オメでたい頭でなにより赤飯のオメでたいコラムでなにより第八回

COLUMN

オメでたい頭でなにより赤飯のオメでたいコラムでなにより第八回

激ロックをご覧の皆さん、毎度どうも。オメでたい頭でなにより作詞と歌担当の赤飯です。大学時代のバンド名をテーマに隔月で連載していたこのコラム。激ロックに出会った頃はこんな日（ネタ切れ）が来るとは思わずにいたので！そもそも1年続くと思わずにいたので！今回から装い新たに、テーマを変えてお話ししていきます。そのテーマとは「私のルーツ/今の私を形作るもの」とかどうですか？めっちゃ音楽コラムっぽいでしょ！

新テーマになって一発目に取り扱うのは、嘉門達夫（タツオ）さん。皆さんご存知、激替え歌メドレーでお馴染み。実は僕が生まれて初めて購入したCDは嘉門達夫さんの『替え歌メドレー2』でした。当時小学校2年生でファミコンとお笑いにしか興味がなかった自分に、友人が面白いものを聴かせてやろうと紹介してくれたのがきっかけでした。初めて聴いた時、正直使われている元ネタがわからないものもかなり多い中で、「これはやべぇものを聴いてしまっている......！」というセンセーショナルな感覚を味わってしまいました。すぐにCDショップに走りドキドキしながら買ったことを覚えています。CDショップに入ること自体がドキドキだし、膨大なCDの中から自分のお目当てのCDを探すあのワクワク感。友人宅で見せてもらったジャケの記憶を宝の地図代わりに冒険している気分でした。嘉門達夫さんの棚を見つけ「あった！！」と飛び付くと、替え歌メドレーはあるものの、思ってたジャケの色と違うんですよね。友人宅で見たジャケは紫だったのに、そこにあったジャケは黄色かったんですよ。そこで気付きましたね。「替え歌メドレーにはアナザージャケットがある......！」と。嘘です。当時7～8歳のクソガキの僕にアナザージャケットなんてボキャブラリーも概念も無かったです。単純に「あ、シリーズものなんだ！！」って気付く程度の知恵はありました。完全にマリオとドラクエのおかげですやん。「黄色は替え歌メドレー1、紫は替え歌メドレー2、よし！覚えた！今日はひとまず2買う！紫買う！」と2を買って帰りました。そして今日。打首先輩が、"カモン諭吉"してるわけで。全て縁で繋がるんだなぁとしみじみ......。あれ。内容なんも触れてねえ。

ただのはじめてのおつかいみたいになってる。えと、あれです。結局音楽に笑いを求めるスタイルはここから確立されていたのでした！！！！！やったぜ！！！！！

スポンジのように全てを吸収していた幼少期。何度も何度も飽きずに聴き込み、真似して歌う。未だに歌詞も丸暗記してますし、生涯忘れることはないでしょう、生涯忘れることはないでしょう。そうやって自分の一生に刻み込まれた「今の私を形作るもの」があなたにはありますか？このコラムを読む度に何か1つ思い出してみてください。自分自身を知る良いきっかけになると幸いです。

真面目か。