INTERVIEW
Zephyren代表GEN氏×KEYTALK×SAKAEYA
2016.09.12UPDATE
2016年09月号掲載
KEYTALK:寺中 友将(Vo/Gt) 八木 優樹(Dr/Cho)
SAKAEYA:白川 敦(店長)
Zephyren:GEN(代表)
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江
-今度は寺中さんから見たSAKAEYAさんのイメージや第一印象をうかがえますか?
寺中:そもそもはストリート系の服が好きで――下北にはバンドの練習とかで行くようになっていたんですけど、練習前に買い物したりしていて、そのうちSAKAEYAで買い物するためだけに下北行ったりもするようになっていったんです。服とか見てても、店長があんまり話し掛けてくるようなタイプではなかったので、俺的には服が選びやすかったんですよね(笑)。苦手なんですよ、選んでるときに話し掛けられるの。
-最近はそういう話多いですよね。
寺中:なので、店に行きやすかったんです。
GEN:熊本はもともとストリート(系のショップ)が多いよね。
寺中:そうなんです。だから、こっち(東京)に来て"あれ!? こういう感じなんだ......"って思いました。熊本はストリート系のお店がいっぱいあったんで、こっちってあんまないんだなって。
GEN:熊本ってほんと多いんだよね。だから熊本にもお店出して、セレクト・ショップもやったし。
-熊本はストリート色が強いというのはよく聞きますね。ところで、GENさんはラウドやパンク、メタルとヒップホップのイメージが強く、ダンサブルなロックが中心のKEYTALKとの組み合わせは意外に思うところもあるのですが、GENさんから見たバンドとしてのKEYTALKの魅力をうかがえますか?
GEN:初めて見たのはMY FIRST STORYとやったとき(※2013年6月10日開催の"SAKAEYA & GARDEN presents MY FIRST STORY & KEYTALK special 2 man live")じゃないかな? 最初の印象はもちろんあるんだけど、いつもガッチリ飲みながら楽しんでいるので......今は思い出せないな(笑)。
一同:(笑)
GEN:いや、時間が経つと最近の印象が強くなっちゃって(笑)。最近だと武道館もあったし "ROCK IN JAPAN FESTIVAL"はめっちゃ感動したし。いろんなバンドを見てきた中で、いいなって思ったのは売れていく自信があったけど、GARDENのときにはもうすでに来てるなっていう雰囲気をひしひしと感じてたし、ライヴも面白いし。こうやって最近よく撮影とかしてるからより知るようになって、"KEYTALKってこういうふうにできてるんだな"っていうのがそこで見えてくるとやっぱり楽しい。今年の"ROCK IN JAPAN FESTIVAL"はほんと良かったよね。
八木:あれは、きばってましたね(笑)。
寺中:年間、たくさんのライヴをやっているんで、なかなか"この日のために"って感じで練習に時間をかけられなくて。そんな中、時間を割いてみんなでじっくり考えながら作り上げたライヴだったので、勢いだけじゃなかった感じです。
GEN:こうやって撮影とかで接してるんで、ああいうヤバいライヴを観ると喜びもひとしおというか。勝手に感動しちゃうんですよね(笑)。
-その撮影ですが、GENさんから見て、おふたりのモデルとしての評価はいかがでしょうか?
GEN:最初の撮影はマジ硬かったよね(笑)。
八木:初めて一緒にやらせてもらったときから、GENさんはこんな感じでずっと話し掛けてくれるんですけど......カメラの前に立つと直立不動になっちゃって(笑)。
GEN:ライヴの雰囲気とかも見て"こういうのが似合うかな"とかいろいろ準備するんですけど、最初は違和感があるのもわかるから、それをどういうふうにリラックスさせるかってことも考えながらやりますね。今はだいぶ慣れたというか、うまくなってくれてすごく撮りやすいです。今日もすごくよかったし。たしかに最初は面白かったね(笑)。そういう姿を見てライヴも観ると、いろいろと思うことがありますね。
-ちなみに、巨匠はRIZAP(ジム)通いを公言するなど、ボディ・ビルディングにも力を入れていますね。モデルをやるうえで、やはりプラスに働いていますか?
GEN:やっぱり、筋肉量はカッコよさに繋がると思いますね。優しさにも繋がってくるし。
-優しさに?
GEN:やっぱ、筋肉って自信になるよね!
寺中:そうですね。筋肉ある人って、何かしらやり遂げられる人っていうか。ちゃんとやり遂げてくれる人、みたいな。