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INTERVIEW

REDLINE RIOT!!

2014.12.11UPDATE

REDLINE RIOT!!

Member:NOISEMAKER:AG CRYSTAL LAKE:Ryo wrong city:Victor Survive Said The Prophet:Yosh

Interviewer:米沢 彰

-音源のトラックはお互いに聴いていますか?

一同:聴いてます。

-全体でのテーマなどは特に定めたりは?

Ryo:いや、とくに決まってないですね。

Yosh:自分たちらしさでやりました。

-皆さんそれぞれの感想を教えて頂けますか?

Victor:"こうきたか"とかね。

Ryo:でもやっぱり"それぞれの色を全開でだしてきたな"っていう感じで。

Victor:コンピならではだよね。違いがくっきり見える。

Yosh:みんな構えてた部分もあって、でもどうなるかっていう。実際は"だよねー!"って(笑)。期待してた部分と、それ以上のいい意味での期待外れがありました。ちょいちょいライヴで聴いてたりしてた曲とかもあったけど、音源っていう形で出せることができてよかったですね。聴いてくださいとしか言えません(笑)。

-各バンドが2曲ずつなのも面白いと思いましたね。

Victor:1バンドの2面性みたいなのがちゃんとでてるもんね。ひとつは激しめで、もうひとつは聴かせる重視みたいな。

AG:それ、どのバンドも同じこと考えてたよね。

-逆に自分たちのトラックのセレクトの理由を教えてもらえますか?

Ryo:パンチと世界観をいかに見せられるか、ですね。

-負けたくないなっていう思いみたいなのはありましたか?

一同:もちろん、そればっかりありました。

Victor:たぶんみんなそうだったからこそ、音源が届いたときに"うわ~、みんな必死だな"って思いました(笑)。曲から"負けたくねー!"っていうのが聞こえてきたもん(笑)。

-REDLINE自体、これからのシーンを担うバンドをフックアップしていくことを目的にした企画ですが、これまでの積み重ねも実績もあるこの企画に呼ばれたときの率直な感想を教えていただけますか?

AG:嬉しいし、楽しいし、わくわくしましたね。

Ryo:やらなきゃいけないっていうか、絶対に負けたくないし"殺す"みたいな(笑)。

一同:(爆笑)でたでた~!

Yosh:本性でたね。こわいよ~。

Ryo:ちょっとにじみでちゃった。ごめんね。

Victor:酒飲んでたらひっぱたいてるね(笑)。ツアー・ファイナルがLIQUIDROOMっていうのも楽しみだよね。7日間、仲は良いけどそれぞれ戦うし、もちろんディスカッションできるところはしていきたいし、レベルアップもすると思う。今から目に見えてわかるからすごい楽しみです。

Yosh:同じラウドとはいえ、それぞれ特徴的な部分がすごいある。リスペクトしあう部分もあったからこそ嬉しかったっていうのがあって。お互いの感覚が間違いなかったっていうのがわかってよかったですね。

Victor:なによりライヴ・バンドが集まったのがよかったよね。それでツアーを回るっていうのは沸々と燃えるものがあるよね。

-ちなみにこういうツアーを回るときに打ち上げとかでお互いアドバイスをしたりするんですか?

Victor:冗談交じりでもちゃんと言えるよね。

Yosh:お互いにリスペクトしあってるからこそかもね。

Victor:ただ仲良いやつに言われるのが1番へこむんだよね。メンバーに言われるよりもやだもん。

Yosh:俺、Ryoくんに言われるの1番嫌だ(笑)!

一同:(笑)

Yosh:すごい優しく気遣って言われたりして。"いや、いいんだけどさ......Yosh君今日2曲目でバテてたよね"みたいな(笑)。

一同:(爆笑)

AG:Yoshはすごいさらりと言いそう。

Yosh:言い過ぎる部分もあるから、お酒は止めようと思います(笑)!

-この4バンドで全国7箇所を回っていくことになりますが、楽しみにしていることや、これはやろうと思っている企み事などありますか?

