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INTERVIEW

a crowd of rebellion

2015.03.04UPDATE

2015年03月号掲載

a crowd of rebellion

Member:宮田 大作 (Vo) 小林 亮輔 (Vo/Gt) 丸山 漠 (Gt) 高井 佑典 (Ba)

Interviewer:荒金 良介

-今回メジャー・デビューになりますね。2012年にデビュー・ミニ・アルバム『Hydrangea』発表以降、これまでの3年はどんな期間でした?

宮田:自分たちの好きなことだけをやってきました。その中でみんながいいと言ってくれて、バンドの規模が大きくなった3年間だと思います。

高井:みんなに認めてもらえたのは嬉しかったですね。『Hydrangea』を出す前は不安だったけど、作品を出すたびに多くの人の手に渡ってる実感があったから。

-デビュー作以降、毎年音源を出してますが、このペースは大変じゃないですか?

宮田:自分たちでは遅いと思ってるぐらいなんですね。勝手に追い込んでいくタイプだから(笑)。

-これまで"激ロックTOUR"にも参加してますが、そこで何か得たものは?

高井:3回連続で出させてもらって、外国人はスケールが大きいなと思ったり友達バンドとも対バンできたし、楽しかったですね。

小林:国外のバンドを観るのは、プレイ面ですごく勉強になりました。それを最初に知ったイベントですね。"激ロックTOUR"に出る前は夢のまた夢だったし、僕らは田舎バンドなので見聞が広がりました。

-遡って訊きたいんですが、2007年に結成したときはどんな音楽に影響を受けて始めようと?

宮田:当時はFACTですね。あと、STORY OF THE YEAR、Pay money To my Painに憧れてましたね。

-FACTはどこが魅力でした?

丸山:ヘンなところ(笑)!

宮田:今まで聴いてきた音楽と違うぞって。

高井:インディーズ時代の緑のアルバム(『Never Turn Out the Light to Keep Myself』)は変拍子まみれで斬新でしたね。

-そこはa crowd of rebellionの音楽性にも通じますね。まっすぐな音よりも、驚きやフックを散りばめたものに惹かれる?

宮田:聴く人がおっ?と思う音楽を作りたいですね。それは1曲1曲に関して考えてます。

-それ以降、音楽に対する考え方に変化は?

高井:結成から音源出すまでに5年かかってるし、メンバー・チェンジしているので、やりたい音楽の幅は広がりました。そのころは誰かみたいになりたかったけど、その期間で自分たちらしさが確立し始めたのかなと。『Hydrangea』から小林(Vo/Gt)がサビを歌うようになったし、それ以前は全部宮田が歌ってましたからね。

丸山:歌にメリハリがついて、俺らのスタイルが見えました。

-ツイン・ヴォーカル体制がしっかり整うようになったと?

宮田:そこが明確に分かれたからこそ、よりまとめるようになったんですよ。ひとりで歌ってると、あっちこっちにいっちゃって、難しくて。小林が歌うことで、1曲の中で住み分けができるようになったから。

-ひとりひとりの役割分担が明確になったんですね。

宮田:そうですね。それ以前は自分たちがかっこいいと思うことを闇雲にやってましたからね。

-『Hydrangea』は洋楽色の強いメタルコアな作風でしたね。

丸山:そうですね。でも飽き性なんですよね。だから、いろんなものに手を出したくなって。今後もメタルコアだけじゃ飽きたらず、かっこいいものをどんどん取り入れたい。