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INTERVIEW

CRYSTAL LAKE

2014.07.17UPDATE

2014年07月号掲載

CRYSTAL LAKE

Member:Ryo (Vo) Shinya (Gt)

Interviewer:村岡 俊介(DJ ムラオカ)

-まず2002年に結成ということでだいぶ遡りますが、バンド結成の経緯を教えていただけますか?

Shinya:だいぶ昔ですね(笑)。そうですね......。

Ryo:メンバー募集のところから(笑)?

Shinya:そこからだね(笑)。自分は長野出身で、大学で東京に出てきてサークルに入ってたんですけど、つまらないなと思って辞めて、友達がバンドを組ん他でライヴやってたので、自分もやりたいなと思ってメン募を出したんです。

-当時で言うとライヴハウスの張り紙かなんかですか?

Shinya:張り紙は1枚もなかったですね。雑誌に出しました。DOLLってご存知ですよね?パンク雑誌なんですけど(笑)。そこに出したんですけど、自分のやつが載って、周りの色が違いすぎて逆に目立ってました(笑)。それで電話がかかってきたのが今のギターのYudaiで、そこから始まった感じですね。

-サークルは軽音ですか?

Shinya:はい、でもコピーが多かったんで、それで文化祭とか学園祭で盛り上がったりしてて、最初は楽しかったんですけど、ライヴハウスでやってみたいなと思って。ただそれぐらいのきっかけです。

-地元にいる時もバンドはやってたんですか?

Shinya:いや、やってないです。地元にいる時は1人でGREEN DAYのコピーとかしてただけです(笑)。最初は別にバンド組もうとか思ってなかったですね。大学でコピー・バンドをやったんですけど、人と音を合わせるのはそこが初めてだったんですよ。地元ではCD流してそれに合わせて弾くしかできなかったけど、生のドラムとベースとギター・ヴォーカルと合わせるのはそこが初めてだったんです。楽しいなって思ってたら段々コピーではつまらなくなってきて......。

-ちなみに軽音サークルからすぐにCRYSTAL LAKEを始めたということは本格的なバンド活動はCRYSTAL LAKEが初めてですか?

Shinya:自分は初めてですね。他のメンバーは分からないですけど、正直そういうところあんまり話したことがなくて(笑)。

-それは意外ですね。ちなみにCRYSTAL LAKEというバンド名はいつからですか?

Shinya:前のラインナップの時で、前任のヴォーカルが1番最後に入ったんですけど、その時ぐらいからだったと思います。

-結成が2002年ということですね。 その後の経緯も教えてもらえますか?

Shinya:はい、それで結成して、2003年に入ってすぐに前任のヴォーカルが入ったんですけど、彼が当時SNSで韓国のレーベルの子と知り合いで、彼が入って3回目くらいのライヴで韓国へ行ったんです(笑)。そしてその年にデモを出して、海外のバンドとツアーする機会もあったりして。

-2005年にはALLIANCE TRAXから3WaySplitをリリースしていますね。これは全国流通としては初ですか?

Shinya:そうですね、RISENとUNBOYというバンドとのスプリットでした。リリースしたんですけど、ツアーは特にしなくて。それを経て2006年にImperial Recordsから『Dimension』ってアルバムを出して、それで初めて自分たちが冠の全国ツアーをしました。だけど正直かなり厳しいツアーで(苦笑)。"CRYSTAL LAKEって誰?"みたいな......。東京では当時名前を知ってもらう機会は多かったんですけど、東京から離れた地方だと、名前は知ってるけどどんなバンドかは知らないって感じで。正直なめてたかもしれないです。流通に乗せればいろんな人の手に届くだろうなって思ってました。ただ自分たちは曲作ってライヴしてればCDは売れるんだろうと思ってました。今思うと甘かったですね(笑)。

-その前後ではIndependence-D 2006、Metal Presentation 2007への出演で数多くの海外バンドと共演していますね。海外バンドとの共演はこの頃からでしょうか?

Shinya:2003年に『Freewill』ってシングルを出した時にオーストラリアのDAY OF CONTEMPTってバンドと5公演回って、それが初めての海外バンドとの共演ですね。ツアーだとDAY OF CONTEMPTが初めてで、あとは単発でのサポートが多かったです。

-CRYSTAL LAKEは海外のバンドと共演する機会が多いバンドですよね。海外のバンドとの共演で勉強になる部分はありますか?

Shinya:ありますね。昔と今では感じることは色々変わってきましたけど、最初はファン目線というか憧れがあって。実際音源を聴いてて、一緒にライヴやる時"あぁ、やっぱ音すごい!"って音作りをずっと見てたりしてたんですけど、いろいろ経験していくにつれ、ステージングだったり、ライヴ運びがこうやればスムーズなんだなとか、そういうことを感じることが増えてきました。勉強することは多いですね。

Ryo:自分も同じ感じで、最初は憧れの目で見てたんですけど、ツアーなんかで一緒にやっていくと、例えばライヴの前のモチベーションの上げ方だったり、ライヴの運び方、パフォーマンスなんかを見れてかなり勉強にはなりましたね。