Zephyren代表GEN氏 × MY FIRST STORY| 激ロック インタビュー

2018.12.10UPDATE

2018年12月号掲載

MY FIRST STORY

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MY FIRST STORY：Hiro（Vo） Teru（Gt） Nob（Ba） Kid'z（Dr）
Zephyren：GEN（代表）
インタビュアー：米沢彰　Photo by 結城さやか

あの景色を自分たちのお客さんだけで埋められるのは光栄なことですね（Teru）

－そして、今年は夏より2年ぶりのワンマン・ツアーを回り、年明けのファイナルは横浜アリーナ2デイズとこれまでにない規模でのツアーを行っている最中ですが、ここまで回ってきて手応えはいかがですか？

Teru：期間は長いけど本数が少ないので、ツアーというより一本一本イベントをやっている感じがしています。

－各公演で印象的だったことはありますか？

Hiro：この間の仙台がホール史上で一番良かったかな。セットリストも、僕らのテンションも、お客さんのノリも一番良かったと思えるのが仙台でした。ライヴハウスに慣れているので、ホールでのライヴは僕らも気を遣う部分があって。でもホールにも慣れてきて、やりたかったこともできたなと。

Teru：徐々に良くなっていった感じですね。

Nob：ライヴハウスだとすぐ目の前にお客さんがいるんですけど、ホールだとそうじゃないので、勝手がわからないんですよ。イヤモニをしていて反応がまったく聞こえないので、盛り上がっているのかよくわからないところもあって。"冷たいな"って錯覚しちゃうときもあります。イヤモニを外してみたらすごいお客さんの声が出てるなって思いました。そういうこともあってつまずきそうな部分もあったんですけど、だんだん慣れてきたので、来週の名古屋もいい感じになるんじゃないかなと期待しています。

－横浜アリーナは以前に"『新宿スワンⅡ』スペシャルライブ～SSⅡSL～"でUVERworld、MAN WITH A MISSIONとともに出演したステージですね。出演したときの思い出などはありますでしょうか？

Teru：とにかくでかいなっていう印象です、横も広いし奥もすごいし。"やりたいな"って言っていたら2日間も......（笑）。あの景色を自分たちのお客さんだけで埋められるのは光栄なことですね。

－2016年には47都道府県ツアー"We're Just Waiting 4 You Tour 2016"の集大成としてファイナルを日本武道館で、2017年にはツーマン・ツアー[MY FIRST STORY "MMA" TOUR 2017]のファイナルとしてワンマン公演を幕張メッセで行ってきましたが、やはりファイナル公演には思い入れがありますか？

Hiro：一番制作費もかかってますし、そこに対しての費用対効果を出すのが僕らの仕事だと思っています。今までやってきたことの集大成がツアー・ファイナルだと思うので、いったんの締めくくりというか。"これが終われば休めるぞ"という感じもありますけど（笑）。

Kid'z：横浜アリーナ公演は、正直不安もあるんですよね。会場の規模、関わっている人数、演出も多いと思うので、緊張しすぎないようにコントロールしたいです。ひとりのアーティストとして成長できる場面なので、そういう場を設けてもらったことは幸せですし、頑張りたいと思います。

Teru：ファイナルはファイナルらしくきれいに締めくくれたらなと思っています。今年は残り名古屋の1本しかないんですけど、ファイナルに向けて期間があるので、ギリギリまで詰めて、重点的に話し合って頑張っていかないとな、と。

Nob：ファイナルは初めての会場が多いので、下手に構えてはいないです。構えすぎると逆に不安になるかなって今は言えるんですけど、ギリギリになったら夏休みの宿題みたいに超焦ると思います（笑）。みんなもそんな感覚があるんじゃないかな？自然体でやるのが一番良くなると考えていて、最近はそういうスタンスでやっています。

－武道館公演、幕張メッセ公演を振り返ってみてそれぞれどんなステージでしたか？

Kid'z：武道館は緊張しすぎて覚えてないですね。

Nob：前々日とか不安になりすぎて、とりあえず集まって下北沢を散歩してました（笑）。

Teru：でも幕張は、今のスタンスでリラックスしてできましたね。