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オメでたい頭でなにより 赤飯のオメでたいコラムでなにより 第二回

オメでたい頭でなにより 赤飯のオメでたいコラムでなにより 第二回

激ロックをご覧の皆さん!毎度どうも!オメでたい頭でなにより でボーカルと作詞をやってます 赤飯です。よろしくお願いします!3月号より隔月でお届けしております 赤飯が大学時代にやっていたバンドを紹介していくこのコーナー。前回ご紹介しました「ソ末な性飢しゃぶり帯」が母体となり 名前だけが毎回変わっていくのですが(メンバーもやる曲も基本同じ)今回ご紹介するのはこちら......!

第二回「残酷な前田のTUBEしゃぶってムーチョ(is hard on the knees)」

このバンド名だけでセトリが予想できる人は頭キレッキレ過ぎてかっこいいです。セットリストはこんなんです→「・残酷な天使のテーゼ/エヴァOP ・THE SEASON IN THE SUN/TUBE ・Falling in love(is hard on the knees)/AEROSMITH」。あと何曲かやってましたが この3曲のインパクトが強すぎて忘れました。まず普通にエヴァを1コーラスやったところで Falling in loveのイントロ「You're so bad you're so bad you're so...」をやってブレイク。その後突然TUBEが始まり これも1コーラスやり終えたところでまたエアロスミスに戻るという 文字通り"ミクスチャー"をわかりやすく体現していました。今思い返すと だからなんだ? 感が半端ないのですが 当時はスタジオ練習でみんなでこの流れをやりながらケタケタ笑っていました。
ミクスチャーといえば 当時からミクスチャーというジャンルが大好きで 1年のとき入部直後 ミクスチャー大好きメンツで組んだバンドのセトリの節操のなさは部内でも随一でした。最初のお披露目ライブのセトリがこれです→「・LINKIN PARK・RAGE AGAINST THE MACHINE・松浦亜弥」ミクスチャーが過ぎますね(セトリ的な意味で)。その後のライブではなぜか1曲目に オジーオズボーン の Crazy train のリフとギターソロのみ(つまりインスト)をやることになり ボーカルの自分はあまりに手持ち無沙汰過ぎて 「いただきます」の合図で曲を始めると同時に 一心不乱に壇上でおにぎりを食べ続けるというパフォーマンスをしていたことがありました(ツナマヨ)。今思い返すとボーカルのいるバンドで しかも持ち時間も少ないのにインストなんてやってんじゃねぇよバカ野郎と若干はらわたが煮えくりかえってきますね。
 
「嘘です。すこぶる楽しかったです^^」
 
さて 話をソ末に戻します。基本のバンド名は「ソ末な性飢しゃぶり帯」なんですが 毎回セトリやコンセプトに合わせてバンド名を付け直すという作業を必ずやっていました。もちろんこの時もこの3曲がセトリにあるということでこんな名前になってしまいました。他に訴えたいことも伝えたいことも何もなく ただ面白いからという初期衝動だけで無邪気に突っ走っていただけでした。そんな怖いもの知らずな大学生の勢いってなんか瑞々しくていいですね。おかげさまで今こうやって激ロックさんでバンド名をテーマにコラム連載させていただいており いやー人生に無駄なもんて本当にないなぁとしみじみ考えるわけです。バカみたいにバンド名を毎回変えていなかったら連載するだけのネタなんてなかったでしょうし。
ちなみに今もオメでたのライブでやっている大塚愛さんの「さくらんぼ」のカバーもソ末時代に勢いで誕生しました。ぶっちゃけ今の「オメでたい頭でなにより」での発想やら やっていることって 自分の中では当時からさほど変わっていないんですが 決定的に違うのはバンド活動の真剣さ故の ストッパー係がオメでたにはいるということでしょうか。「そんなことやったらバンドが終わる!ダメだ!(焦)」って誰かが言ってくれるのって有難いですね(笑)。僕が可能な限りの具材を鍋にぶち込みまくったところから メンバーがある程度大丈夫なレベルまで灰汁を掬い取ってくれている そんなイメージです。
 
あ、何だか今回は思い出話からしみじみしてしまいましたね。次回は第3回「失敗子育て発表会/就職浪人支援会」について語ります。もちろんソ末のことですよ!!

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