Victor:楽しみなのはもちろん各バンドを観ることですね。

AG:それこそ4バンドでやるから、みんなでなんかできないかなって思ってます。俺らでしか作り上げられないものを魅せれたらなと思ってます。

Yosh:このツアーはお互いみんなストイックにバンドをやってる分、観るだけで吸収できるものがすごい多いと思うので。アルバムが作品っていうので終わりじゃなくて、みんなで"旅"をしてゴールのLIQUIDROOMでどういうパフォーマンスができるのかっていうのもひとつの目標ですね。

-ツアーのライヴでお互いにお客さんに観てほしいなっていうポイントはありますか?

Yosh:CRYSTAL LAKEはアルバムで「Rollin'」っていうカバー・アレンジをやってるんですよね。『RED LINE RIOT』での曲もやりつつ、今まで出してきた曲や、そういうルーツになっているカバーも聴いたりしたいですね。ルーツはどこになるのかっていうのは俺らの間でも話題になるし。客観的にみて"この曲をこの人が歌うとどうかな"とかも考えたりするんで。ちょっとやってほしいですね。

AG:たしかにカバー気になる。

-カバーで色を見せるのも面白いかもしれないですね。

Yosh:あ、あとアコースティック! これは見たい!

一同:見たい(笑)。

-Victorさんはどうですか?

Victor:サバプロが50本ツアーしてたんですよね。それ明けてからライヴを観るのがこのツアーからだから。当初から知ってるバンドだからこそ、どれくらい進化してるのか楽しみですね。

-Ryoさんは?

Ryo:僕はそれぞれのバンドが本当に世界観を持ってるので、それをどう表現していくのかが気になりますね。

-では最後にAGさん。

AG:僕が観て吸収したいのはみんなのライヴでの人間性。ここのバンドってもう歌がどうとか演奏がどうとかそういう次元じゃないと思うんですよ。そこらへんは練習すれば上手くなるし。でも、それを超えて伝わるものってあるし。でもそれって人間力だったりその人からでるパワーだと思うんですよね。たぶん初日よりも回を重ねるにつれてどんどんみんながみえてくると思うんで、それをすごくみたいですね。

-ありがとうございます。皆さんの言葉の端々からLIQUIDROOMに重点を置いてるように感じましたが?

Victor:4バンドで作り上げるイメージがありますね。

Yosh:正直な話、自分たちのバンドがLIQUIDROOMでやるってなったときに4バンドではやらないと思うんですよ。僕らだったらもっと多くのバンド数でやっちゃうと思うんです。でもそれをこの4バンドで豪華にできるっていうのは楽しさとともに、そこまで詰めなきゃいけないっていう責任感もありますよね。

-LIQUIDROOMってやっぱり特別なハコっていう感覚ありますか?

Victor:憧れのバンドがそこでやってきてますからね。自分のバンドはやったことがないので。

Yosh:僕はREDLINEで、ですね。

-では、ツアーでのライヴに向けた意気込みをそれぞれお願い致します。

AG:4バンドでアルバムを出してツアーを回るっていうのは初めてで、最後までみんなでどういう景色がつくれるかっていう挑戦でもあると思うから。これをスタートとしてここからなにか新しいものを見出していきたいなと思ってます。

Ryo:"殺す"っていうのはもちろんなんですけど......(笑)。4バンドでいいツアーを作りたいですね。今まで培ったものをどう広げていけるかっていうのも楽しみです。

Victor:まあ、"殺す"っていうのはありますけど......(笑)。もちろんステージ上ではナンバー・ワンになりたいですし、やることはやって、もちろん楽しむところは楽しんで。北海道から恵比寿までやって、そのツアーが終わってからも繋げられるものを4バンドでつくっていきたいですね。とりあえずは全力で楽しみます。

Yosh:僕らが大切にしているラウドっていうものをこの4バンドなら絶対にみせられると思うので。期待に答えられるように。それを見せつけて、あとはぶっ殺します!

一同:(爆笑)