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INTERVIEW

ナノ × 激ロック × バイトル

2018.11.12UPDATE

2018年11月号掲載

ナノ × 激ロック × バイトル

インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 大木 優美

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-バイト先の人間関係はどうでしたか? うまくやっていけた感じでしたか。

人間関係の勉強になるのは、やっぱり学校と仕事だと思うんです。学校や仕事先って、相手を尊重して、調和を保つのも重要だから、それはすごく社会的な勉強にもなるし、人とぶつかることもいい勉強になる。逆に人とぶつからないように、どうやって自分を良くしようかっていう気づきも得ることができますからね。日本に来てからは、日本人の本質や文化というのを、バイトを通して知りました。

-アルバイトでは特に、いろんな年齢層の人と関わりますしね。

そう。先輩、後輩の関係っていうのはアメリカにはなかったから、(アルバイトの)面接のときもめちゃくちゃフランクに社長と喋っていたんです(笑)。そしたら、"君は、相手の目をすごく見て喋るね"って言われて、"そうですか!?"ってびっくりして。そこで、"そうか、日本ではいきなりハグとかよりは、ちょっと距離感を持つことも大事なのかな"って思ったんですよね。無理やり"YO! YO!"みたいな感じでいくのは、印象が良くない場合もあるんだなっていう──まぁ、もともと"YO! YO!"ってタイプではないんですけど(笑)。

-その性格的な部分では、アメリカにいたときと、日本に来てからあまり変わりはない感じですか。

たぶん、もともと親が日本人的な考えだったので、日本人っぽい部分があったんですけど、やっぱり発言とかには違いが出ましたね。最初によく言われたのが、"よく自分の話をするね"ってことで(笑)。誰かと共感したときに、"そうそう、自分もそう思う"とか"自分はこうだったんだよね"とか、悪気はないんだけどすぐに自分の話をすることが多くて。アメリカでは、自分の話やアピールをしないと、相手と渡り合っていけないけど、日本に来てからは、もっと人の話を聞くようになりました。

-それはコミュニケーションの取り方としては全然違いますね。

そうなんですよね。ドリームバイトの結衣さんは大学で語学の勉強をしているんですよね。

工藤:はい、英語学科にいます。

英語は好きですか?

工藤:もともと中学生のときは"日本人なのになんで英語をやるんだろう?"って思っていたくらいで。でもナノさんの音楽を聴いたり、英語でのインタビューとかを見て、聞き取れるようになりたい、理解できるようになりたいとか、英語ってかっこいいなって思ったのが、英語を学ぶきっかけになったんです。

嬉しい! じゃあ、海外の経験もこれから?

工藤:はい。来年、ボストンに半年間留学します! ニューヨークにも行けるらしいので、もしナノさんのおすすめの場所があればうかがいたいです。

すべてが初めての経験なんですね。ボストンは行ったことがないんだけど、素敵な場所だと聞いているので、ぜひ逆にいろいろ話を聞きたいですね。ニューヨークは、定番だけど公園がすごく風情があっていいかな。街の雰囲気が好きだっていう人も多いので、街を散歩するだけでも気持ちいいし、あとは美術館とかもおすすめで。何か趣味とか、好きなことってある?

工藤:音楽を聴くのが好きなんですけど、もともと高校が美術に特化した学校で、美大を目指していたんです。それは途中で断念してしまったんですけど、美術にも興味はあります。

じゃあそれこそ美術館とか、あとは自分でもまた何か描きたいなとか作りたいなって思ったら、画材とかを売っている店もたくさんあるし。ライヴハウスに行って、いろんなライヴを観たりするのもすごく楽しいよね。

-来年の留学が楽しみですね。工藤さんのように、英語の歌詞の内容を知りたいからとか、英語のインタビューを理解したいから英語を学ぶっていう、ナノさんの活動が誰かにとっての動機になるってとっても嬉しいことですね。

それはすごく思います。ファンのみなさんからもよくお手紙を貰うんですよ。"英語には興味がなかったけど、ナノの曲を聴いて英語を勉強するようになった"とか、"ナノの影響で、留学に行ってきます"とか。そういうのを読むと、ちょっとでも役に立てて良かったなって心から思うし、それが将来に繋がる、繋がらないは関係なくて、その体験がものすごく重要だと思うんです。海外を見てみるのと見ないのでは、全然違うと思うし。好奇心を持って生きていくのは素晴らしいことだと思う。今、結衣さんは19歳だよね? 自分も19歳くらいのときって、もう来年は20歳だな......とか変なプレッシャーを感じたし、時間に追われる気持ちになったりして、早く未来を決めないとって思うじゃない。でもそうやって焦ると、逆に選択肢が狭まると思うんだよね。もしかしたら、もっと素晴らしいものがあったのを逃してしまう可能性もあるし。

工藤:そうですね。

これはもしかしたら将来に繋がらないかもしれないけど、やってみる価値はあるなって思うことは、決して無駄ではないと思う。アメリカに行くのも、それが実際に将来の職業に繋がらないにしてもいい体験だと思うしね。後悔はしないと思うし。自分を責めなくていいと思う。10代の子って、将来どうしようとか、焦りも出てくると思うんです。でも、自分が強くいれば、いくつになってもかっこいいと思うんだよね。

-ナノさんがいろいろ経験してきたのは、そういういろんなものを得たい、見たいっていう好奇心が大きかったからなんですね。

常に好奇心旺盛だったし、やってみたいものは全部やりたいっていう性格なので。あとは妥協したくない。自分がこんなもんだったとか、自分に負けたなっていう気持ちがすごく嫌で。何をするにも精一杯やって、当たって砕けてもいいから"やったよ"って言える気持ちが欲しかったんですよね。

-そういう前向きさって、もともとのものですか。

そうですね。でも、周りのスタッフさんとかのおかげもあると思いますね。みんなで勇気づけてくれたりするし。でも一番は、やっぱりファンのみんなかな。みんなはいつも、どんな状態のナノでも応援してくれるので。温かいし、ほんとに感動的な手紙を書いてくれたりして。それくらいみんなが熱い想いをぶつけてくれるなら、自分はそれ以上の想いをぶつけないと逆に自分を許せないってなりますからね。