COLUMN
G-FREAK FACTORY 打たれる出た釘・打たれない出すぎた釘 第十五回
群馬という土地にこだわって活動を続けてきました。それはG-FREAK FACTORY結成当初から、自然と必要以上に意識してきました。その根源はアメリカで喰らったローカリズムです。しかし、ある頃からこの拘りが間違っているんじゃないかと疑うような時期がありました。きっとウマくいってなかった時だったと思います。思えば地元を離れるチャンスは何度も直面しましたが、気がつけばその都度、ローカルに留まる選択をしてきました。そして、この選択が間違ってなかったと思いたくて、いや、心から思えるようになるまで......未だに走っています。
長い梅雨が明けていきなりの猛暑。皆様はこの狂ってきた時間を、どう工夫してお過ごしでしょうか？俺は山人音楽祭に向けて猛進してます。思えば、天災などの影響によって、フェスは開催できるだけである意味で半分は成功だとせざるを得ない昨今で、昔から比べて仲間のバンドマンが自身の主催フェスを始めるようになりました。京都大作戦から学ぶ「倍返しの極み」に始まり、DPFが意識したという「ライブハウスへの敬意」、SAKAI MEETINGが向かう「前代未聞の事実」、マスコロから感じる「継続の力」。ECHOESが教えてくれた「一流の拘り」、BLAZE UP NAGASAKIが意地の正解とした「ローカリズム表現」。ポル超が描く「季節の風物詩」。オニオンロックが届けた「DIYの精神」もちろん言うまでもなく同郷のGBGBが表す「先輩の方法」、そしてニューアコが魅せる「会場全体からのメッセージ」等々。書ききれないほど周りの仲間が多くのフェスに誘ってくれて感じさせてくれました。バンドマン主催だけでなく、多くのフェスが仲間になって、ローカルにしっかりと根を張ってと。これは10年前には想像すらできなかった事です。
群馬ロックフェスで3回、山人音楽祭に変わってから3回。楽しみと不安を抱えながら迎える新境地。まだ、誰も見ていない4回目の開催。群馬で開催する事が簡単ではない事は百も承知です。ただ、日本のアフリカという異名を持つこの場所に疑問を抱いてた俺自身も、このフェス活動を通して多くの優しさを知って、心の底から群馬って胸を張っていい場所なんだなって思えるようになってきました。町興しのためにやってるのものでは全くありませんが、結果、そのようなものになってくれたら本当に嬉しいです。群馬に頑張って来てくれる人も、もちろん地元の人にも今より少しでも群馬を好きになって欲しい一心で これしかない を こんなにある に変えたくてやり続けてます。山があって、人がいて、地元の仲間がいて、極上の音楽があって......たまらない2日間を ゆっくり、しっかり 一緒に着色しながら楽しんで欲しいと思ってます。9月は群馬で、前橋で、山人で皆をお待ちしてます。今年もまた 去年よりもっと好きになれますように を。 PEACE & YAH-MAN
EVENT INFORMATION
"山人音楽祭 2019"
9月21日（土）、22日（日）ヤマダグリーンドーム前橋
OPEN 9:30 / START 11:00
【出演アーティスト】
■9月21日（土）
Ivy to Fraudulent Game / 石崎ひゅーい / 打首獄門同好会 / ザ・クロマニヨンズ / サンボマスター / G-FREAK FACTORY / 四星球 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / 竹原ピストル / DJダイノジ / NAIKA MC / NakamuraEmi / NAMBA69 / ハルカミライ / HAWAIIAN6 / フラワーカンパニーズ / HEY-SMITH / 夜の本気ダンス / locofrank
■9月22日（日）
ACIDMAN / Age Factory / ENTH / OAU / OVER ARM THROW / Creepy Nuts / Survive Said The Prophet / G-FREAK FACTORY / SiM / SHANK / ストレイテナー / Spinna B-ILL / 高木ブー / 10-FEET / FOMARE / ヤバイTシャツ屋さん / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS / ROTTENGRAFFTY
［チケット］
1日券 ￥8,000 / 駐車場付1日券 ￥9,000 / 2日券 ￥15,000 / 駐車場付2日券 ￥17,000
※小学生以下のお子様は、保護者1名の同伴があれば無料で入場可能
■一般発売中
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