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INTERVIEW

オメでたい頭でなにより

2017.01.01UPDATE

2017年01月号掲載

オメでたい頭でなにより

メンバー:赤飯(Vo) ぽにきんぐだむ(Gt/Vo) mao(Ba) ミト充(Dr)

インタビュアー:吉羽 さおり

-その説得力は大事ですね。アレンジはかなり徹底しているんですか。

ぽにきんぐだむ:曲を作るブレーンが324(Gt)で、基本的にそいつが曲を上げてきて。

赤飯:まずこのバンドでは曲のテーマを決めるんです。たいがいファミレスで話すんですけど、3時間くらい粘って。

ぽにきんぐだむ:最近はタイトルから決めることが多いかな。

赤飯:例えば、前のアルバム『オメでたい頭でなによりです!』(2016年8月より頒布開始)だと、盆踊りの曲が欲しいよねってところから始まって。

mao:あれは、"オー、ボーン"って言いたいってところからじゃない?

赤飯:そうだ。そこから盆踊りにいって、盆踊りといえば"死霊の盆踊り"(1965年公開)ってサブカル映画があるよねっていう話になって。"そういえば俺、左足に生霊がついてるんだよね"、"じゃあ「生霊の盆踊り」にしよう"って。

-ついてるんだよねって、軽く(笑)。

赤飯:実話です(笑)。そういうのを絡めたりとか。

ミト充:今回の"SHOW-GUTS"(Track.1)=お正月も、日本のオメでたいことだからね。

ぽにきんぐだむ:ダブルA面のもう1曲「ダルマさんは転ばないっ」(Track.2)は"曲中に「ダルマさんは転ばない」で遊びたいよね"から始まって。

赤飯:ブレイクダウンで"ダルマさんが転んだ"をやるっていう。

ぽにきんぐだむ:音が止まるんです。

ミト充:そのさじ加減が、ドラムの俺に委ねられるという(笑)。(※現在はヴォーカルのブレスきっかけにバージョン・アップ)

ぽにきんぐだむ:そういう遊びをライヴの随所に組み込んでいるんですけど。トータルで見て、日本の面白い遊びとか、そういうところを突き詰めていこうっていう。

赤飯:「SHOW-GUTS」には、"二礼二拍手一礼ブレイクダウン"もある。お参りに行ったとき、そういえばあれどうやるんだっけ? っていうのが僕もあって、この曲を聴けば覚えられるぜっていう。

-曲中のハンドクラップが柏手を打ってる感じなのはそういうことですね。

赤飯:そうです。

ぽにきんぐだむ:あとはお寿司の曲もあります。

赤飯:『オメでたい頭でなによりです!』に収録されていてる曲で、「wosushi~ウォールオブ寿司~」という曲が今一番、ライヴで盛り上がるんですけど。ウォール・オブ・デスといえば、フロアが左右に分かれてぶつかり合うじゃないですか。そこでうちらなりの、オメでたいウォール・オブ・デスってなんかないかなとツアー中に車で話していたとき、"ぶつかって形になるもの......ネタとシャリ、寿司だな!"って。上手をシャリ、下手をネタ、一緒になって寿司っていう。2サビが終わったあとには、みんなお寿司になって回転寿司、サークル・モッシュです。

-ネタ出しの時点で盛り上がりそうですね。

ぽにきんぐだむ:フロアで何ができるか、曲中に何ができるかっていうところから曲を作ってるんですよね。ただ、それぞれの曲に裏テーマもあるんです。感謝とかね。

赤飯:ただふざけているんじゃなくて、ちゃんと歌詞を読んだら、これが言いたかったんだねと伝わるものを埋め込んである。

mao:ふざけてるだけじゃないというのは、伝えたいですね(笑)。

赤飯:モッシュって身体をぶつけ合うじゃないですか。僕は、思いやりのぶつけ合いだと思っていて。感情のままにぶつかったら、怪我もしちゃうし、不快に思う人も出てくるけど。「wosushi~ウォールオブ寿司~」でも"思いやりのぶつけ合いだ"っていうのは、歌詞で言っているんです。