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2020.11.05 18:10 | アーティストニュース
a crowd of rebellion、高井佑典(Ba)が来年2月をもって脱退
a crowd of rebellionの高井佑典(Ba)が、来年2月をもって脱退することが公式サイトで発表された。
アナウンスでは、本人による脱退の意思を受けメンバー、スタッフ内で協議を重ねた結果、その意思を尊重することにした前向きな結果であることが説明されている。また、バンドは今後も活動を続けるという。
高井本人とメンバー4人からのコメントは以下の通り。
■高井佑典コメント
高井です。
僕は来年2月をもちまして、
a crowd of rebellionを脱退します。
理由は、自分のバンド活動への熱量を高いレベルで保ち続ける状態が難しくなり、
この様な中途半端な気持ちで、バンドにプラスのエネルギーを持ち込めない状態でメンバー4人、スタッフと進んでいくのは違うなと思い、脱退の意向を伝えました。
僕の現状を理解して受け入れてくれたメンバー、スタッフに感謝します。
13年間。後悔と歓喜の間を何度も浮き沈みしながら駆け抜けてきました。
何度も「辛い...もう辞めたい...」と思いました。何度も「続けてきて良かった...」と思いました。
それでも今日まで続けてこれた事は幸せだと思ってます。
僕はバンドを離れますが、また違う生活の中で自分の幸せを求めていこうと思います。
死ぬまで自分の幸せを追い求めて生きていこうと思います。
13年間。自分なりの全力で駆け抜けてきました。
バンドに捧げてきた事に悔いは何もありません。やってきて本当に良かったと思ってます。
こんな自分に関わって下さった皆様大変お世話になりました。そして色々とご迷惑もおかけしました。
そして応援してくれる皆さんありがとうございました。皆さんの声が無ければここまで続けて来れなかったと思います。本当に感謝してます。
僕が脱退した後の4人がまた一層飛躍、活躍する事を心から願い、そして応援します。
最後の瞬間まで、よろしくお願いします。
高井 佑典
■宮田大作コメント
急な発表になってしまい驚いている方も沢山いると思いますが、来年の2月で高井が脱退することになりました。
結成から13年間一緒にがむしゃらに走ってきたあいつが来年の2月を最期にもう一緒に走らなくなります。
同じ場所を目指して隣で必死に走ってた奴が同じ場所を目指すことを止めます。
LIVEでも何度も言ってきた通り、当たり前は無い。
当たり前は当たり前に無くなる、そういう世界に生きていると思っています。
だから高井の現状も、続けることが困難なことも、違う道に走り出すことも理解できています。
でも、それでもどうにかして、と考えてしまう自分もいるのが正直な所です。
今は思いの丈をいくらでも書き殴れます、思い出だっていくらでも。きっとどれだけ書いても13年は文字じゃ書ききれない。
とても寂しいよ
けど、高井自身が何度も考え悩み苦しんで決めた道。いつだって応援する。
どうか皆も最後まで高井のベースを弾く姿見ててやってください。
そして違う道に進む高井の未来も俺達と共に応援してあげてください。
13年間ありがとう。
最後まで宜しく。
宮田大作
■小林亮輔コメント
受け入れたと言っても正直今でも嫌です。
高井さんが、凄く大好きな人がバンドから居なくなることを今でも想像できずにいます。
どんなに大変な時も率先して狼狽えずに静かにみんなをどっしりと支えてくれた彼に対して労いの気持ち、尊敬、感謝の気持ちと嫌だ離れたくないって言う我儘な気持ちがぐちゃぐちゃに交錯しっぱなしで素直にありがとうと一言で済ませられなくて申し訳ないです。
俺の心が完全に折れていた時期、出先でパニックで過呼吸になってしまった時、優しく「飯でも食うか」と食べさせてくれた焼肉の味は今でも忘れません。
10年以上一緒にいて沢山迷惑をかけました。
嫌な役も沢山引き受けてくれました。
沢山気を遣ってくれました。
なのに決して嫌な素振りは俺には見せない人でした。
そんな人だから今回この話を俺達に伝えるのは凄く勇気がいったと思います。
今生の別れではないにせよ、まだメンバーとして恩返し出来てないこと、これから先まだまだ楽しい景色を一緒に見たかったのに見られないこと集まって笑い合う事や一緒に頭を抱える事が出来なくなる事が悔しくて寂しくて堪りません。
でも大好きな人だからこそ彼の選んだ選択は尊重したいし、これからの幸せを祈ろうと思います。離れていても高井さんに届くように精一杯これからも歌います。
高井さんがいてくれた事実を大切に携えて絶対に止まらずに進みます。
これ以上書くともうキリが無いのでここで終わります。余りにも思い出が多すぎる。
あとは音で伝えます。
いつものあの声のトーンで「大丈夫?明日Nex:usやれる?やめとく?」って心配されないように頑張るわ、高井さん。本当ガキの頃からありがとう。最後までよろしく。
小林亮輔
■丸山漠コメント
a crowd of rebellionの創始者である高井さんがこの度、脱退することになりました。
ベーシストという面だけでなく、バンドのマネージメント、メンバーのケアという部分でもとんでもなく活躍してくれて、感謝してもしきれません。
高井さんがたくさん悩んで選んだ新たな道、受け入れて今後の幸せを願うよ!
高井さんも俺らの進む道、応援していてくれ!
まだ2月まではあるけど、一旦言います。
本当にお疲れ様。ありがとうございました!
丸山漠
■近藤岳コメント
高井さんがバンドを脱退します。
自分がこのバンドに加入した当初、高井さんはすげー怖い人だって思ってたけど、打ち解けてみれば雰囲気というかなんとなく波長みたいなものが同じ人でした。メンバーの中じゃ一番付き合い短いけど、ライブ中はここはアイコンタクトだろっていうところは何も言わずとも合わせられたし、リズム隊としてはこれ以上ないくらいカチッとハマってたと思います。
彼はいつだってバンドのこと考えて、たまに変なこと言って、ガンダムの話になると熱くなって、ツボに入ると変な笑いが止まらなくなって、しれっと事務的なこと全部やってくれて、たまに無茶な移動してやめときゃよかったなんて言ってくる人で、そんな高井さんと、メンバーと辛くてももうちょっと頑張ろう、もうちょっと頑張ろうって苦楽を共にしてきました。
高井さんから今回の話があった時、もちろん残念な気持ちはあったけど、自分としてはすんなり受け入れられたというか、高井さんが悩んで悩んで決めたことならば、それを応援したいと素直に思いました。
自分たちはもうちょっと頑張ってみるので、高井さんは高井さんでこれからの人生を最高のものしてください。心から応援してます!
近藤岳