INTERVIEW
Fear, and Loathing in Las Vegas
2017.06.13UPDATE
2017年06月号掲載
Member:Sxun(Gt) So(Clean Vo/Prog)
Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)
-たしかにラスベガスのファンって、世界中にいますよね。YouTubeのコメントひとつとっても、様々な国の言葉で書かれてますし。アニメのタイアップなども関係しているとは思いますが、無数のバンドがアニメ・タイアップをやってるなかでもラスベガスは海外からの反応がすこぶるいいかなと思います。
So:ありがたいですね。前にフランスに行ったときも、そういったアニメから入ってきたファンもたくさんいたように感じましたね。YouTubeの再生回数を国別で調べてみると、日本がもちろん1番なんですけど、2番目がインドネシアで。
-インドネシア!?
So:アメリカとインドネシアが同じくらいで。"インドネシアでそんなに観てもらってるんだ!?"って驚きました(笑)。そういうのって嬉しいですよね。
-インドネシアに行ったことは?
So:まだないです。
-じゃあ、今後もしかしたら(笑)。
Sxun:飛行機が苦手なんで、それだけがネックなんですけど(笑)。
So:未だに(笑)?
Sxun:なるべく、地に足つけていたいんです(笑)。
-日本でも北海道や沖縄は飛行機ですよね?
So:ほぼ飛行機ですね。
-ではそこは早く克服するということで(笑)。
Sxun:そうですね。早く慣れたいですね(笑)。
ライヴでみんなと歌いたいってことがテーマとしてありました
-では、最新シングル『SHINE』の話に移らせていただきます。今作はじっくり時間をかけて制作できたんじゃないですか?
Sxun:時間は、たっぷり使わせていただいたんですけど、そのぶんボツにした曲もたくさんあって。なので、スピード感は今までと変わらず、体感的にはもしかしたらそれ以上だったかもしれないですね。今出すべき曲なのかや、以前の曲と比較して変化や成長があるかなど、マネージャーにシビアに判断してもらいました。自信持って出せるものにしないと、後悔をずっと引きずっていくことになってしまうので、崩してまた作り直してってことを何度も繰り返しましたね。
-ワーナーミュージック・ジャパン移籍第1弾の大事なタイミングにおいて、この「SHINE」(Track.1)をシングルとして選んだ経緯を教えてもらえますか。
Sxun:正直移籍はあまり気にしてなかったですね。自分たちにとってシングルを出すタイミングが今であって、そこでリード・トラックとして作った曲が「SHINE」だったということだけです。
-最初から「SHINE」をシングルにしようと決めてたのでしょうか。
Sxun:途中でいろいろ形が変わったりしたことはあったんですが、最終的に「SHINE」に行き着いたというか。曲の断片みたいなものがパソコンの中に山ほどあるんですけど、そのファイルを見返したら、"これ、いつのヤツやねん"っていう1年以上前のファイルだったり(笑)。
-曲の雰囲気が変わったということでしょうか。
Sxun:そうですね。曲のタッチが全然違うものになりましたね。形にならなそうなものは崩してと試行錯誤してきました。
So:Sxunさんからもらったのを、俺も何曲歌ったかわからないくらい。
Sxun:今年はたくさん新曲を出していくことはライヴでも言ってたので。いっぱい作るぶんには、後々新しい曲に繋がってくるものもあるだろうし。そういう見方もしつつ、「SHINE」に焦点を当てて作りました。