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INTERVIEW

ヒステリックパニック × 激ロック × バイトル

2018.06.11UPDATE

2018年06月号掲載

ヒステリックパニック × 激ロック × バイトル

メンバー:とも(Vo) Tack朗(Gt/Vo) $EIGO(Gt/Cho) おかっち(Ba) やっち(Dr)

インタビュアー:杉江 由紀 Photo by RIKA(ROCK HAiR FACTORY店長)/ 大木 優美

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-最後に、トリを飾るTack朗さん。ぜひ、ご自身のバイト体験を教えてください。

Tack朗:初めてやったバイトは、回転寿司の裏方です。お寿司はほとんど社員の方が握るので、僕はサイドメニューを主に担当してました。それを1年くらいやったあとは、ライヴやイベントの設営を日給制でちょくちょくやってましたね。

-ライヴということは、当然アーティストさんの公演などもあったわけですよね。

Tack朗:えーと、ミニモニ。さんの設営をやったことあります。あとは、BEGINさんとかも。設営だけじゃなく、会場セキュリティとして働いたこともあります。ライヴ中にステージに背を向けて立っているあの仕事です(笑)。

-オーディエンスが盛り上がるなか、冷静にひたすら場内を見わたすお仕事ですね。

Tack朗:顔には出さないんですけど、あの仕事をしていると後ろのステージでどんなことをやっているのかがメチャメチャ気になるんですよ。でも、絶対に観られない(笑)。

-ところが今や、Tack朗さんの方がそのステージに立っている側ですものね。

Tack朗:そうですね。ライヴのときはセキュリティの方に働いていただいている側なので、いつも感謝してます。

-また、なんでもTack朗さんは少し堅いお仕事も一時期されていたそうですね。

Tack朗:実は就活をしたことがありまして、そのときに僕は民間じゃなくて国家公務員を目指したんですよ。その過程で、厚生労働省と愛知県庁が共同で管轄しているアスベスト問題の被害者リストを照合するバイトというものがあったので、応募してみたんです。国家公務員の試験や面接のときに役立つかなと思って。そのバイトのときは、1日中ずっと法務局の中でリストとにらめっこしてました。結果的には、このバンドを始めるのと同時に民間の会社で営業職の正社員として働くことになったんですけど、3年間の社会人生活ではそれまでのアルバイト経験が役に立ったことがたくさんありました。

-就職経験がありながら、今のTack朗さんはヒスパニでこうして活躍されているわけですから、人の人生というのは不思議なものですね。

Tack朗:あ、それと、アルバイト中に曲が浮かぶっていうこともありました。まさに、メジャー・デビュー・シングル表題曲の「うそつき。」(2015年リリース)もポスティングのアルバイト中に思いついて、速攻でスマホに録音してあとから曲として仕上げたものですし。アルバイト、いいですよ。結構運動にもなるし、いいことばっかりです(笑)。

-このたびは、貴重なアルバイトに関するお話の数々をありがとうございました。ではここで、ドリームバイトの小山さんにご登場をいただきましょう。

小山:初めまして、小山です。本日はよろしくお願いします。

メンバー一同:よろしくお願いしまーす!

小山:では最初に、ヒスパニは5月に新しいEP『666 (TRIPLE SICK'S)』を出しましたが、それを作っていくにあたって大変だったことや、何か面白い裏話があったら教えてください。

とも:曲そのものは、わりとすんなりできました。いつもと比べると。

やっち:ただ、そのあとが今回はちょっと大変だった(笑)。

とも:うん。ヒスパニあるあるで、うちのバンドは歌詞が難アリとされちゃうことが多くて、よく周りの大人に怒られるんですよ(笑)。今回もそのパターンで、入れるつもりだった2曲が結果としてひとつは保留、もうひとつは完全に成仏しました(笑)。

小山:今ちょうど詞についてのお話が出たんですけど、ヒスパニの曲ではともさんがほとんどの歌詞を書いているそうですね。韻を踏んでいるものが多くてカッコいいなと思いながらいつも聴いているんですが、そのワード・センスはどこから生まれてくるんですか?

とも:ヒスパニの曲は、歌詞を見ないと何を言っているかがわかりにくいようなものが多いと思うんですよ。そういう奇抜さやクセみたいなものは、自分の中からわりと自然と出てきちゃうことが多いです。好き勝手に書くと、だいたいああなっちゃうんですよ(笑)。ただ、今回『666 (TRIPLE SICK'S)』の中に入れた「メリーバッドエンド」や「Love it!」に関しては、いつもより日本語の歌詞がちゃんと聞きとれるような感じにしたんですね。特に、「メリーバッドエンド」はTack朗が作ったメロディが独特の譜割りになっていて、当てはまる字数がだいぶ限られていたんですけど、そこにうまく言葉を乗せていくのが難しかったです。もともとTack朗は青春パンクやメロコアを聴いて育ってきているし、俺は俺でヒップホップやラップが好きでよく聴いていたので、その感覚的な部分でのすり合わせにちょっと時間がかかりました。これまでだと、Tack朗や$EIGOが作ったストレートなメロディに俺が歌詞を乗せることで奇抜になるというケースが多かったので、今回のその2曲ではわりと中間的なところを狙いたかったんですね。だからその点は、Tack朗と夜中の3時くらいまで話し合いました。

Tack朗:あれはかなりじっくり話し合ったよね。

とも:そういう意味で、今回の『666 (TRIPLE SICK'S)』については今までどおりバチバチに韻を踏んだ部分と、これまでになかった聴きやすさ。その両方を楽しんでもらえたら嬉しいです。