですよね。

-ライヴを重ねていったこともあるのか、すごくライヴ感のある曲になっていて。

いもこ:何度も歌ったからこそより感情が入っていい感じに仕上がってます。

ことの:レコーディングのときにもライヴの景色が想像しやすくなったから、っていうのはありますね。

エヴァ:これまでは"音源が100点だったらライヴで120点を取ろう"みたいな意識だったんです。音源で感じていただいたライヴ感については、120点のライヴを目指すことによって、120点のほうがレコーディングのボーダーラインになったからなのかなって思いますね。"この音源を聴いた人が神激に興味を持ってくれるかもしれない、だからレコーディングの歌はライヴと一緒だ"って。どこでも120点の歌を出そうっていう意識になっているんですけど、そういうのは特にあまねが強いと思います。

あまね:前回のレコーディングのときとは本当に歌声が違いますね。前回までは吐息がかった声というか、スカスカした声で歌っていて。そこからライヴを重ねて、がなり声みたいなものも使っているんですけど、今回の「残響カタストロフィー」ではライヴのスイッチが入ったような声で録ることができたのかなと思います。

-「残響カタストロフィー」の再録では、かなめさんのシャウトも入っていますよね。

かなめ:入っていますね。自分で言うのもあれですけど、「残響カタストロフィー」の再録はめちゃくちゃカッコ良くなっていて感動しました。今までの神激に入っていなかった新しいものが入ることによって、既存の曲がよりカッコ良くなっているので、アルバムで聴いてもらいたいです。

-また、"合法トリップ・ボイルハザード"というタイトルの新曲のデモも聴かせていただきました。

よいこ:後ろでEDMみたいなのがずっと流れていて、いつもの神激より一段と宗教感が増した感じというか――

-宗教感ですか。

いもこ:癖になる感じがね(笑)。

よいこ:1回聴いたら中毒になると思います。私の頭の中でずっと流れています。

エヴァ:今回の曲は本当に......ドラッグですよ。

-宗教感の次はドラッグ。

一同:(笑)

エヴァ:ちょっと病んでいるときに初めて聴いたんですけど、本当に良くて。いい曲って自分の気分とかその日の状況とか、何も関係なしにテンションが上がるんだなっていうことをひさしぶりに思い出しました。語彙力がなさすぎてアレなんですけど、本当にヤバいです。

-ブレイクダウンのパートもあって、それこそ激ロック読者に刺さりそうですね。

エヴァ:そうなんですよ。めっちゃ聴いてほしいです。

かなめ:この曲でもシャウトも入っているので、もっとカッコいいグロウルが出せるように、レコーディングに向けてレッスンを頑張っています。

いもこ:まだ歌詞は書けていないんですけど、内容的には挑戦的な、神激らしさを出した感じにしたいなと思っているんです。

-神激らしさもしっかり感じられる曲ですもんね。

いもこ:そうですね。聴いて"あ、これ神激の曲だ"ってわかる感じの曲だなと。

TOUR INFORMATION
"神巡り−全国無料ワンマンツアー- 2020春"

3月21日(土)愛知 名古屋RAD HALL
3月22日(日)大阪 Music Club JANUS
3月24日(火)神奈川 川崎セルビアンナイト
3月28日(土)群馬 高崎TRUST55
4月 1日(水)埼玉 西川口Hearts
4月 3日(金)新潟 桃源郷
4月10日(金)広島 SECOND CRUTCH
4月11日(土)広島 CAVE-BE
4月12日(日)福岡 Factory Unverashu
4月13日(月)福岡 ※ランチオフ会
4月18日(土)仙台 spaceZero
4月21日(火)千葉 柏ThumbUP
4月24日(金)静岡 浜松FORCE
4月25日(土)京都 LiVE Buzz KYOTO
4月26日(日)大阪 梅田amHALL
4月27日(月)名古屋 X-HALL -ZEN-
★ランチオフ会/ライヴ
申し込みはこちら


LIVE INFORMATION
"神時代覚醒 -GOD AWAKE WORLD-"

9月22日(火)豊洲PIT