－単体の映像作品になるかと思いきや、まさかのCDのプレミアム盤に付くという。

Sxun：『PHASE 2』の特典のダイジェスト版で観ている人もいると思うんですけど、映像作品単体で出すような予定はなくて。シングルに付けるとか何かしらのタイミングで出すという提案だったんです。シングルにフル尺のDVDが付いてくるって聞いたことないし、インパクトあるなって（笑)。面白そうなんでいいと思いましたね。

－武道館のライヴも決まったタイミングですしね。同じホール・クラスでのライヴですし、ワールド記念ホールに行けなかった人たちにとっても武道館への期待を高めさせるものになりそうですね。

Sxun：ラスベガスがワールド記念ホールでライヴをやったことは知っているけど、どんなライヴだったかを知らない人はこれを観て欲しいですね。来ていた人もあのときの感動をもう1度味わいたい人は観て欲しいし、ああいう規模の場所でラスベガスがどういうライヴをしてるのかというのも、ひとつの参考として観ていただけたら嬉しいです。

－あれは観た方がいいですよ。海外のEDMフェスのような照明やステージセットは凄まじかったです！

Sxun＆So：ありがとうございます（笑)。

－アー写、MVでのTaiki君のファッションやヘア・スタイルは突っ込まざるを得ない程に今回も進化していますね。

Sxun：突っ込まれるだろうと思ってました（笑)。

－何をイメージしているのでしょうか（笑)？

Sxun：これはもう......メタラー（笑)？ アー写ではEDM感のあるなかにひとりメタラーがいるって感じなんですけど、でも俺らもネタ的にふざけているわけではないというか（笑)。実際インタビュー読んでいる人も考えて欲しいんですけど、自分がこの格好をして成立するのかっていうことなんです。それを考えてみると他のメンバーだったらギャグになってしまうというか。でもTaikiがやるとかっこよさもあるんですよね。まぁ一瞬ちょっと"アレ？"ってなりますけど、"でもみんな虜になってるでしょ！？"っていう。

－実際、素のTaiki君は相当イケメンですしね。

Sxun：ポテンシャルはあります（笑)。 Taikiにしかできないポジションだと思うんで。僕らもそこを楽しみにしつつ、マネージャーと一緒に"次どうしよっか？"って考えたりとラスベガスの面白さのひとつというか。強めのフックですね（笑)。

－去年末のインタビューでSxun君は2015年の目標を"もう1回自分たちのやり方、スタンスを見つめ直してもっといいライヴができるように、どういう曲を出せばいいかをもっと追求していきたい"と言っていましたが、2015年ももうすぐ折り返し地点ですが、いかがですか？

Sxun：今年の始めに武道館公演含め今年1年間のスケジュールが決まったので、そこをどう走って行くかを考えたのですが、原点回帰する部分もありつつ、そのうえでさらなる成長をテーマにしています。去年のツアーで得られたこともあるし、ライヴの大切さを実感できた1年だったんで、それを踏まえて"今年はもっとストレートに自分たちの良さを伝えていけたら"と思っています。変わらず継続的にそこを意識してやっていこうと思っています。

－So君は"しっかりと気持ちを伝えられるバンドになりたい"とおっしゃっていましたが。

So：そこはまだクリアできてないところですね。自分の気持ちをしっかり伝えることができる人間になれるよう日々過ごしているので、"今年中に絶対ものにしてやる"という気持ちで進んでいこうと思います。

－4枚目のフル・アルバムのリリースも発表されましたが、どのような作品になりそうですか？

Sxun：『PHASE 2』が凝りに凝った、どちらかというと変化球的な1枚になっていたので、今回はどちらかというとストレートな作品を意識しています。あとは歌詞や楽曲に気持ちを込めて、それをライヴでそのまま素直に出せるような流れを目指しています。原点回帰と進化を同時に見せられるような1枚になればいいなと思っています。

So：歌詞の部分では、もっとメンバーが感情移入できるような、お客さんに対してもメッセージ性が強いものになるように意識して作ってきたいと考えています。

－ありがとうございます。最後に激ロック読者に向けてシングル『Starburst』についてまとめのメッセージをお願いします。

Sxun：とにかくまずは聴いてもらってライヴでも一緒に楽しんでくれたらそれでいいと思ってます。

So：最後の最後までみんなで歌える箇所が多いし、ライヴをとても意識して作っている曲なので、みんなで早くライヴで楽しみたいですね。