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INTERVIEW

Fear, and Loathing in Las Vegas

2014.01.14UPDATE

2014年01月号掲載

Fear, and Loathing in Las Vegas

メンバー:Sxun (Gt) So (Clean Vo/Prog) Tomonori (Dr)

インタビュアー:ムラオカ

-今作の前に大ボリュームのDVD作品『The Animals in Screen』を6月にリリースしましたね。その中で新曲「Step of Terror」がMVという形で収録されていました。新曲が先にMVとして収録されるというのは非常に珍しいですね。どういった経緯でこういう形でのお披露目となったのでしょうか?

Sxun:初めての映像作品ですが、収録されているセットリストは全て既存曲だったということと、リリース未定の新曲があったのでこのタイミングで合わせて出すのがいいのではというマネージャーからの提案のもとでそうなりました。個人的にも「Step of Terror」を早くみんなに聴いて欲しい気持ちもあったのでとてもいい案だっだと思っています。

-9月にMashu君が脱退した件は避けて通れないことと思いますが、ずっとMashu君を含む不動の6人体制で活動してきただけに、Mashu君が脱退となった時に1番ずっしりと応えたのはメンバー5人自身だったと想像しますがいかがでしたでしょうか?

So:これまでツアーやスタジオなど、いつでも一緒に活動して来たMashuから"辞めたい"という言葉を聞いたときにはキツいものがありました。これまでしっかりとメンバーと向き合ってこなかった自分にも、Mashuにも腹が立ったし、悲しい気持ちが大きく膨らみました。これから進みたい道が僕らとMashuでは違うということに気づけた時に前向きなメンバー・チェンジに気持ちが向かっていったと思います。

Sxun:確かにまさか自分たちのバンドのメンバーを変えるような事態が起こるとは思っても見ませんでした。ただ、元々オリジナル・メンバーで続けて行きたいというスタンスでやっていましたが、それは音楽やバンドに対する同じ気持ちがあることが前提なので、お互いにとって1番良い選択だったと思います。

Tomonori:もちろん僕たちも向き合ってぶつかってきたメンバーがバンドを脱退するという結果になってしまいつらい想いをしました。でも1番堪えたものはやはりこういった結果になってしまったことをファンのみなさんにお伝えすることでした。僕たちは自信をもってこれがベストだと今は言えますが、当時はそれを発表すること自体には恐怖や苦悩もありました。

-分かりました。その後新しくベーシストとしてKei君が加入しましたが、彼はMashu君のベースの講師でありTomonori君の友達であるそうですが、Kei君を新メンバーに選んだ経緯を詳しく教えていただけますか?

Sxun:最初に新しいベーシストとしてKeiを選んだのはTomonoriです。俺らも面識があったし、Tomonoriと合う人がパート的にも適任だと思いました。状況として余裕はあまりなかったけど、すぐに会ってたくさん話したりスタジオに入ったりする中で人間性や音楽に対する強くて熱い気持ちを感じたので、俺もKeiが入ってくれたらいいなと思うようになって後はKeiが引き受けてくれるかどうか、みたいな感じの流れでした。

Tomonori:1度、休止という形もとらざるを得ないかもしれない状況に陥ったのですが、そういった状況には絶対にしたくなかったという想いはメンバー5人に強くありました。なので僕が昔から知っていたKeiに事情を話し、忙しい中一緒にリハーサルやメンバーとのコミュニケーションを重ねてもらって、Keiを含む6人全員が一緒の道を歩むということを決意したことで、本加入という形になりました。ラスベガスとしては、技術や才能よりも、人間性や努力というものを非常に大事にしています。そのことも含め、急な願いを聞いてもらって僕たちと同じ道を歩むことを選んでくれたKeiには感謝しています。

-メンバー・チェンジ後には、The BONEZ を迎えたCLUB CITTA'川崎から始まり、BOOM BOOM SATELLITESを迎えたZepp DiverCity Tokyoまで計11本の「2Man Shows Tour 2013」を行いましたが、ジャンルにこだわらない様々なアーティストたちとの共演でしたね。このツアーでバンドが得たものは計り知れないと想像しますが、実際にはいかがでしたか?詳しく教えていただければと思います。

So:様々なアーティストと共演できたことは本当に良かったです。毎回驚きもあり、勉強させてもらうことが多かったです。盛り上げ方や演奏に対する姿勢などなど今まで知らなかった感覚を味わわせて頂きました。あとは、これだけ振り幅のあるアーティストとの共演が出来るというのは強みだと感じたので、"ラスベガスならこの対バンも納得"と皆さんに思ってもらえるようなバンドでありたいとも思いました。

Sxun:いろんな音楽の形やライヴがあるんだなっていうのを目の当たりにしました。実際に一緒にやってみないと分からない感覚もあるし同じ会場をどういう景色に変えるのかみたいな部分はとてもいい勉強になりました。そんな日々の中で改めて自分たちのスタンスを再確認したり、より一層ラスベガスのライヴに対する軸が定まった期間でもありました。

Tomonori:まず終わってみて率直な感想としては、自分たちは本当にまだまだ実力不足だと感じました。自分たちに足りないものを持ったアーティストとの共演をして、本当にいろいろなことを勉強させて頂きました。単純な演奏力であったり、ライヴを観に来てくれている方の心をつかむ言葉、自分たちに足りないものをたくさん見させて頂きました。それと同時に自分たちの音楽としての核はやはりこれだな、という考えもより確信に近づいたツアーになりました。